結論ありきの取材はあり得るが、その結論のズレが問題なのだ 2005年1月20日(木)
ペルー日本大使公邸事件の最中に検問を勝手にくぐり強行突入取材し現場を危険な状態に陥れたテレ朝H記者。人質を危険にさらす暴挙だと非難されると朝日側はNステ等で徹底して弁明し開き直った。
朝日コメント:「H記者の取材は記者個人の判断で行った行為、社は関係していない」
アンデス見解:大嘘である。他のクルーも乗ったテレ朝の車が彼を公邸横まで運んだのだ、実はそのテレ朝の車のすぐ後ろを私は走っていたのだよ。そして突入取材の夜、テレ朝取材チームが人質家族のいる日本食レストランで「Hよくやった」と祝杯をあげ大顰蹙を買ったことは、二年前の第1回投稿で述べたとおり。
朝日コメント:「マスコミとしては公邸内部の状況を国民に知らせる義務がある」
アンデス見解:H記者はほとんど何も情報を取れなかった、なにせ質問メモをオドオドと読み上げるだけなんだもん、人質は怒って無視するしテロリストもあきれていた。彼の行為は現場の緊張を高め混乱させただけ、クソの役にも立っていない、こういう意味のない報道は義務でも権利でもない。
朝日コメント:「彼の勇気ある行動がなぜ非難されるのかわからない」
アンデス見解:彼は勇気の無いただの気の小さい男である。公邸横の路上で立ち話をしていた我々に、おずおずと名刺を持って割り込み「あのう、次回の解放について何か情報はありませんか」と聞くので「そんなこと分かるわけ無いでしょう」と答えたら「まだ邸内に残っているオタクの関係者の人質のお名前は?」と言うので「そんなことを公前で聞くなよ、自分で調べなさい」と声を荒げたら暗い顔で去っていった(その時の名刺は記念に取ってある)。彼が強行取材をしたのはその二日後だ。気が弱く出来の悪い彼は朝日の鉄砲玉、「生け贄」にされたのだろうと我々は想像した。
取材ついでに彼は邸内にラジオ無線機を残していき、テレ朝はこの無線機でこっそり録音した人質の肉声テープを人質家族へ持ち込みコメントを取ろうとした。人の命がかかっている張りつめた現場を勝手に引っかき回すテレ朝に我々は激怒し記者クラブ出入り禁止にした(がこの措置について“報道の自由侵害”のクレームは来なかった、さすがに疚しさを感じたのだろう)
巨悪を暴くのも個人のプライバシーを侵害するのもマスコミの取材は一義的には自分の組織のための取材であり、効率的に記事を作るためには予め想定した筋書に沿って取材せざるを得ない(全くの白紙からの取材など無い)。どのマスコミも似たようなものだろうが、朝日の場合はその筋書きが現実とズレ過ぎているからボロが出やすいんだろう、誘導が過ぎるともはや機関誌であり、朝日流の筋書きが今の社会では通じにくくなってきたたということではないか。じっさい、このマスコミは拉致事件解決に関してはほとんど貢献していない。
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ペルー日本大使公邸事件の最中に検問を勝手にくぐり強行突入取材し現場を危険な状態に陥れたテレ朝H記者。人質を危険にさらす暴挙だと非難されると朝日側はNステ等で徹底して弁明し開き直った。
朝日コメント:「H記者の取材は記者個人の判断で行った行為、社は関係していない」
アンデス見解:大嘘である。他のクルーも乗ったテレ朝の車が彼を公邸横まで運んだのだ、実はそのテレ朝の車のすぐ後ろを私は走っていたのだよ。そして突入取材の夜、テレ朝取材チームが人質家族のいる日本食レストランで「Hよくやった」と祝杯をあげ大顰蹙を買ったことは、二年前の第1回投稿で述べたとおり。
朝日コメント:「マスコミとしては公邸内部の状況を国民に知らせる義務がある」
アンデス見解:H記者はほとんど何も情報を取れなかった、なにせ質問メモをオドオドと読み上げるだけなんだもん、人質は怒って無視するしテロリストもあきれていた。彼の行為は現場の緊張を高め混乱させただけ、クソの役にも立っていない、こういう意味のない報道は義務でも権利でもない。
朝日コメント:「彼の勇気ある行動がなぜ非難されるのかわからない」
アンデス見解:彼は勇気の無いただの気の小さい男である。公邸横の路上で立ち話をしていた我々に、おずおずと名刺を持って割り込み「あのう、次回の解放について何か情報はありませんか」と聞くので「そんなこと分かるわけ無いでしょう」と答えたら「まだ邸内に残っているオタクの関係者の人質のお名前は?」と言うので「そんなことを公前で聞くなよ、自分で調べなさい」と声を荒げたら暗い顔で去っていった(その時の名刺は記念に取ってある)。彼が強行取材をしたのはその二日後だ。気が弱く出来の悪い彼は朝日の鉄砲玉、「生け贄」にされたのだろうと我々は想像した。
取材ついでに彼は邸内にラジオ無線機を残していき、テレ朝はこの無線機でこっそり録音した人質の肉声テープを人質家族へ持ち込みコメントを取ろうとした。人の命がかかっている張りつめた現場を勝手に引っかき回すテレ朝に我々は激怒し記者クラブ出入り禁止にした(がこの措置について“報道の自由侵害”のクレームは来なかった、さすがに疚しさを感じたのだろう)
巨悪を暴くのも個人のプライバシーを侵害するのもマスコミの取材は一義的には自分の組織のための取材であり、効率的に記事を作るためには予め想定した筋書に沿って取材せざるを得ない(全くの白紙からの取材など無い)。どのマスコミも似たようなものだろうが、朝日の場合はその筋書きが現実とズレ過ぎているからボロが出やすいんだろう、誘導が過ぎるともはや機関誌であり、朝日流の筋書きが今の社会では通じにくくなってきたたということではないか。じっさい、このマスコミは拉致事件解決に関してはほとんど貢献していない。
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