
「苦役列車」 西村 賢太 (著)
最初の 【曩時】が見たこともない文字
わからないことは検索 ネットの中に賢人はいる。
(「曩」は先の意)さきの時。以前。昔。曩日(のうじつ)。
――『広辞苑』
他にも簡単な字でも一度も見たことがない熟語や言い回しがあって、並大抵の日本語力じゃないな・・・と思ったわけだ。
この本、末代まで苦役など一度も経験することなどない大地主に嫁いで20年になる、
友人が持ってきてくれた。
「あんた これ最後まで読めたの?」
「読んだ、ただ性的な描写や表現は・・・どん引き」
彼女がなぜこの本を買ったのは不明だけど、たぶんブランド「芥川賞」のせいかと、
お金持ちだってブックオフで買う。
お金持ちだから・・かもしれない。
ちなみに彼女の一家は生命保険には一つも入っていない。
一族みな健康で病院へいくのはインフルエンザの予防接種だけらしい。
自動車保険も無制限じゃない、対人死亡最高7000万くらいらしい。
滅多に死亡事故など起きやしないし、もし足りなくても土地を売れば済むからだと舅が言ったそうで、無制限じゃないと保険料がどれくらい安くなるのかしらないけど、貧乏人とは発想が違う。
悩みは加齢と税金だけ。
外国人労働者がまだおらず、日雇い仕事がそこそこにあった時代のようだ。
グッドウィルが大儲けできるようになるのはもっと後かな?
家族に犯罪者、それも不名誉(犯罪はおおかた不名誉だけね・・
もっと甘ちゃんだったら、貧乏ながら母親と暮らすしかない。
10代で社会に出てしまった「性根」、実は結構な性根じゃないかと思う。
じゃなきゃ「小説」も書けやしないだろう。
中上健次
中場利一
同列にしちゃいかんかもしれんけど、永山則夫
あ、どうでもいいけどみんな始まりが「な」だ。
子どもをもったら親は自分たちにもしものことがあっても生きていけるような知恵を授けておかないといけないね。
10代で一人で社会に放り出されることを想定した教育。
親はいつまでもかわいい我が子でいて欲しいばっかりに、世の中の辛いこと、汚れたことをナマナマしく語れない。あまり早く大人になってほしくないのだ、それを過保護というのだけど、最近の厳しい現実で、親たちも現実社会のことを子どもに話すようになっただろうか。
せいぜい、「公務員になりなさいよ」くらいかなあ・・・
「雲の中」有川浩(著)
飛行機産業にも自衛隊にも興味がないけど、そこんとこはちゃっちゃとすっ飛ばして、
二人の高校生、カルトみたいな集団の美少女 そして宮田のじいちゃん。
最後には大泣きした。
やっぱり有川さんはやってくれる。
巻末の新井素子さんがこの本の素晴らしさの全てを語っている。
最初の 【曩時】が見たこともない文字
わからないことは検索 ネットの中に賢人はいる。
(「曩」は先の意)さきの時。以前。昔。曩日(のうじつ)。
――『広辞苑』
他にも簡単な字でも一度も見たことがない熟語や言い回しがあって、並大抵の日本語力じゃないな・・・と思ったわけだ。
この本、末代まで苦役など一度も経験することなどない大地主に嫁いで20年になる、
友人が持ってきてくれた。
「あんた これ最後まで読めたの?」
「読んだ、ただ性的な描写や表現は・・・どん引き」
彼女がなぜこの本を買ったのは不明だけど、たぶんブランド「芥川賞」のせいかと、
お金持ちだってブックオフで買う。
お金持ちだから・・かもしれない。
ちなみに彼女の一家は生命保険には一つも入っていない。
一族みな健康で病院へいくのはインフルエンザの予防接種だけらしい。
自動車保険も無制限じゃない、対人死亡最高7000万くらいらしい。
滅多に死亡事故など起きやしないし、もし足りなくても土地を売れば済むからだと舅が言ったそうで、無制限じゃないと保険料がどれくらい安くなるのかしらないけど、貧乏人とは発想が違う。
悩みは加齢と税金だけ。
外国人労働者がまだおらず、日雇い仕事がそこそこにあった時代のようだ。
グッドウィルが大儲けできるようになるのはもっと後かな?
家族に犯罪者、それも不名誉(犯罪はおおかた不名誉だけね・・
もっと甘ちゃんだったら、貧乏ながら母親と暮らすしかない。
10代で社会に出てしまった「性根」、実は結構な性根じゃないかと思う。
じゃなきゃ「小説」も書けやしないだろう。
中上健次
中場利一
同列にしちゃいかんかもしれんけど、永山則夫
あ、どうでもいいけどみんな始まりが「な」だ。
子どもをもったら親は自分たちにもしものことがあっても生きていけるような知恵を授けておかないといけないね。
10代で一人で社会に放り出されることを想定した教育。
親はいつまでもかわいい我が子でいて欲しいばっかりに、世の中の辛いこと、汚れたことをナマナマしく語れない。あまり早く大人になってほしくないのだ、それを過保護というのだけど、最近の厳しい現実で、親たちも現実社会のことを子どもに話すようになっただろうか。
せいぜい、「公務員になりなさいよ」くらいかなあ・・・
「雲の中」有川浩(著)
飛行機産業にも自衛隊にも興味がないけど、そこんとこはちゃっちゃとすっ飛ばして、
二人の高校生、カルトみたいな集団の美少女 そして宮田のじいちゃん。
最後には大泣きした。
やっぱり有川さんはやってくれる。
巻末の新井素子さんがこの本の素晴らしさの全てを語っている。
この人とつきあう女性はどんな人なんだろう、って思いましたね。
しかしどこか主人公がかわいいんですよね。女にフラれ、仕事もクビになって、とぼとぼうなだれて歩く主人公にがんばれって言ってる。クビになっても、賞をとった作者が見えるから安心できるのかもしれないですね。
かわいい・・うーむ・・
ろ~ずさん男の趣味に意見されたことはないですか(笑
ま、今現在不幸の影は感じられないので、問題はないのですが、
かわいい・・・(何度もしつこい)
ろ~ずさんとは絶対恋敵にはなりません(笑)。
>恋敵にならない
これもねえ、ネット上で過去に交わしたことがある会話ですねえ。確か私がジミー・ペイジは嫌いではない、といったら何かそんな塩梅になりました。メデタシです。
ううむ・・・・みんな違ってみんな良い
そんなフレーズが一番相応しいかと(笑)
ジミーが好きな男子を好きになったことはあるけどね、遠い目 (*^_^*)~(笑)