ドラちゃんとbodenのお部屋

このお部屋は愛するドラちゃんと歌好きなboden
2019年より看護師として働き始めました♪

誕生

2023年08月19日 21時44分05秒 | Weblog
8/18 AM11:40 2868g 
女の子誕生👶



8/16(40週0日突破)
今日は健診日。のんびり屋さんなのか、全く出てくる気配なし。先生から、今度の月曜日に計画入院し、分娩誘発しちゃいましょう☺️と。
その夜、いつもより水っぽいおりものが数回出てくる。まさか?破水?
22時夜間救急外来にて確認してもらうも、破水ではないかなぁと。
ホッとし帰宅。

8/17(40週1日)
朝から暑い☀️食べて寝ての繰り返し😴アイス食べなからPrime Videoで「コウノドリ」を呑気に観る📺️
たまたま、高齢出産の物語。妊娠高血圧症の妊婦、カイザーにて出産するも、子宮収縮不良にて大量出血してしまい、子宮全摘出するという内容。命懸けの出産
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
こわいこわい。
まさかこんなことにはならないならない。と、思いながら2個目のアイス。
その夜は今後外食もほとんど出来なくなるであろうと思い、近所のステーキ屋さんへ。贅沢肉を食べました🐖
帰ってきて、コウノドリの続きを観てると、また水っぽいおりものが😨
お産が近付くときっと出てくるんだろうなぁと、あまり考えずに3個目のアイスを食べ就寝する。

8/18(40週2日)
月曜日の術前検査のため、受診する。
「なにー?破水ー?夜きたのー?」と、いつものおじちゃん先生。
『そうなんですよー、でも違うって言われました。けど、昨夜もジョーって出てました』
「ん。ちょっとみてみようか」
とのことで内診してもらう。
長い。なんかブツブツ言ってるし。
「うわぁー、まじかぁー、これはちょっと」
と。
だんだん不安になってくる。なに?なに?何が起きてるの?
「破水してます。それよりも赤ちゃんの頭の上にへその緒があって、これは自然分娩は出来ません。赤ちゃんに酸素がいかなくなりこのままいくと危険な状態です」
と。
そして、「今日がお誕生日ですね」
と。
ん?何を言っているのでしょうか?このおじさんは。と、理解出来ず。
その後なにやらおじさんは、何処かに電話をし始め。
「あー、外来ですー、今から緊急カイザー入院1名、準備しといてー」
ん?誰が?
「さ、車椅子乗って病棟行きますよ~ん」
と、おじさんは私を車椅子に乗せせっせと産科病棟へ運んでいった。
それからはもう、何がなんだか、何が起きているのか理解できないまま、オペ着に着替え、オペ室へ連れていかれ、台に乗せられ、ルンバール麻酔が始まった。
朦朧としてきたところに、先程のおじさんが、執刀医へとなり、
「じゃぁ始めるよ~ん」と。
私のお産が始まった。
11:10入室
11:40出産
何ヵ月も前から陣痛の恐ろしさを勉強し、呼吸法の練習をし、コワクテコワクテ毎日たまらなく怯えていた日々が。
30分で終了。
お腹から出てきた瞬間からフギャフギャと、産声をあげてくれた。
そして、またおじさんはブツブツと何か言っていた。でもこの時は私は朦朧としていて、何がどうなってこうなった?とか、必死で現実を理解しようとしていてそれどころではなかった。昨夜観ていたコウノドリがずっと頭で再生されていた。
病室へストレッチャーで運ばれなから、(あ~普段私患者さんをこんなふうに運んでるんだなぁもっと丁寧にしてあげないとこわいなぁ)とか、そんなことを考えていた。
ぼーっと天井を眺めなから腹部の違和感を感じなから夜を迎えた。夜勤の助産師さんが挨拶にきて、「帝王切開になって本当に良かったですね」と何度も言っていた。そうですね~となんとなく返事をしていたが、そこまで帝王切開が良かったのか?と思い、ふと聞いてみた。すると、「へその緒は赤ちゃんが危なかったですが、それよりも胎盤と子宮がかなりの癒着で、またとても珍しい胎盤で、あのまま分娩していたら、大量出血で大変なことになるところでしたよ、エコーでは分からないこともあるんですよ」と。「逆にへその緒がなかったら、誘発分娩予定でしたし今回は本当に危険な事でした」と。
だから、オペ後あのおじさんはブツブツ言ってたのか、、、と。
我が子に助けられたのでしょうか。

出産は奇跡なのだと改めて思いました。

その後の経過も良好です。精進料理のような3度の食事が楽しみです。

どうか、元気に育ってくださいね✨