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高橋裕之のシネマ感G

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

映画「ぶぶ漬けどうどす」6月6日(金) 全国公開どす

2025-06-05 23:28:56 | 2025年関西公開作
(C)2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

6月6日(金)
全国公開どす
映画「ぶぶ漬けどうどす」
(HP)
https://bubuduke.jp/index.html
(予告編)
https://youtu.be/uYbYn8wq8A0?si=Efekl-BLSXYgD--B
(あらすじ)
京都の老舗扇子店の長男と結婚し、
東京からやってきたフリーライターのまどかは、
数百年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりを
コミックエッセイにしようと、
義実家や街の女将さんたちの取材を始める。
ところが、「本音と建前」の文化を甘く見ていたせいで、
気づけば女将さんたちの怒りを買ってしまう。
猛省したまどかは、京都の
正しき伝道師になるべく努力するが、
事態は街中を巻き込んで思わぬ方向に──。

<高橋裕之のシネマ感>
上品な微笑なノリから始まる。
関西だけど大阪ではなく京都やなあ~
”赤飯ネタ”
地域カルチャーショック
世代のギャップとかあるね。
今回の片岡礼子も良い!
じんわり来る笑いが
心地よく面白い。
まどかが何かをするたびに
騒ぎが起こる。
更に、まどかの行動を
見守っているのだが
なんかヒヤヒヤする。
文春的なマンガエッセイ(笑)
ずっとクスクス笑いが続く・・・

<映画会社への感想>
さすがに京都が舞台の作品
上品な笑いで
クスクス感が維持されました。
京都あるあるも入っており
まどかの物語だが
老舗女将物語でしたね、
終盤が少し強引かとも思いましたが
ハートフルラストで良かったです。
京都人情が多くの人に伝われば・・・

※関西公開劇場(抜粋)※
滋賀 イオンシネマ草津 
京都 イオンシネマ京都桂川 
京都 T・ジョイ京都 
京都 MOVIX京都 
京都 アップリンク京都 
京都 イオンシネマ久御山 
京都 イオンシネマ高の原 
大阪 TOHOシネマズなんば 
大阪 テアトル梅田 
兵庫 シネ・リーブル神戸 
兵庫 MOVIXあまがさき 
奈良 ユナイテッド・シネマ橿原 
和歌山 イオンシネマ和歌山 

 
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ルーマニア・アカデミー賞6冠 サスペンス映画 「おんどりの鳴く前に」5/21(水)より京都シネ・グルージャ公開

2025-05-20 18:55:19 | 2025年関西公開作
© 2022 Papillon Film / Tangaj Production / Screening Emotions / Avanpost Production
 
 
ルーマニア・アカデミー賞6冠
 
ルーマニア・ブルガリア合作
サスペンス映画
「おんどりの鳴く前に」
 
(あらすじ)
ルーマニア・モルドヴァ地方の
静かな村の中年警察官イリエ。
野心を失い鬱屈とした日々を送っている彼の願いは、
果樹園を営みながら、
ひっそりと第2の人生を送ること。
しかし平和なはずの村で
惨殺死体が見つかったことをきっかけに、
イリエは美しい村の闇を次々と目の当たりにすることになる。
正義感を手放した警察官がたどり着く、
衝撃の結末とは―。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
ルーマニア映画は珍しいけど
過去にも色々公開されていて
ルーマニアを舞台にした作品は数ある。
 
この作品もルーマニア映画(合作)で
ルーマニア(モルドヴァ地方)が
舞台の映画である。
 
冒頭の雄大な自然描写は
地域の強さも感じられる。
 
村長は良い人か?悪い人か?
 
一番初めに気になった(さて?)
 
イリエの代わりに
新米警官が村へ。
 
”ゾンビ”のいる村?
 
少し変な事が起こり始めるが
イリエは今まで遭遇しなかったのか?
 
始まって25分惨殺死体が~
 
イリエ兄の推理?憶測が。
 
ヴァリは研修中
犯人探しと同時に
イリエVSヴァリの展開も。
 
ヴァリも何者か?と思ってしまう。
 
後半に”おんどり”の鳴き声が目立つ
予想外の出来事で
先が全く読めない。
 
 
 
 
 
 
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映画「教皇選挙」5月23日(金)塚口サンサン劇場公開

2025-05-20 18:08:26 | 2025年関西公開作
© 2024 Conclave Distribution, LLC
 
鑑賞までは
余計な”ネタ触れ”を
見ずに選挙に臨め!
 
第97回アカデミー賞🄬
脚本賞受賞
ゴールデン・グローブ賞
脚本賞 受賞
 
映画「教皇選挙」
(HP)
(予告編)
 
(あらすじ)
全世界に14億人以上の信徒を有する
キリスト教最大の教派、カトリック教会。
その最高指導者にしてバチカン市国の元首である
ローマ教皇が、死去した。
悲しみに暮れる暇もなく、
ローレンス枢機卿は新教皇を決める
教皇選挙<コンクラーベ>を執り仕切ることに。
世界各国から100人を超える強力な候補者たちが集まり、
システィーナ礼拝堂の扉の向こうで極秘の投票が始まった。
票が割れるなか、水面下で蠢く陰謀、差別、
スキャンダルの数々に
ローレンスの苦悩は深まっていく。
そして新教皇誕生を目前に、
厳戒態勢下のバチカンを揺るがす
大事件が勃発するのだった……。
 
<高橋裕之のシネマ感>
教皇選挙=コンクラーベ
選挙に対しての根競べかと
冗談を言える作風でなく
ヒューマンなミステリーが始まった!
 
またこれも
レイフ・ファインズのはまり役
教皇選挙には
多数の緊張感が漂う。
 
「秘密」と「真実」が
見え隠れする。
 
”シスター・アグネス”が
微妙に映し出されるが
どんな存在なんだろう?
 
”神の元では文化も人種も関係ない”
票集めと言う選挙活動が始まる。
 
選挙1日目のシーンが始まると
観ている側としても緊張感が走る。
 
”選ぶ”というのは
やはり足のひっぱり合いか?
 
選挙は戦争なのか?
 
選挙2日目のシーンが始まる
 
緊張蟹よりも不思議な感覚に。
 
決着が付かないまま再選挙がされるが
”スキャンダル”話が浮上する。
(この界隈でも、あるんだ!)
 
中々、教皇が決まららず~
候補者には”秘密”や”汚点”がある。
 
"神に仕える身であっても人間だ!”
 
いつの時代、どんな状況においても
似たような事が起きるんだね。
 
”正義”の意味が分からなくなる。
 
ようやく”シスター・アグネス”が
語るが事態は泥沼化
皆、本性が暴かれていく~
 
どうする?選挙、
どうする?教皇やなあ。
 
教皇になりたい人、なりたくない人
教皇に相応しい人、相応しくない人が
入り乱れ・・・事故が。
 
宗教戦争と言う言葉まで発せられる。
 
あるまじき大ドンデン返し!
 
アカデミー賞会員が好む作品。
 
個人的に
ジョン・リスゴーって
もう80歳なんだとビックリ!
(そら、そうやろ)
 
 
 
 
 
© 2024 Conclave Distribution, LLC
 
 
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映画「HERE 時を越えて」5月23日(金)塚口サンサン劇場公開

2025-05-15 23:53:03 | 2025年関西公開作
(C)2024 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.
 

ロバート・ゼメキス監督
トム・ハンクス×ロビン・ライト
映画「HERE 時を越えて」
(あらすじ)
恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、
オークの木が育ち、先住民族の男女が出会う。
悠久の時を越えてその場所に家が建ち、
いくつもの家族が入居しては出てゆく。
心を揺さぶるドラマと共に。
1945 年、戦地から帰還したアル(ポール・ベタニー)と
妻のローズ(ケリー・ライリー)が家を購入し、
やがてリチャード(トム・ハンクス)が生まれる。
世界が急速に変化していく中、
絵の得意なリチャードは
アーティストになることを夢見ていた。
そんな中、別の高校に通う
マーガレット(ロビン・ライト)と出会い、
2 人は恋におちる。
マーガレットは、高校卒業後は大学に進学し、
弁護士になることを目指していた。
だが、ここから思いがけない人生が始まる──。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
いきなり映像マジックが始まり
現在から
バック・トゥ・ザ・アンティクィティ。
現在に戻ってきて~
今作は過去、現在を行き来するのではなく
一点で過去、現在が描かれる。
時を超えるワンシチュエーション。
目まぐるしく時が進んだり・・・戻ったり
そこにある”愛”も様々
その場所に色んな人が存在する。
1907 年に一軒の家が建つ
そこに住んだ家族が
次々と照らされる
まるで同時進行の様に。
ロバート・ゼメキス監督
の集大成か?
「フォレスト・ガンプ」に
通じるキーワードが多く登場。
トム・ハンクスも集大成か?
10代から演じるが
自分の出演してきた
役どころを引っ張って来てるのか?
と楽しめる。
複数の家族物語と
3世代に渡る家族の物語。
時が経つにつれ
人々は変わり老いていく。
それが”時”であり”人生”
104分の中に
約500年の歴史が詰まっている。
状況が転換するので
意外と頭の入り替えが必要。
今までにない映画。
 
 
<映画会社への感想文>
時を超えるワンシチュエーション(家)でしたね。
ロバート・ゼメキス監督の集大成か?
トム・ハンクスも集大成か?と
自分の出演してきた
役どころを引っ張って来てるのか?とも思った。
「フォレスト・ガンプ」に
通じるキーワードが多く登場したかんと
両者のファンなので喜んだが。
目まぐるしく転換するので
整理しながら観てると
少し追いつかない所もあったが
今までにない映画で楽しんだ。
104分には詰め込み過ぎ感も。
 
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本年度アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞 映画「エミリア・ペレス」塚口サンサン劇場5月16日(金)公開 

2025-05-15 20:58:49 | 2025年関西公開作

(C)2024 PAGE 114 – WHY NOT PRODUCTIONS – PATHE FILMS - FRANCE 2 CINEMA
COPYRIGHT PHOTO : (C)Shanna Besson 


映画「エミリア・ペレス」
製作国
フランス=ベルギー=メキシコ

(HP)
https://gaga.ne.jp/emiliaperez/
(予告編)
https://youtu.be/a_r-iaJDf0M?si=dUfvHexa5nTH8Wr0
(あらすじ)
弁護士リタは、
メキシコの麻薬王マニタスから
「女性としての新たな人生を用意してほしい」
という極秘の依頼を受ける。
リタの完璧 な計画により、
マニタスは姿を消すことに成功。
数年後、
イギリスに移住し新生活を送るリタの前に現れたのは
新しい存在として生きるエミリ ア・ペレスだった。
過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、
運命は思わぬ方向へと大きく動き出す――

<高橋裕之のシネマ感>
普通の感じで始まるが
ミュージカル映画なんだ?(プチ?)

まずは弁護士リタとは?から。

そしてメキシコの麻薬王
マニタス
(カルラ・ソフィア・ガスコン男)と会う
男パターンでラップ調の台詞も。

そして「女になりたいと要望」
この展開の為に
カルラ・ソフィア・ガスコンの
存在があるね。(変型二重構造)
本人と役がシンクロする部分が~

バンコクでの性適合手術交渉へと
(軽やかな展開)
ミュージカルに、することで
この辺が嫌味なくスッと入ってくる。

ジェンダー的な事を
歌にはノセテイルが
内容は真剣だ。

マニタスの決断も、ある意味凄いね。

上映時間約40分から
”エミリア・ペレス”登場
(ジェンダー女優
カルラ・ソフィア・ガスコンと共に)

手術から4年の歳月が・・・

ロンドンにて
リタとの再会!

彼女(エミリア)にも
やはり苦悩はあるね。
それを乗り越えてからの物語。

エミリアはマニタスの
遠いイトコの設定に。

リタの協力を得て
メキシコで
正体を隠しながら
妻と子供達と会う事に。

コメディタッチではなく
シリアス感がハラハラする。

歌の詞が微笑を誘う。

舞台の国が変わるのも
”変化”があって良い。

話の展開が
色々考えると奥深い。

性別は関係ないと思いながら観てるが
やはり外せない性別な気持ちもあるね。

”パパ”は”パパ”であって性別は関係ないかな?

折り返し点から
話が益々、面白くなるなあ~

エミリアの行動の
最終目的は何だろう?

そういう事も
取り入れるのか?
と思ったエピソード

半分の言葉が付き刺さる。

ラスト30分どうなるのか?

感動路線をぶち込むか~

ゲー!

何も言えません。

劇場で・・・

今までにない
ニュータイプの作品でした。

エンドロールの歌も良い。

<映画会社への短評>
アカデミー賞作品賞ノミネートに
相応しい作品でした。
プチミュージカル映画ですが
インド映画の流れの要素も?
話の内容も豊富過ぎで
”マイノリティ”が中心だが
”心”の映画でしたね。
カルラ・ソフィア・ガスコンあっての映画
彼女の魂の作品だとも感じました。
コメディっぽくもあり
シリアスタッチもあり
良くまとまったなあと思います。
終盤の展開も予想出来ず
ラストの方に感動を持ってくるなあと思ったが
大ラスも意外でした。
見応えあり映画!




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劇場版3部作の第2作 「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」京都出町座5月16日(金)公開

2025-05-14 09:22:47 | 2025年関西公開作
(C)ツインエンジン
 

劇場版3部作の第2作
「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」
 
(概要)
世を統べる天子のお世継ぎを巡り
大奥内でうごめき出す家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、
翻弄される女たち――
その心に渦巻く葛藤や苦悩を一歩踏み込んで描写。
業火のごとく燃え上がる情念はやがて
異形の存在・モノノ怪を産み落とし……。
大奥が再び危機に見舞われるなか、
“退魔の剣”を携えて薬売りが推参。
新たな闘いが始まる。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
シネスコで魅せる
前作に引き続き
和紙テクスチャを活用した世界観が
好きである。
 
薬売り、カッコいいね。
※HPのキャラクターを
確認の上、鑑賞が良い。
 
大奥話は面白い
ののしり合い
女達の想いは
昔も今も同じかも?
 
過去の出来事が影響している
モノノ怪
この作品なりの
派手さがあって良い。
 
展開にスピード感がある。
 
そして第3章へ続く
どんな最終地点か
今から気になる。
 


 
 
 
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ドイツ・フランス・イラン合作 映画「聖なるイチジクの種」塚口サンサン劇場5月16日(金)公開

2025-05-14 09:17:40 | 2025年関西公開作
(C)Films Boutique
 
 
第77回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞受賞
 
ドイツ・フランス・イラン合作
映画「聖なるイチジクの種」
2024年製作/167分/
 
(あらすじ)
国家公務に従事する⼀家の主・イマンは
20 年間にわたる勤勉さと愛国⼼を買われ
夢にまで⾒た予審判事に昇進。
しかし業務は、反政府デモ逮捕者に
不当な刑罰を課すための国家の下働きだった。
報復の危険が付きまとうため
国から家族を守る護⾝⽤の銃が⽀給される。
しかしある⽇、家庭内から銃が消えた――。
最初はイマンの不始末による紛失だと思われたが、
次第に疑いの⽬は、妻・ナジメ、姉のレズワン、
妹・サナの 3 ⼈に向けられる。
誰が︖何のために︖
捜索が進むにつれ互いの疑⼼暗⻤が家庭を⽀配する。
そして家族さえ知らないそれぞれの疑惑が交錯するとき、
物語は予想不能に壮絶に狂いだす―――。
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から
この作品は良い映画だと言う
パワーを受け止めた。
 
⼀家の主が
予審判事に昇進した
喜ばしいことが
物語の始まりであるが
そして一丁の護身用“銃”が。
 
業務は、国家の下働きだった為
手放しで喜べない状況に。
 
成功と家族のやすらぎは反比例する。
 
ヒューマンなティストだが
サスペンスが顔を出す。
 
イランという御国柄もある。
 
家族の会話も政治的。
 
スマホ映像も取り入れられてる。
(現状を伝えるドキュメンタリータッチに)
 
姉と妹で母に秘密を持っているのか?
 
「敵とか陰謀とかどうでもいい
友達が殺されている」の台詞が響く。
 
そして中盤に”銃”がなくなり
後半へ~
 
当然、家族(妻、姉、妹)を
疑うことになる。
 
取り調べ的になり
家族間に異様な空気が漂うように
プチ拷問ではないか?
 
冤罪的展開に
容疑者は3人と少ない。
 
家族は崩壊するのか?
 
上映時間2時間越えても
まだまだ展開が読めず
話が膨らんでいくし
父の考えが掴めない
観客は母、姉、妹寄りの
支持になっているかも?
 
ラスト25分で「えー」そうなん?
 
その後の本ラスも
そうなるんか?と驚き。
 
ズッシリくる作品。
 


 
 
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映画「金子差入店」5月16日(金) 全国ロードショー公開

2025-05-13 23:02:49 | 2025年関西公開作
(C)2025「金子差入店」製作委員会

5月16日(金)
全国ロードショー公開
映画「金子差入店」
(HP)
https://kanekosashiireten.jp/
(予告編)
https://youtu.be/Qs_F7jw9SA8?si=EI2yCy80V-CB6r1k
(あらすじ)
金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。
伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、
引退した星田と
10歳になる息子の和真と一緒に暮らしていた。
ある日、和真の幼馴染の花梨が
何の関係もない男に殺害される。
一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、
犯人の小島の母親から
差入の代行と手紙の代読を依頼される。
金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、
常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。
さらに、小島の母親から息子に
は話し相手が必要だと思うと
再度の差入を頼まれた金子は、
小島と話せば話すほど
「なぜ、何のために殺したのか」という
疑問と怒りに身を焼かれる。
そんな時、
毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う金子。
彼女はなぜか自分の母親を殺した男との
面会を強く求めていた。
2つの事件と向き合ううちに、
金子の過去が周囲に露となり、
家族の絆を揺るがしていく──。

<高橋裕之のシネマ感>
金子の過去の話からが
プロロ―グ。

それが”差入店”経営に繋がるが~
※黒歴史には間違いない※

普通の幸せそうな家族像が描かれる。

差入は”物”だけでなく
“事”も差し入れるのが
差入店の仕事。

北村匠海の演技が凄い

内容的に、
そういう事もあるよなと思うけど
致し方ないことも。

ずっしりくる内容。

出演者が演技派揃い。

金子も”情”を保つのがきついやろね。

やはり”妻”は強い。な。

後半に向けて重くなる。

金子は危ない橋を渡ろうとする。

人生を考える作品でした。


※近畿地区公開劇場(抜粋)※
ユナイテッド・シネマ大津
MOVIX京都
TOHOシネマズ梅田
TOHOシネマズなんば
MOVIX堺
OSシネマズミント神戸
MOVIXあまがさき
TOHOシネマズ西宮OS
シネマサンシャイン大和郡山
ジストシネマ和歌山


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鈴木太一監督 映画「みんな笑え」パルシネマしんこうえん5月11日(日)公開

2025-05-11 00:29:30 | 2025年関西公開作
(C)2024 映画「みんな笑え」製作委員会
 

 
鈴木太一監督
映画「みんな笑え」
シネスコ105分
 
(あらすじ)
斎藤太紋(野辺富三)は、
落語の師匠で父でもある勘造(渡辺哲)の
高座名「萬大亭勘太」を襲名した
二代目の落語家で現在 50 歳。
母が数年前に亡くなっており、
認知症が進む先代の勘造はすでに落語家を引退、
出来の悪い太紋は日々怒鳴られながらも、
自宅介護しながら親子二人で細々と暮らしている。
有能な父と比べられることを嫌い古典落語から逃げ、
ウケもしない自作の新作落語ばかりを続けている太紋は、
まったく人気がない。
さらには、有能な弟弟子の勘乃助(今野浩喜)にも
陰で小馬鹿されている始末だ。
そんなある日、
売れない若手漫才師の濱本希子(辻凪子)が
寄席で太紋の高座を偶然にも鑑賞したことで、
そのネタが、かつて子供の頃に母の陽子(片岡礼子)が
カセットテープでよく聞いていた
落語のネタであることに気づく・・・
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
落語、漫才
経営難、介護のキーワードで始まる。
 
斎藤太紋の落語は聞きやすいと思うが
それだけではダメなんだね。
 
ここに来るまでの物語も知りたいが
「くそ」の台詞に反応してしまった。
 
斎藤太紋の落語界、社会での
葛藤が描かれている。
 
笑いの中のシリアスティスト。
 
辻凪子、演技爆裂やなあ~
 
萬大亭勘太と濱本希子が
絡んでいきながら話は進む。
 
落語イコール人生
台詞が、そこに繋がる。
 
そして面白い相関になる。
 
鈴木監督らしい
笑いネタ。
 
パンチ喰らう。
 
良い作品だと後半に改めて思う。
 
本当に悪い奴が出ない作品。
 
この映画が落語そのもの。
 
おあとがよろしいようで~
 

 
 
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草笛光子主演のファンタジー 映画 「アンジーのBARで逢いましょう」塚口サンサン劇場5月16日(金)公開

2025-05-09 22:55:11 | 2025年関西公開作
(C)2025「アンジーのBARで逢いましょう」製作委員会
 

草笛光子主演のファンタジー
映画
「アンジーのBARで逢いましょう」
(あらすじ)
ある街に風に吹かれて一人の白髪の女性がやってきた。
自らを「お尋ね者なの」と名乗るアンジーは、
いわくつきの物件を借り、
そこにBARを開くという。
色々な問題を胸に抱えながら
日々を懸命に生きる街の人たちは、
アンジーと出会い、
他人に左右されない凛とした生きざまに触れて、
まるで魔法にかけられたかのように
“自分らしく”変わっていく―
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
元気な草笛光子主演だけあって
軽やかな感じでスタートする。
BARを開店するにあたって
準備の段階から人が集まって来る。
表向きは色々あるが
内心は親しい近所付き合いの出来る
人々だと思う。
登場人物は”アンジー”に
観客は”草笛光子”の
不思議な魔法にかかってしまう鑑賞時間。
アンジーが「お尋ね者」と
ばらして後半へ・・・
そしてBARがオープン!
〇〇山のエピソードが(面白い)
色んな事が明かされていく~
アンジーの正体も。
奥底のテーマは「生きる」
 
 
<映画会社への感想文>
冒頭の軽やかなスタートから
ラストまで軽やかで
イッキに楽しめました。
草笛光子さん主演と言うことで
観客も高年齢者が対象だと思うので
話はいたって単純だったかも?
登場人物も多いのも
エピソードも色々あって
スピード感がありました。
開店してからの話かなと思いきや
開店準備から人が集まってましたね。
真の奥底のテーマは「生きる」ですね。
シニア層が映画館に
足を運びますように・・・
 
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