唸る映画

「ある男」

主演は窪田正孝ではなく、妻夫木。
妻夫木は時々、こういう深刻な作品にも出て（「悪人」「愚行録」とか）、
プリクラ応募でこの世界に入ったそうだけど、容姿は確かに良いけれど、この人は芯から役者の人だったんだなあと感心する。
とてもきれいな横顔が映って、見とれる。


ちょっとわかりづらいところ（理解不能な部分）があって、検索で調べたけど、
原作を読まないとダメかな。
原作者　平野啓一郎さんの小説は小難しくて、
始まり1ぺージで挫折しているので、映画にしてくれて嬉しかった（苦笑。

今季の一番ドラマ「不適切にもほどがある」の「河合優実と坂元愛登」が出ている。
坂元はまだ幼いけど、すぐに「あ、キヨシ」とわかった(笑)

安藤サクラは「これは！」という作品には必ず出てる(笑)
窪田正孝　どこに出ても「ほぉ！」と毎回感心する。

というわけで誰もかれもいい仕事な作品かと。


生きてゆく辛さ、不運、悲運、いろいろあることは知っている。
自分はと思うと、これは辛いことになるぞ、を察知した途端、さっさと逃げてきた（とにかく逃げ足が速い　苦笑）
そういう性格なので自分の人生は薄っぺらいけど、薄っぺらい性格だからそういう人生ですわ
と、自己肯定で終わる。
いい作品に合うと、自分はとすぐに考えてします。
トシだな、たぶん（苦笑






監督 石川慶
脚本 向井康介
原作 平野啓一郎
製作 田渕みのり
秋田周平
製作総指揮 吉田繁暁

出演者
妻夫木聡
安藤サクラ
窪田正孝
清野菜名
眞島秀和
仲野太賀
真木よう子
柄本明


音楽 Cicada
撮影 近藤龍人（J.S.C.）
編集 石川慶
制作会社 松竹撮影所
製作会社 「ある男」製作委員会
配給 松竹
公開 日本　2022年11月18日
上映時間 121分
製作国 日本
言語 日本語
興行収入 5億100万円