急遽決まった許斐先生のイベント。
最後に生の先生にお会いしたのは、たぶん1年以上前でした。
抽選会で引いた整理券番号があまりにもいい数字で、ステージに一番近い一番前の席をとってしまいました。
何自分で自分を追い詰めてんだろうか、緊張のボルテージは急上昇。
イベントまで時間があったので、物販で買い物をすることにしました。
なんと、今回の物販…
当日('09 8/4)発売の『新テニスの王子様1巻』を会場で購入すると、
許斐先生の直筆サイン入りなんです。(※1人1冊のみ)
「買いますか?」「はいorYES」。生きててよかった。

加えてSQ.と青春ソーダのCD(会場特典でリョマの『J』告知ポスターももらいました)も買い、アニメイトの袋を2つひっさげて席へ戻りました。
そしてそして、瞬く間に時間はすぎ、とうとうイベント開始。
イベントで最初に出てくるのはやっぱり松井さん。いつもどおりのCDイベントみたいで少し安心しましたが、一番前で目の前に松井さんがいるだけに一瞬松井さんと目が合う度「あれ、君またイベント来たの?」と思われてそうで、ちょい気まずいです。
「許斐先生っ!あの舞台袖からもうすぐ許斐先生がっっ!!!」と、更に気持ちが高まっていたのですが、「単行本にサインを書いているため、先生は少し遅れます」とのことで、しばらくは松井さんがトークをして盛り上がっていました。
とうとう許斐先生の登場。
さすが許斐先生。盛大な拍手の中、服装もオシャレでかっこよくて輝いています。
とにかくまぶしいわ。
韓流スターを生で見て気絶してしまうおばちゃん達の気持ちがよくわかりました。だって、この時興奮で頭に血が行き過ぎて、頭痛いし足寒いし本当倒れるかと思ったよ!
…効果は抜群だ!
※ここからなんですが、なにしろ色々な話があったため、頭が弱い自分のおかげでトーク内容の順番が前後する場合があるので暖かい目で読んでください。
まず、『テニプリっていいな/Smile』の制作話。
許斐先生は曲を作る際、お風呂で曲がひらめくそうです。そこで、そのメロディーを忘れないために、お風呂にまで携帯を持って行き、録音機能で自分の思いついたメロディーを歌って録音するそう。それを繰り返し、溜まった色々なメロディー部分を組み合わせて一つの曲になるわけです。
『Smile』に関しては、わずか2時間で作詞・作曲が終わったそうで、松井さんもビックリ。「あなた本当に漫画家さん!?」って、全く同じ気持ちですよ。
SCRIPTの佐々木さんも制作に関わっていたので、佐々木さんがギターのキーの高さを確認しに許斐先生の元を訪ねた時こと。
本当に、キーの高さを確認して終わりにするつもりだったのに、許斐先生、SCRIPTさんが来たことにテンション上がり、2時間歌いっぱなしだったそうです。それをわざわざカメラにまで収めちゃった先生、おちゃめすぎる…。
ジャケットに関して、今回はハニプリのキャラをたくさん並べて可愛い感じに、お客さんが買いやすいようにしたみたいです。
そこに、双雲先生の筆書きでタイトル。可愛いキャラ達+筆書きのタイトルなんて、許斐先生しか思い浮かばないよなぁ。
SQ.9月号でジャケットを見た方ならわかると思うのですが、『テニプリっていいな/Smile』のタイトルの「プ」の字の「゜」の中にはリョーマがいます。これは最初、乾がいたそうですが、「やっぱりココは主人公だよな…」ということで、色々細かくキャラの配置を考えてリョーマにしたそう。結構手間かかってます。
それから特典の話。
CDを買うと『海パンの王子様』のマンガがついてきます。
まず、このCDはいきなり本形式みたいに横から開くのではなく、アルバムみたいにジャケットの上下からCDを取り出せる形式(こんな説明でわかるかっ!)。
そこで、お客さんがCDを取り出した時に一番最初に何が出てきたら喜ばれるか、を考えてこのマンガを最初に見えるようにしたそうです。ちなみに、このCDをジャケットから出す場合は下からがお勧め。
面白かったのがココから。
少しでも『海パンの王子様』のシーンを見たいお客さんに、松井さんがサービスで見開きだけ見せてくれました。
『海パン王子』を開きながら平等に、席の前後左右を部屋の隅々まで回ってお客さん達に『海パン王子』を見せていく松井さん。お客さんの視線は松井さんの所へ集中します。
「ほぉら~、いいですか皆さん?中学生の裸ですよ~♪」と松井さんが面白がっていたのを思い出しました。
そういや私達、中学生に翻弄されてこの会場にいるのよね…。
松井さんに見せていただいたページで私が確認することができたのは、ブンちゃん、忍足侑士、不二、銀さんでした。ちきしょっ、本当はもっといたのにな…。
なんでちゃんと見てないんだ私のバカッ!
それと、『テニプリっていいな』をフルで聴かせていただきました。
ラジプリでは聴けない部分もバッチリです。
テニプリキャラがたくさん出てきているのですが、多すぎて聞き分けるのが難しかったです。間奏では、キャラ達がそれぞれ色んなセリフを言っています。
一番聞き取りやすかったのは、白石の「エクスタシー!」。あと、菊丸も聞こえたんですが、真田の「キエエェェェー!!」が聞けなかった……んなアホな。
CDが手に入ったら、イヤホンでじっくり聴くことにしましょう。
質問コーナーへ。
許斐先生、「今日はなんでも答えますよ!」と意気込んでいます。
Q.彼女はいますか?
A.います。というか、結婚しています。
「結婚してるから彼女じゃないんじゃ…。まさか、奥さんの他に彼女がいるって意味じゃないよね?」と、松井さんのナイスボケつき。
私、これ初めて知った時ショックだったな…。ん?何がショックってそりゃ…っ。
Q.負けてしまったキャラは、この先どうなってしまうんですか?
A.負けてしまったキャラは…「大丈夫」です。これからもちゃんと登場します。
あと、来月号には合宿に参加できなかった四天宝寺のメンバーとかも…。
これ、すごい情報ですよ!!?編集の方もそりゃ青ざめますよ。
とにかく、これを聞いて涙が出るほど安心しました。これでやっと眠れる!
Q.ペットは飼っていますか?
A.飼っています。猫を2匹飼っていたんですが、子供が6匹生まれちゃって…。
8匹になったところ、子猫を2匹知人にあげました。
今ベランダで飼っていて、世話が大変です。
ちなみに、今まで飼ったことのあるペットはカルピンのみだそう。やっぱり猫好きなんだな…。
Q.これから先、活躍するキャラや注目してほしいキャラはいますか?
A.今回は全キャラを満遍なく活躍させるつもりなので、全員です。
不二兄弟戦など、試合の模様が省かれてしまっているじゃないですか。
その試合の模様もコミックスで書き下ろしがあります。
いい事聞きました。にしてもすごいな、万遍なくって…。
やっぱりある抽選会。
今回は、たくさん品が用意されていたため、景品をゲットできた方が多かったです。最初は、T.Y.E.から3名へ景品の抽選。その次からすごいんですよ…。
許斐先生のアトリエに眠っていた超お宝盛り沢山なんです。
ここでざっと紹介
・許斐先生サイン入りラケット(リョーマ使用ラケットの最新)
・キャラの顔入りテニスボール3個(1人1個)
・SQ.サイン入り原稿
・許斐先生サイン入りSQ.告知ポスター
・青学レギュラーサイン入り複製イラスト(額縁入り)
・サイン入りキャライラスト色紙4枚(リョーマ、真田、仁王、赤也)
もちろん、サインは全部直筆。
キャラの顔入りテニスボールは、ボールの表面がふさふさしていて、描きづらかったそうなのである意味レア。つか全部レア。
景品当たった人の中には、嬉しさのあまり号泣してる方も。
私もはずれた悔しさで号泣したいです。
これで終わりと思いきや、さすがとんでもイベント。
許斐先生との握手会がありました。
私これ死んでも行ってよかった。死ぬまでに、許斐先生に手を触れることができるなんて……この日を忘れはせん!
8月4日は「許斐先生と握手を交わした日」と定めます、いやマジで。
握手会と言えば、なんと言っても握っている間のトークの長さが重要。
何話すかとかは、ほんと漠然としていたので、テンパりすぎてあんまり話した内容覚えてないです。
「テニプリ好きです!」「リョーマ好きです!」「みんな好きです!」「これからも期待しています!」…とか。
SQ.の内容で、未だわからないデスマッチのリョーマの対戦相手を聞きましたが、「読めばわかります」みたいなことを言われ、一瞬読み逃した部分があるのかとヒヤッとしました。
許斐先生との握手で、視覚的に覚えていることと言えば、許斐先生が腰に手を当てて爽やかな笑顔を思い浮かべていたことぐらいですが、しっかりと脳裏に焼き付けておきたいです。
イベント中に、松井さんが恒例の
「トング、売ります。」をイベント終了後に行うということを言っていたので、最後はトング買って帰りました。
もう持っているのに、何故私が買ったか?
今回のトング、松井さんのサイン入りなんです。
単行本にサインを書いている許斐先生に触発されたらしい…。
しかしまぁ、松井さんのトング買ったら、帰りの電車賃が2円足りなくなってしまったのは、また別の話です。
いいんです、今回のイベントで2人分のサインがゲットできたんだから。
あぁ~、でも握手した手を洗うのは辛かったな。