スバルにサラザン加入。

最後までセカンドドライバーが決定していなかったスバルが正式な発表を行いました。

SUBARU － モータースポーツ：ペター・ソルベルグに加え、ステファン・サラザンを起用

今季のターマック2戦で2003年スペックのインプレッサWRCで目覚しい活躍を見せたサラザン。
カタルニアでは、なんとスバルワークスより上位にランクインです。
スバルのワークスがピレリタイヤだったとは言え、古い車でワークスを負かしたというのは相当のインパクトでした。サラザンはもとF1ドライバーでターマックスペシャリストと言えますので、今季全く不甲斐ない成績だったスバルのターマックでの活躍が期待されます。

ただ、グラベルへの対応は未知数であるため、全16戦中少なくとも半分の参戦となり、能力を判断するようです。と言うことは残り半数は別のドライバーが走ると言うことなんですが、誰が走るかは明言されてません。

そして、三菱から衝撃の発表が。
三菱自動車：2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)参戦体制について
エースにハリ・ロバンペッラ。
セカンドドライバーにジル・パニッツィ
サードドライバーにジャン-ルイジ　“ジジ”・ガリ
です。近年、WRCはグラベル偏重ですからね、パニッツィよりもロバンペッラの方が成績が残せそうだと言うことでしょう。
ターマックキングのパニッツィはターマックイベント中心に参戦。また、WRCに全線参戦することが出来ません（ちょっとかわいそう）

まあ、これ以上のニュースとして
なんとタイヤをミシュランからピレリにスイッチすると言うことです。プジョーもピレリへのスイッチを既に発表しており、ワークス勢のタイヤは半分半分になりました。

ミシュラン陣営：シトロエン、フォード、シュコダ
ピレリ陣営：スバル、プジョー、三菱

グラベルでピレリの性能が高いのはスバル、インプレッサの活躍で充分証明されてます。
これも、また、WRCはグラベル偏重になっている影響でしょうね。

今まで、殆どスバルのみに提供してきたピレリとしては、是非、飛躍の年にしてもらって、ターマックでの性能もアップさせて欲しいですね。

あと、フォードのセカンドドライバー、シュコダのサードドライバーも正式に決定しています。
クレスタ、フォードに抜擢。
エクストロームがシュコダの3台目

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12月14日現在のドライバー動向（）内は今季の所属チーム
間違いがあれば遠慮なく指摘してくださいね。

■シトロエン
・S.ローブ（シトロエン）：エース
・F.デュバル（フォード）：セカンド

■スバル
・P.ソルベルグ（スバル）：エース
・S.サラザン（スバルフランス）：セカンド

・D.ソラ（三菱）：未定
　フォードのシートが埋まったのでスバルへ交渉先を変更
スバルのセカンドドライバー、まもなく発表か

■プジョー
・M.グロンホルム（プジョー）：エース
・M.マルティン（フォード）：エース
プジョー、マルティンとの契約を正式発表

■フォード
・T.ガルデマイスター（シュコダ）：エース
・ロマン・クレスタ：セカンド
クレスタ、フォードに抜擢。

・M.ヒルボネン（スバル）：未定
　フォードからも接触あり
　PSAの決定がドライバー陣に波紋

■三菱
基本的に3台。
・H.ロバンペラ（プジョー）：エース
・ジル・パニッツイ（三菱）：セカンド（ターマック中心、一部サードエントリー）
・ジャン-ルイジ　“ジジ”・ガリ（三菱）：サード（一部のグラベルではセカンド）
三菱自動車：2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)参戦体制について

■シュコダ
16戦中何戦かは3台体制。
なんと6人ものドライバーで参戦。すごぅ。
・A.シュバルツ（シュコダ）：エース
・アレクサンダー・ベンゲ：セカンド（ターマック中心）
・ヤニ・パーソネン：セカンド（グラベル中心）
・ヤンネ・トゥオヒノ：セカンド（グラベル中心）
・マティアス・エクストローム：サード
・ヤン・コペッキ：サード
05年シュコダは4人のドライバーで
エクストロームがシュコダの3台目