今日、マニキュアフィンガーをいただきました。
行きつけのお店の玄関先になっていたマニキュアフィンガー。
以前行ったときは、マスカットのような緑でしたが、
指先のようなその粒は、淡い紫色に色づいています。
「ある朝、二羽のヒヨドリが来て、実を食べているんですよ。ブドウに止まった時、粒をバラバラ落としてしまうので…、袋をかぶせました。」とはご主人。かk『明日も食べに来よう』とヒヨドリが話しているのが聞こえたので、さっそく袋をかぶせたんですよ。」
ユーモアたっぷりのご主人です。
袋をかぶったブドウを写真に撮らせてもらいまいした。
そしたら…
房だけが残って、実がないブドウがあったので、
「これ全部、鳥に食べられちゃったんですか?」
「いえいえ、お客さんに味見してもらっているんですよ」
というわけで、私にもブドウを摘んで、洗って持ってきてくださいました。
「まだ、ちょっと早いかもしれませんが、次回まであるかどうかわかりませんから~、皮も食べられますからね。ただ種があるかも」
一口口にすると、ウインナの皮のようにぷりぷり、しゃきしゃき、さすが採りたて。
甘みもあって、でもあっさりしていて、上品な味。
知り合いの方が、山梨でこのブドウを試食したんですって。
「とっても美味しかった。買って帰りたかったけれど、まだ旅の初めだったから」と残念そうに話されたのを思い出しました。
希少価値の高い、高級なブドウ、マニキュアフィンガー。
私も始めて食べました。