続・病弱Sの真面目に大雑把

スポーツを中心に世の中を浅~く斬ります。
ブログ開始時アラフォー⇒現アラフィフ独身男のお気楽生活も見れますよ‼

若者の気質は変わったのか?

2015-05-18 22:42:23 | バスケットボール
この日は高校総体の予選で府中市にある某私立高校へ。日本公認審判員になってからほぼ毎年どこかに派遣されていますが、自宅から比較的近い多摩地区の学校に割り当てられるのは21年目にして初めてかもしれません。最寄りのバス停から前を歩いていたバスケ部らしき高校生の集団について行ったところ、「体育館ここじゃないじゃん。行き過ぎたんじゃね?」などというやり取りに巻き込まれ集合時間ギリギリで控室到着。

通常他連盟からの派遣審判は2ゲーム担当するのが原則ですがこの日は1ゲームのみ。後の方のゲームだったのでじっくりと他のゲームを観戦させて頂きました。それぞれチームの強弱、個人スキルの巧拙はまちまちでしたが、どのチームも負けたら引退がかかっているので皆必死で好感が持てます。私の担当ゲームは3Qまでは拮抗、最後離されて終わりましたがナイスゲームでした。審判としては辛抱強くダメなものを取り上げ続けられたとは思います。パートナーの実連未公認H君は個々の判定力を上げるのは当然ですが、全体的な立ち居振舞いが審判員というよりは「審判係」に見えているのでビジュアルをもっと意識しましょう。

1つ前のゲームは最終盤まで拮抗していましたが、結果的に負けた方の主力がFouled Out。その選手がベンチに戻る際「あの××審判め!」的な事をブツブツ言ってたのが耳に入りました。けしからん発言であることは間違いありませんが、冒頭の正しい行き先にたどり着かないのん気さやこの発言を持って「今の若いモンは」と特別視すべきことなのでしょうか。このようなエピソードは25年前の私も似たような経験をしており、人間の本質的な思考や行動はそんな簡単には時代で変化するものでは無いように感じます。最近は何かあるとすぐ「ゆとりがどうたらこうたら」と目くじらを立てようとしますが、スポーツや芸術でも現在世界レベルで活躍している人たちはこの世代であり、道を外しそうになったら責任ある年長者がうまくコントロールすべき話だと思います。

富山で高校のゲームを吹いていた時、かなりやんちゃな発言を審判である私にも向けてきた子がいましたが、「審判員が皆善人だとは思わない方が良い」と伝えてやんちゃを封印した過去がありましたが、こんな不良中年の気質こそ即刻変えるべきかと‼

暑くなると現る新たな敵

2015-05-10 23:51:04 | 健康・病気
久々の土日連続審判で、この日は最大手通信企業の研修センターへ。ここはかつて2回来た記憶がありますが、審判で来たのは十数年ぶりです。体育館の写真を撮っておきましたが無機質な要塞みたいな造りであまり芸術性を感じないので掲載は見送ります。

ホームコートの実業団チームとクラブの超強豪チームとの練習ゲーム。当然のことながら双方とも能力の高い選手がそこそこ揃っているので審判としても出だしから注意深く観察する必要があります。クラブチームの方が相当強いと思っていましたが、実業団チームが終始走り続け気持ち良くシュートまで行けていたため快勝。正直ちょとビックリしました。勝った方も足がつる選手が続出したりしていたのでまだ両方とも良化途上なのかもしれません。パートナー審判のフードファイターT君は細かいが完全にダメなケースを漏らさず取り上げるよう努力してください。

実はこの両日中、口内炎が歯茎のあたりに数ヵ所出現しており痛みで集中しにくい状況で審判もしておりました。昨年あたりから特に夏場に審判活動をすると必ず口内炎ができるということ数回繰り返しておりました。病院には行ってませんが、思い当たるフシがあるとすれば夏場は熱中症対策で飲み物を多めに持参し短時間で大量に飲むようになりました。おかげで熱中症にはなりませんが、どうもこの水分の過剰摂取が腎機能に負担をかけている可能性があると医療系のサイトで見ました。

これが本当にあてはまっているのかはちゃんと医師の診察を受けなければ分かりませんが、出番が終わってからもガブ飲みをすることはとりあえず控えるようにします。それにしても年々ガタが小出しで現れるのが何ともめんどくさい限りです。

都民大会

2015-05-10 00:25:56 | バスケットボール
GW中は好天で気温も高い日が多くほぼ半袖生活になっていましたが、この日は雨もポツポツと降っており空気もややヒンヤリ。長袖シャツと念のため薄手のカーディガンも羽織って駒沢体育館へ。東京に戻ってからここには数回来ていますが、体育館と陸上競技場の間にある石畳の広場は最近はすっかり「~フェスタ」的なイベントを常に開催しています。この日はメキシコ関連の催しをしていました。

男子ゲーム担当でパートナーはミニ連のY崎さん。例によって特段の問題事はありませんでしたが、点差がつき出すと負けているチームは足が止まり分かりやすいファウルが起こるのですが、ではイケイケになっている勝ちチームは悪い事をしていないのかと言うとそうではなくしっかり取り上げるようにしないと勢いでごまかされてしまいます。公平な判定基準は審判員の生命線ですので常に注意を払わなくてはなりません。

この日は上級を目指す若手有力どころも何人も来ており控室も活気があふれていました。それは非常に素晴らしいことですが、顔と名前は一致しているものの普段そんなに密な交流をしている訳でもない若手の方からも名指しで物凄く丁寧な挨拶をされてしまい一体何が理由でこんなに知名度が上がっているのかさっぱり不明です。本人が鈍感なだけの話かもしれませんが、行った先で醜態を晒さぬよう味あるベテランを目指します。

新ルールの深みにはまる

2015-05-04 23:27:53 | バスケットボール
本格的なGWの真っ最中ですが、最近は審判割当がひっきりなしに入るような引き受けを連盟としてやっていないらしく、割とノンビリ過ごしています。本当は富山に行ってゴルフ&温泉にでも行きたいところですが、今はどう考えても無理なのでだいたい静かにしておきます。

そんな中数少ない依頼で今季2度目の立教新座キャンパスへ。いつもより1時間早い開始だったので普段駐車していた店がまだ開いておらず少し離れたコインパーキングからテクテク歩いてしまい、アップはすでに完了。パートナーの「あるシステム管理者」ことM田さんはすでにコートで仁王立ちでしたが、さすがに横浜(戸塚)から自転車では来なかったようです。

ゲームは関東大学女子2部所属チーム同士で審判含め大体起きそうなことは予測できていたため特段難しいことはありませんでしたが、ちょっとルールの新しい適用で混乱気味になったケースが何度かありました。両チームの選手がしっかりとボールに手を掛けている状態でアウトオブバウンズやトラヴェリング等起きた場合はヴァイオレーションとはせずヘルドボール(ジャンプボールシチュエイション)として扱う形になりました。適用そのものは理屈では理解していますが、実際のゲーム中で起こると「しっかりと」とはどこまでという疑問が湧いてきてしまい、途中考え事をしたままコート上を漂っている時間があったのは事実です。状況によってはトラヴェリングで済ました方が自然と思われるケースもありますが、一律適用しろという話なのか、ある程度審判のさじ加減に任されている話なのかは今度精通している偉い人に聞いてみることにします。

この日は本当であれば任務終了後母校男子部のゲームを観に行くつもりでいましたが、前日に格下に足をすくわれて敗退。このチームは3年おき位で何かやらかしている印象がありますが、問題があるのなら早いうちに意見集約をしたほうが良いと思うので、言いたい事は立場関係なく言えるフラットな雰囲気づくりをまずはお願いします。