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ほぼ日記。

紳士とは。

2007年06月27日 20時45分08秒 | 徒然
新幹線たにがわ車内にて。

僕の前の列の席、4-E,Fに60過ぎくらいの夫婦が乗ってたんですよ。
始発駅の東京から。

で、上野に着いてその夫婦と同世代くらいの老紳士が乗ってきたんです。

老紳士の席は4-Fらしく、また例によって席間違えて座っちゃってたウッカリさんたちかと思ったらどうも先に座ってる夫婦のチケットも間違いなく4-E,Fらしい。

老紳士が「ダブルブッキングだな。駅が間違えたんだろうな」

などと呟くと、その夫婦、

旦那:「そりゃ駅が間違えたのかもしれないが自分たちが悪いわけじゃない
    不愉快だ!」
女房:「そうよそうよ。私たちちゃんと切符持ってるんだから!」

てな感じで散々自分たちの正当性を主張して悪態つくわけです。
でもだからって老紳士だって別に悪いわけじゃない。

で、その老紳士黙して語らず空いてる席にとりあえず座りはったんです。
暫くして車掌登場。

車掌さん、すかさず夫婦に向かって切符を見せるように求めます。

車掌:「どちらまで行かれるんですか」
旦那:「仙台まで(チケットを見せる)」
車掌:「この列車は長野行きですよ!」
夫婦:「Σ(・ε・;) Σ(・ε・;) 」

さあ、これは見もの!
と思ったら、

女房:「ごめんなさいね、勘違いだったわ
    慌てて乗ったから~」
旦那:「すみません、失礼しました」

と詫びを入れます。

すると、

老紳士:「いえいえ、これから先もお気をつけて」

と一言ですよ。

悪態つかれても言い返すわけでもなく、立場が逆転しても横柄になることも無い。


これこそ紳士の風格ではないかと思った次第であります。

週アス。

2007年06月27日 11時21分53秒 | 徒然
神足某は今回、控え目。
代わって、オーケンのR40が骨太。
対談相手・橘高文彦の男の育児論。
正直、ロッカーなんてナンボのもん、と思ってた所もありましたが頷くことしきり。

必読です。

煌めく星座がお前を呼んでる

2007年06月27日 06時02分19秒 | 徒然
NHK BSで蠍座の紹介やってたんですよ。

曰わく、「アルテミスが恋したオリオンに嫉妬するアポロンが刺客として送り込んだのが蠍。しかし間一髪、アルテミスの放った矢で蠍は逃げて行きました。めでたしめでたし。」

なんか、「桃太郎は鬼を退治しませんでした。めでたしめでたし」みたいな話になってる。

僕が知ってるオリオンの話はこう。
「アポロンはオリオンに鹿の被りモノをさせ、狩りの女神でもあるアルテミスを焚き付けて彼を射殺させます。
それを嘆いたアルテミスは蛇使い(医者)に頼んでオリオンを生き返らせます。

しかし、アポロンは激怒、蠍を送り込んでオリオンと蛇使いを殺してしまいます。
これを不憫に思った神々の手でオリオン、蛇使い、蠍は夜空の星座となり、オリオンと蠍は同じ空で再び殺し合わないよう、夏と冬の星座になりました」
という内容。

いろいろ編纂されすぎて原型を留めてない方を取り上げたのか、単に殺伐としない内容で取り上げたのかは分かりませんが、なんか物足りない感じ。