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SUBARU IMPREZA WRC 2004 発表

2004-02-24 18:06:31 | WRC関連
久しぶりにWRCネタを
スバルは第3戦のコロナ・ラリー・メキシコで、インプレッサWRCの2004年バージョンをデビューさせます。
昨日、発表がありましたので2004年バージョンについてのコメントをしたいと思います。

といっても、外見上2003年バージョンと殆ど違いはありません。
記事をみても、外見よりも内部を大幅に手を入れたらしいです。

まあ、素人には内部のについてはよくわかりませんので、ここでは、仕事柄もっとも気になる外見の違いを。(何の仕事をしているかは、またの機会に)

1.フロントバンパー前面下開口部、サイド開口部
前面の開口部は2003に比べ、横長になりました。開口面積はほぼ一緒でしょうか。
入口部はラッパのように滑らかに広がっているようで、2003に比べて吸入効率は上がっているのではないでしょうか。
この開口部の両サイド(フォグランプカバーの裏側)にはブレーキ冷却用のダクトがあります。
※ラリーXによると2003モデルでは単純に穴があいていただけでしたが、きちんと処理されたダクトになっています。ブレーキ冷却用ではなく左右で役割が違うようです。(2004.4.1追記)

当然ながらインタークーラーも横長になりました。
また、2003では、インタークーラーは地面に対し斜めにつけられていましたが、2004では垂直になり、バンパーに添ってRがついているようです。
従って、インタークーラー自体の面積は減っていますが、垂直に設置することにより、インタークーラーを通過する空気は抜けやすくなるはずです。さらにバンパーサイドに開口部を設けて抜けやすくしていると感じます。
これにより、2003より空気抵抗を減らすことで流量が増しそのことにより冷却効率を上げているのでは無いでしょうか。
また、インタークーラーの厚みが同じであれば軽量でしょう。
※ラリーXによると垂直ではありませんでした。上部のラジエターとインタークーラーはかなり斜めに設置されていてラジエターインタークーラーは進行方向に向かって口をあけるようにV字になっているようです。上部のラジエターの流れは、上部のダクトへ。下部のインタークーラーの流れは、サイドのダクトへ導かれています。(2004.4.1追記)

2.ボンネット上部手前開口部
開口部に若干のかさ上げが見られます。ここはラジエターを冷やした空気が抜けていきますがボンネット上を流れる空気とぶつかって抜けにくくなるのを防ぐ目的があると思われます。
(若干の空気抵抗増でしょうが)

3.ルーフ上部
ベンチレーターが復活しています。2003仕様では、ボンネットのエアインテーク(市販車のターボー用インテーク)から吸気していたはずです。(これも若干の空気抵抗増だと思います)
おそらくボンネット上のエアインテークは完全なダミーになったものと思われます。

4.リアウィング
リアウィング自体の形状も手が加えられたようですが見た目にはわかりません、ウィング内側がカーボン?剥き出しになっています。
※軽量化の為にカーボン剥き出しにしたようです。

とまあ、形状の変更はフロントを中心に細かく行われています。
間違いや意見、ご質問がございましたら、コメントの方へ御願いしますね。

画像:SWRTのHPより拝借して加工しました。
上段2004年モデル、下段2003年モデル
比較の為一部反転しています)

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