GTR見て触って ショック

東京モーターショーで見てきたGTR(2007年11月04日”2007東京モーターショー・GTR編”記事参照）
ですけどやっとディーラーで見て触ってきましたよ～♪

エクステリアから見ていきましょう～　↓














直線を基本としておりますが、微妙なRもあります。一言でいうなら弾丸をイメ
ージさせるデザインですぅ～


マフラー　↓





モーターショー出品のGTRと市販GTRのマフラーは形状が若干違いますぅ～

市販は楕円形でありマフラーカッター装着のようですぅ～　コンセプトは真円で
アルミ削りだしですねぇ～　コスト上、まぁしょうがないですね(笑）


フラットボトムですね。これがメンテナンス費用UPの原因かぁ～　オイル交換等
アンダーパネルを外すのに手間隙かかるためだとか・・・　↓




サイドパネル、M3の方が好きかなぁ～　↓




ライト類　↓




ドアミラー、風切り音がありそうな～　↓




リヤタイヤ＆ブレンボ　↓




フロントタイヤ＆ブレンボ　↓




フロントタイヤハウス内、排熱ダクトかなぁ～　↓




トランクは・・・　↓






思ったよりトランクヒンジの作りは凝ってますね。トランク自体の容量はかなり
少なめ。また堀が深いので荷物の出し入れはちょっと苦労しますね。


いよいよエンジンルーム内潜入(笑）　↓
　



メチャ重いですぅ～　このボンネット。アルミですけどM3と比較したらとんでも
ない重さでし。またこの重さのせいかわかりませんけどダンパーもなく昔ながら
のツッカエ棒で固定するのに懐かしさを感じちゃいましたぁ～(笑）　


V6エンジンはコンパクトですね。ハンドリングには有利だと思いますぅ～　↓




オイルレベルゲージ(黄色）ありますね。BMWは電子センサーになり不正確ですけ
どGTRは間違いないしオイルを自分で確認できますからいいですね！　↓




最近のエンジンはカバーをかけるのが、はやってますけどGTRはむき出しなんで
懐かしさを感じますぅ～　↓




バッテリーは向かって右側位置にあります。普段はカバーがかかっていますけど
外しちゃいましたぁ(汗）　↓





ブレーキ関係は向かって左位置。ブレーキの位置と対象位置にあります。ABSユ
ニットが見えますぅ～　↓





さて、乗り込みますかぁ～

サッシュレスドアにより、ドアの密閉性と風切音等、空力の改善という相反する
課題を解消するため、ドアの開け閉め時にウィンドウが若干下がってから閉まり
ますぅ～　BMWクーペではすでに実用化されておりまする～♪　↓

下がって～　↓




上がって～　↓




やっとインテリア、ドライバーズシートへ。モーターショーじゃぁ遠巻きにみた
だけだもんね(笑）　↓





シート座って観たぁ～　↓




左折時後方確認、死角ありますよ～　↓




足元こんな感じぃ～　2ペダルですからね(笑）　↓




後席中央にスピーカー、スペースも狭く、こりゃ大人4名乗車は厳しいッス　↓




ルームミラーは普通でし。もう一捻り欲しいデザインかなぁ～(笑）　↓




レブ7000回転、340kmメーター。国産車もやっとここまで来た感じぃ～　
レッド針がMみたい♪　↓




オーディオラックなんですけど。四畳半のAVシステムにも採用できまする～
下部にメディア挿入口アリ　↓





エンジンスタートボタンはミッションの後方にアリ　↓




助手席はこんな空間。エアコン噴出し口が目立ってますぅ～　↓






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乗車してませんからGTRに関しては全て分かる筈もなくただ購入欲があるかと聞か
れれば、ありません、と月光花はお答えしますぅ～


もう、結論を表題にしちゃいましたからその理由をご説明致しますぅ～

理由は3点ありますぅ～


●ドアハンドル　↓




ドイツ車のドアハンドルは鷲摑みであける”グリップタイプ”を採用しています。
これは事故などでドアが開きにくい場合、手でがっちり引っ張るのが前提での形状
です。

GTRは空力優先で上記のようにバーが飛び出て引くタイプです。
思いっきりひくと樹脂製だと思われるバーは折れるでしょうし、力も入れにくい
形状です。

月光花はもしもの時、を考える小心者ですからドアノブ形状でアリァリャーでし


●ランフラットタイヤ　↓




20インチのランフラットタイヤです。

BMWもランフラットタイヤを推奨しております。で、このランフラットはパンク
しても100km程は走行可能なのが売りでございます。

そこでセールス女史に確認致しましたぁ～

かりに関東在住のオーナーが関西へ遊びに行くとしてパンクしたとする。

関西ディーラーへ入庫。パンク修理はやらない方針なのでNewタイヤを購入する
のですが、ディーラー在庫はなし。よって2～3日、車を預けることに。
タイヤが装着できたらオーナー自ら車を取りに関西へ戻るか、キャリアカーで
搬送してもらうかを選択する。

とのことです。これが正式な対応だそうで(汗）

つまりランフラットの問題はパンクしてもディーラーですぐ対応できず、時間と
お金がかかるシステムなんですね。

20インチですから確かに希少なタイヤです。パンク修理要らないとはいえ、この
対応ですと遠出して地元ディーラーへ戻れない距離となると悲惨でございますぅ～


じゃぁーパンクに有利なノーマルラジアルタイヤに変更可能か、お尋ねしたら
メンテナンス時にランフラットを装着して頂かないとメーカー保証対象外です、
とつれないお返事でした。


1本10万円近いフロント、12万円のリヤ、どっちがパンクしても泣きがはいりま
する～


せめて拠点ディーラーには1セットのランフラットタイヤの予備を用意して欲し
いですぅ～


●これが一番の問題

Nurburgringのタイム7分38秒(2007年11月01日”7分38秒”記事参照）
を大々的に公開しサーキット走行前提の車の印象を強く世界へ見せつけたのは
記憶に新しいところです。

公道最高速度180km/ｈ制限は法定速度を考慮すれば当然なので問題はありません。

サーキットでその制限を解除できることは皆様ご存知ですよね～

ショップ等でこのリミッター解除を勝手にやると記録が残りメーカー保証対象外
になることもご存知のハズ。

それも違法改造を考えれば納得、ここまで問題ありません。


問題なのはここから。

GPS認識にてサーキットコース内に入る、なおかつリミッター解除キーを使用して
初めて全開モードアタック可能なんですけど・・・

なんと日産さん、そのサーキットにおけるリミッター解除キーを使用した時点で
メーカー保証対象外になるんだそうな！！！

本来、サーキット仕様に近い、ゴーン氏が宣言したスーパーカーが、サーキット
限界走行できないとは。


セールス女史曰く、保証が切れる前日にサーキットでリミッター解除キーを使用
されれば宜しいかと思います。であれば万が一壊れても自費修理ですけどメーカー
保証も切れるので同じことと思えばいいのです。

あっさり言われちゃいましたよ～(悲）


サーキットラン時の全開アタックは自己責任なんで壊れても自業自得の面はあり
ます。
でも解除したら以後のメーカー保証すべて打ち切るのは如何なものかと思い
ます。BMWはそこまでいいませんよ。サーキットランをしてもメーカー保証はき
ちんと継続しますもの。



この件に関しては整理すると・・・

公道はもちろん、サーキット走行でもリミッター解除するとその時点から以後の
メーカー保証は受けられない。

保証をお望みならサーキットランでも最高速度180km/ｈを守ってください。


これが真実だったとは・・・(唖然）


月光花はてっきりサーキットランはリミッター解除可能で正規メンテナンスを
受ければメーカー保証は継続だと思ってましたよ～　違ったってこと？

しつこくセールス女史に尋ねるも結果は同じ。サーキットは走れるけどリミッター
解除しないで走るGTRって一体なにぃ～



こんなスーパーカー、世界広しといえども日本からでないと出てこないでしょう～

ショックです。サーキットで全開アタックしたいですぅ～
ゴーン氏、もしこのブログを読まれることがあれば、せめてサーキットランでの
リミッター解除、メーカー保証付はお許し願いたいです！

サーキットでの速さを売りにしたスーパーカーが、保証を建前にサーキットで
その速さを体感させてもらえない。

月光花はこのロジックの矛盾に耐えられません。GTRが去勢されたライオンのよ
うで見てられなくなりましたぁ～


これなら輸入車の方が楽しいッス！まだまだこの考えじゃぁ世界の壁は厚いですぅ～

日産さん、この見解が間違いだと願いたいので、ご意見頂戴した暁には記事修正
させて頂きますので、よろしくですぅ～