「北海道」「東北」「北陸」は暴風雪に見舞われた。自然災害のみならず、すべての人々が新型ウィルスの脅威に晒されている。「緊急事態宣言」が発出された。一致団結して一日も早い収束(終息)を!
2020年11月10日
日光国立公園「龍王峡」
栃木県鬼怒川の上流にある奇岩が作り出す渓谷である。紅葉は見頃という情報を得て龍王峡から川治温泉迄のんびり歩いた。「赤」「黄」「橙」と、ペンキや絵の具を「ベタベタ」塗った錦繍の山々に想いを馳せた。……が、紅葉の時期が早過ぎたのか遅過ぎたのかあるいは元々茶色に落葉する樹木が多いのか、期待が大きかっただけにがっくりした。
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「寒~い!」
身支度を整えていざ出発。
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「虹見の滝」
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「虹見橋」を渡り鬼怒川沿いに歩く。一年振りに訪れた秋の渓谷、水量が少なさそうだが流れる緑色の水がとても美しく「ホッ!」とした。
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朝一の特急列車や車で訪れたハイカーの姿。
「寒いね…寒いね!」
前後左右絶景である!
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「木の間越しの緑の水の流れ」
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奇岩の絶景が続く。
陽を受けて「ムササビ橋」が影を映している。
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上流のこの辺り、「ダイナミックな奇岩」の続く渓谷と打って変わって、広い河原に静かに流れる鬼怒川の姿があった。
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遠く山腹に「トンネル」が見えてきた。「逆川のトンネル」を三つ超えると旅のフィナーレは近い。車の往来は無くトンネル内に灯りも無くヘッドランプに導かれた。
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トンネルを抜けて美しい鬼怒川に再会した。
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「木の間越しの緑の水の流れ」
一年前の秋「龍王峡」は台風の後で水は濁り、瑞々しい緑の「もみじ」にまるで「新緑」のようだねと友と笑い合った。そして今……鬼怒川の美しい緑の流れが、只それだけで嬉しかった。
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「小網ダム」
放水はされていなかった。ダムの上にある橋を渡り、階段を上ると「川治温泉駅」がある。激しく行き交う国道121号を歩けば、「目的地川治湯元駅」……足湯が待っている。
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「レトロな列車」が!
「小網ダム」を渡ろうとした時。「川治温泉駅上り」……「12時35分」列車が動き出した。
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「無人駅」
誰もいない駅舎に昔懐かしい大きなストーブだけがあった。何故か無性に嬉しく「目的地の足湯」も吹っ飛び「どっしり!」腰をおろした。「上り14時45分」……発車迄2時間ちょっと!
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「御神輿」
隣接する建物に安置されていた。
ここは川治温泉の入り口……秋祭りに想いを馳せる!
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「下り尾瀬方面」
「上り日光方面」
旅のフィナーレは誰もいない静かで至福のプラットホームだった!
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「早起きは三文の徳」
竜王峡から川治温泉迄初めて歩けた!