皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌹
今夏7月のおとがたり北海道ツアー旅日記、いよいよ最後の公演地です。「故郷北国の港町、函館 編」を!
< 室蘭から函館へ >
きれいな花は、札幌で頂いた花束。小樽のホテルでも飾り、一緒に電車の旅を続けて、函館まで参ります。
| 室蘭公演が終わって。内海湾を眺めながら、函館へ向かいます。
室蘭、東室蘭で乗り換え。列車でめぐる内海湾は曇り空でしたが、ときおり雲間から日がさせば、海面に雲を映してキラキラと光ります。
洞爺湖(温泉)、長万部(かにめし)、八雲(ホタテ)、森(いか飯)、大沼(白鳥が飛来します)、七飯 (リンゴ農園)、五稜郭(いさりび鉄道)、そして… 終着、函館駅。
<函館市民会館小ホール :おとがたり 朗読とヴァイオリン 朗読公演>
<リハーサル風景>
<函館市民会館小ホール。たくさんのお客様でお迎え頂きました>
| おとがたり北海道ツアー 24'、最後は函館公演です。
2020年『啄木といふ奴』A GUY CALLED TAKUBOKU/函館芸術ホール 地下リハーサル室
2022年『濹東綺譚 ~玉ノ井夜想 大江匡とお雪』永井荷風 /函館市民会館小ホール
<美しい花々に感謝!>
| 函館というと、ラッキーピエロ!美味しい美味しい、ハンバーガーで地元民のみならず、全国から食べに来られるお店です。会長の王一郎様、社長の王未来さん、ありがとうございました!…とっても可愛らしくて、センスに溢れる大きな花束を頂きました。飛行機で持って帰りたかったのですが、流石に大きいので、函館の自宅へ飾ってもらいました。そして平方さま、自宅の玄関に飾らせて頂きました。
<王一郎さま、王未来さま、ありがとうございました>
<平方さま、鮮やかで印象的なお花を、ありがとうございました>
<美しい花々に感謝!>
| 函館は私の故郷です。本公演も、色々なたくさんの方々のご協力のもとに公演がなされました。早い時期からの企画準備から、告知、当日の受付まで。大変お世話になりました。ここで、個人名をブログで列記することは控えますが、心より感謝を申し上げます。これを忘れずに、朗読に打ち込みますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
| 追記:この日は 7月7日、七夕の日でした。子どもの頃、提灯を持って各家を訪ねまわり、ろうそくや駄菓子を貰った風習がありました。三尺帯をしめた弟と一緒に、街を歩きました。「竹に短冊七夕まつり、大いに祝おう、ろうそく一本頂戴な…」今はもう、懐かしい昔の話です。
長浜奈津子拝
最後までお読み頂きましてありがとうございました
公演詳細
演目「桜の森の満開の下」坂口安吾
【函館】7月7日(日)
<無頼派・坂口安吾について>
骨太・硬派と呼ばれる、坂口安吾の筆で書き描かれた朱玉作品「桜の森の満開の下」と共に札幌・小樽・室蘭・函館を訪ねます。
2022年、坂口安吾の傑作『夜長姫と耳男』を、北国の小樽市文学館と札幌の俊カフェで上演しました。残酷で美しい夜長姫と、鬼となり一心不乱に仕事に打ち込む、耳男。物語の初めから最後まで、熱の途絶えることのなく、衝撃的で静かな最後の場面を皆様と共に迎えました。
2024年は、山賊の男と、妖しく美しい残酷な女の幻想的な怪奇物語。坂口安吾の傑作短編小説『桜の森の満開の下』を上演致します。坂口安吾、必聴の幻想小説
「桜の森の満開の下」~あらすじ~
桜の森は、恐ろしい。満開の桜の木の下を通ったものは皆、気が狂うという。鈴鹿峠には山賊が棲み、山のすべてを我が物としていた。ある日、山賊はいつものように都からの旅人を襲って、身ぐるみ剥がして殺し、美しい女を家に連れ帰り、女房にした。わがままで冷酷な女。「美」という魔術。やがて都へ戻ると、女は男に命じて切り落とした都の人々の
首で、遊び耽る。都の暮らしに馴染めない男はやがて、懐かしい山へ帰りたいと考えた。はらはらと舞いあふれる桜の花びら、夢にまでみた桜の森の満開の下、男の孤独が深まってゆき、やがて…。1947(昭和22)年5月15日初出
<長浜奈津子> 長浜奈津子 公式サイト 芝居・歌・朗読
<喜多直毅> https://www.naoki-kita.com