撮れる時に撮っておかないとね！

更新が止まり、ご心配おかけしました。


倒れたのは月光花じゃなく、親父でありまして。


怒号の10日間でございました。



突然、実家から「意識がないのよー」の連絡を受けまして病状を確認すると
脳梗塞とのこと。


それも生命を司る脳幹部が病変部位であり、いつ呼吸停止してもおかしくない、
とのこと。



ひたすら治療による回復を祈るしかない、10日間でございました。



でもって、昨日、意識回復とチョビッと嬉しい状態になりましたです、ハイ。



ただし、呂律が回らず、会話はできませんし、上下肢の麻痺があるようで、
身動きもできません。これからのリハビリが大変なことと、介護の問題
もあることかと思いますが、とりあえず、意識が戻っただけでも今は”良し”
と良いほうに考える次第。




この10日間、思い返すと親父、御袋、の写真って殆ど撮ってないことに気付き
ました。


いつでも撮れる、なんて思っていたら、いつどうなるか分からない年齢だった
んだと再認識させられました。



せっかく写真を本格的に撮りだしたにも拘らず、肝心の肉親の写真がろくに無
い状況に唖然と致しました。



風景、スナップ、再チャレンジできる被写体を撮ること。それも楽しいのです
けど、亡くなったら二度と撮れない被写体、肉親、家族の写真ってやはり大切
だと思うのです。


月光花も親父の写真を撮っていなかったこと、もしかするともう二度と親父の
写真を撮れないかもしれない、そんな一生の後悔を残すところでありました。


意識が回復した親父の笑顔を、今度こそちゃんと写真に残そうと誓った10日間
でもありましたです、ハイ。









↑「笑顔」　ELMARIT M 28/2.8　ASPH

今年、実家へ年始の挨拶に行った時、孫と話す、嬉しそうな元気な笑顔の親父。







「撮れる時に撮っておかないとね！」








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