【WRC2006】新井さんがラリー・ジャパンでWRカーに?!

Paulさんのコメントと記事で知りましたが、なんと新井さんがラリー・ジャパンでWRカーに乗るかもしれません。

まだ、新井さんのホームページにも、SUBARUからも正式な発表は無いようですが、AUTOSPORTによると…。

AUTOSPORT WEB

「9月のラリージャパンでは、新井をWRカーで走らせる方向で調整を進めている。そのためPWRCのノミネートからラリージャパンは外してある」

だそうです。この発言を行ったのは、STIの松本光弘常務取締役とのことで、かなり確実な話だと思います。なにより驚いたのが、PCWRCのノミネート（全8戦中6戦）からラリー・ジャパンを外してあるという部分。なぜ、驚いたかとというと、新井さんは、グループNで（PCWRCのカテゴリー）ラリー・ジャパンを2連続優勝してるんです。そう、PCWRCにおいて、もっとも勝ちの見込みのあるラリーがラリー・ジャパンなのです。昨年、新井さんはPCWRCを制し世界チャンピオンとなりました。そして今年は2連覇を目指しています。得意なラリーをスキップするということはそれだけ、2連覇が難しくなるわけです。それにもかかわらず、あえてラリー・ジャパンにPCWRCのエントリーせず、トップカテゴリーであるWRカーでラリー・ジャパンにエントリーしてくるからには相当の自信と覚悟があるものと感じます。

新井さんは、常々、再びWRカーに乗りたいと仰ってました。世界チャンピオンをとってからというものトークショーなどでことあるごとにSUBARU関係者の前でWRカーに乗りたい何度も仰ってましたし。ついにスバルを動かしたって感じがします。

それにしても、PCWRC世界チャンピオンになったことはかなり大きかったですね。

これで、ラリー・ジャパンは凄いことになりますよ！
ペターもアトキンソンもラリー・ジャパンを優勝する力は充分にあるでしょう。
そこに、圧倒的な経験をもつ新井さんが彼らに匹敵するパワーを見せることができれば、再びWRCへの道が開かれるかもしれません。

今年のラリー・ジャパン、絶対行きます！



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