『ユキとニナ』:公式サイト
愛の妖精
『不完全なふたり - goo 映画』の諏訪敦彦監督の新作という事で楽しみにしていた作品。
『不完全なふたり』・・・ ※ネタバレ少々
ユキの父親役はどう見ても熟年で父親というよりもお爺ちゃんぽかったな~。
と思っていたら、諏訪監督と共に監督したイポリット・ジラルドだったのね。
『ユキとニナ』というタイトルだけど、ニナはユキのフランスでの友達なだけで出番は少ないし、
ユキ視点で描かれているので、ユキの物語ですよね。
ユキの母が“愛の妖精”からの手紙を読んで泣いている時の演技がわざとらしかったな。。。
ユキ役の少女は笑いをこらえているような表情浮かべていたし・・・。
ユキの母役の女優さんは台詞回しがたどたどしかったし、母性が感じとれなかったな・・・。
演技初経験の新人子役よりも大人の女優のほうが演技劣るのは映画としてはどうよ?
フランス映画『陰獣 - goo 映画』や
■『陰獣』■ ※ネタバレ有
台湾映画『海角七号 君想う、国境の南』で
『海角七号 君想う、国境の南』... ※ネタバレ有
日本人がメインキャストに抜擢されていた時も思ったけど、
こういう二ヶ国語が必須な作品は演技力よりも語学力がキャスティングの要になるのかしらね?
海外映画で通用する語学堪能な日本人女優が少ないのだろうね・・・。
フランスの森をユキが一人で通り抜けると蝉の声がする日本の森へ。
近所のお婆ちゃんの家で日本の友達と遊んでいたユキが日本の森を通り抜けると
お父さんが居るフランスの森へ。
子供にとって神聖な遊び場である森には国境はなくて一続きに繋がっているのでしょうね。
フランスの森でユキとニナが両手を合わせる遊び(遊び名忘れました。m(_ _)m )をしたり、
“だるまさんがころんだ”をしたりしていましたね。
スペインにも“だるまさんがころんだ”があるのは『永遠のこどもたち』を観た時に初めて知ったけど、
『永遠のこどもたち』... ※ネタバレ少々
“だるまさんがころんだ”はフランスにもあるのですね。
そういった子供の遊びは万国共通なのでしょうね。
それと、ク〇ネコヤ〇トもフランスにあったのね~。
フランスと日本を極度に比較して区別し、文化風習のズレを表面化させるのではなく、
子供達の日常の遊びから両国の共通項を手繰り寄せるように
歩み寄りながら演出しているのが伝わってきたのは良かった作品でした。
あと、おばあちゃんと子どもたちのやり取りもね。
何かの模範演技みたいに感じてしまった。
途中から着地点が大幅にずれた印象がありました。
森を通り抜け・・・なんかは、意外性があって面白いと思ったんですけど、いつの間にか従順な子どものアイデンティティの帰結みたいな感じで終わりました。
こういうテーマは好きなんで、何か残念。
ユキのリアクションも完全にフリーだったらしいので、多分どうしていいか解らなくて、とまどってる表情だったのが、それはそれでよかったなって思ってます。
私はとても子供らしいユキとニナの自然な演技が凄く気に入りました。日本の子役たちの変に大人びた、というより大人に演じさせられているかのような演技が苦手な私です…。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
ユキの母親役の女優さんの演技は素人みたいなぎこちなさでしたよね。
本来、観客の心を捉える場面のはずなのに台無しになってしまったような・・・。
お婆ちゃんと子供達のやりとりもまるで『まんが日〇昔ばなし』みたいでしたよね。。。
森を通り抜ける設定やテーマは良かったけど、細部は違和感ありましたね。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
やはり、即興演出だと良くも悪くも演じる人のクセがありのまま表れてしまいますね・・・。
>私はとても子供らしいユキとニナの自然な演技が凄く気に入りました。
可愛い子ぶっているわけでもなく、生意気でマセているわけでもない。
等身大の演技が好印象でしたね。
>日本の子役たちの変に大人びた、というより大人に演じさせられているかのような演技が苦手な私です…。
同感です。
日本は年功序列意識が根強いから年上の人には逆らえない風潮があるし、
子供にとっては大人に怒られると怖いという気持ちもあるだろうから
そういう無理した演技になってしまうのでしょうね・・・。
日本映画『誰も知らない』で当時子役だった柳楽優弥がカンヌで男優賞を受賞出来たのは
型にはまった子役演技をさせなかったからなのかもしれないですね。
今晩は☆彡
いやいや大人の皆さん、2人に完全に
喰われてしまいました!
確かにユキママの演技はう~ん何なの?
って感じですものね(笑)
私は森をに抜けると日本ののどかな風景
という設定、好きでした。そこで出会う
友だちやおばあさんとの絡みも良いですよね!
ユキちゃんの知らない土地での生活への
明るい希望という風にも感じました。
トラックバックありがとうございました。(*^-^*
ユキママの演技はなんだかなぁ~という感じでしたね。。。
森を通り抜ける設定が印象深かったですよね。
>ユキちゃんの知らない土地での生活への
明るい希望という風にも感じました。
ユキちゃんにとっては故郷であるフランス、新天地である日本。
知らない国、別の言語での生活は不安もあるだろうけど、
ユキちゃんはお友達やおばあさんと普通に交流していましたね。