当時青春真っ直中、大人気だった”あだち充”氏の”みゆき”と”タッチ” TVアニメで人気を博したのは”タッチ”であり”みゆき”は残念ながら打ち切りとなりました。当時最終回はTV版とコミック版で全く違い、このコミック版は氏の作品の中でもベストに近い完成度だとボクは思ってます。今見返してもやはり泣けます。泣ける理由としては登場人物の描写、特に4人、若松真人、若松みゆき、鹿島みゆき、沢田優一のそれぞれの心理描写が繊細であり心情の流れが読者に分かりやすかった点。ボクは当時二人のみゆきで好きだったのは鹿島みゆきのほうでした。それから時は流れ、今は家庭を持ち、娘もいる人生であらためてこの作品を読みますと主人公である若松真人がなぜ若松みゆきを選んだのか、みゆきが選んだのでなく真人が最後の最後で選んだことが全てだとボクは思います。優柔不断だった男が最後に守る、愛するべき女を他人に任せちゃイケナイ、男になった物語。ボクら男が家庭を持ち愛する家族を守るという、単純な決意こそ、実は一番難しかったりするというのが”あだち充”氏の表現したかったことじゃないかな、と思えたりする(笑)
最後のエピローグとして沢田優一と鹿島みゆきが偶然出会うシーン。鹿島みゆきファンにとって若松真人と別れ傷心旅行にたった一人で旅立ったシーンをみて地団駄を踏むことは当然分かっていたはず。そんな鹿島みゆきファンに対する今後の道標というか安心させる指標として沢田優一との出会いを演出したんじゃなかろうか。信号は青の横断歩道。実際ボクは当時、なぜかこの出会いのシーンを観てホッとしたからね(笑)心憎い演出だと感じるよ。
H2Oの”想い出はいっぱい” この原作にぴったりな歌詞、曲である。この原作アニメが無ければむしろ名曲にならず埋もれていたかもしれない。
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僕は断然若松みゆきです!
嫉妬から鹿島みゆきに冷たい態度をとるとこなんて
もー、かわいすぎです!
ボクはショートヘアーよりもロングヘアー派
なんですよね~♪
なので外見一目惚れ、性格も鹿島みゆき派
なんですね(笑)
あだち充の漫画では僕もダントツでみゆきが好きですね。
あだち充の他の漫画も基本全部ラブコメなんですが、
ほぼ全てスポーツ&ラブコメなのでスポーツ部分が
毎回マンネリで飽きちゃうんですよね。
スポーツ部分で無理に引き伸ばして尺を取ってるような…
その点、みゆきは珍しく純粋な日常ラブコメなので
どこを取っても面白いですね。
それと、あだち充の漫画は告白などが不十分でけっこう曖昧に
終る感じのENDが多い印象があるのですが、あだち充にしては
ENDもしっかりと描かれているのもモヤモヤ感がなくて好きな理由かも。
PS.
個人的には「うさぎドロップ」の後編(りん女子校生編)も
恋愛モノとしてはお勧め。
(後編もアニメ化して欲しい…)
結末だけ見ると「え~」と思う人も中にはいるかも知れませんが、
子供編も含め数々の伏線があったりして、納得の結末で心温まります。
ご訪問頂きありがとうございます♪拙いブログですが
宜しくです。
あだち充氏の漫画はどちらかというと叶わぬ夢を体感
させてくれる、そんな物語だと思います。
現実、みゆきのような状況下で血が繋がらなくとも妹と
の結婚は非現実的です。でもあだち充氏は叶えちゃう(笑)
スポーツモノにしても殆どの人はエースになれないし
そういった意味でヒーローを体感させてくれる貴重な
漫画家だとボクは思っています。
”うさぎドロップ”は読んだことがございません。お勧め
ということで一度読んでみたいと思います♪
私は今 恋愛コミュニティサイトに
登録しています。
ハンドルネームは まさと(仮名)です。
「みゆき」の主人公 若松真人から
とっています。
私も あだち充先生の作品の中で
一番 好きなのは「みゆき」です。
とくに原作漫画のラストは漫画史上に遺る
名シーンだと思います。
H2Oの「想い出がいっぱい」の曲を
かけながらラストのページをめくると
感動します。
今週週末 メール連絡をとってきた女性と
お逢いします。
「みゆき」のラストシーンみたいな
結末になると 良いんですけどねぇ。
恋愛は人其々~人生は一度きりですもん、
頑張って下さいまし~♪