2023年6月、いよいよ「芳賀・宇都宮LRT」(宇都宮ライトレール)の開業日が「2023年8月26日」と正式に発表されました。
いよいよだな・・・って感じですが
構想から約30年・・・遅かったなって声があるのも事実。
宇都宮駅から東、芳賀町にある「本田技研工業」の工場。
朝晩の通勤による大移動は「ホンダ渋滞」と呼ばれるもので、とにかくその緩和策がずっと検討されてきました。
その緩和に期待がかかるわけですが
一方で「利用は限定的」と冷ややかな声があるのも事実。
いまはなんでも「新しいものは出来たときだけ」という空気が多く
お店でも、できて1年後には閉店という厳しい現実は珍しいものではありません。
でもでも、それを言ってしまっては、なにも進まない。
LRTも、「よその人間は誰も乗らない」・・・ではなく「じゃ、掘り起こせばいい」
それだけの話。
なにも無理して乗ることはないが、せっかくの「観光資源」を「LRT」に活かせれば「新しい流れ」ができるのではないか
その一つのヒントになるのが
今回紹介する「飛山城史跡公園」だ。
芳賀・宇都宮LRTの電停で「唯一」が多いのが「飛山城跡」電停だ。
※LRT(路面電車)の乗降場は「駅」ではなく「停留所」でもなく「電停」と呼びます。
まだ整備途中なので、電停には近づくことはできないが
クルマで電停から、その名前の元となっている「飛山城史跡公園」までを巡ってきました。
2023年6月4日です。
宇都宮市竹下町。
飛山城跡電停へ南側からアプローチ。
LRTの高架手前を左折。
橋をくぐると・・・
⑨ 飛山城跡(とびやまじょうあと)~アキモ前~
※下り・芳賀高根沢工業団地方面のホーム
まだ近づくことはできません
電停から「飛山城史跡公園」までをクルマで移動してみました。
では、LRT「飛山城跡」電停から「飛山史跡公園」まで
クルマで移動してみましょう
広い道を左折。
高架をくぐり・・・
公園入口の看板を左折。
住宅地の上り坂を進むと・・・
途中で右折。
あとはずっと直進してゆくと・・・
たどり着きました!
電停からクルマで約3分。
歩くとけっこう遠いかも。
けっこうクルマが停まっていて
けっこう大きい城跡がありました。
入館無料という「歴史体験館」に入ってみましょう。
まずは「歴史体験館」(入場は無料)へ
受付では「御城印」を各種販売中
いろいろ体験ができるようです。
お隣にある、飛山城跡のついてのガイドもつきます。
※歴史体験館については、ネタバレしないよう、展示の詳しい写真は控えてました。
そうそう、今回の注目はお隣の、飛山城跡だ。
私は実は初めての訪問。
彼女はほぼ興味が無いジャンルではあるが
「ちょっとだけ散策」ということで歩いてみることに。
駐車場の奥にある緑の土塁のほうへ。
堀がキレイ
敵を攻めにくくするための工夫が見られます。
いよいよ中へ
想像するに、とにかく広いみたい
管理用土橋。
つまり、新しく作った橋・・・です。
(ちゃんと説明がありました)
まずは、ここを通らずに
まっすぐ西へ
たぶん奥には鬼怒川が見えるはず。。。
ここも上がらず
家族連れによくすれ違う。
写真よりも実際はもっと「薄暗い」森の中・・・みな何をしにきているのか・・・
(いやいや、散策する場所ですから)
離れた場所に復元した建物がいくつも見られるが
今回は時間的にも、ちょっとした立ち寄り程度だったので次回に残しておきます。
トイレがありましたが、車いす用しか使えないようだったのでこちらもスルー
あ、奥にたどり着きました。
鬼怒川が見えました!
LRTの高架も見えます
宇都宮駅より東側の建物群
・・・と、ここで
彼女は今来た道をもどって駐車場に先に帰りまして・・・
私はというと、とりあえず「北半分」のエリアを歩いて周りながら駐車場に戻ることに。
えー・・・冬場はここから富士山がくっきり見えるのですね。
スズメバチもいるのですね
はい、うっすら日光・男体山です
ベルモールも見えます
こちらは宇都宮市役所
宇都宮タワー(八幡山公園)に
左が県庁、右が県警本部
あ、カルビーww
天使のはしごが見えます。
いや・・・あれは・・・太陽の光・・・ではなく・・・川の向こうでは「雨が」降っているようです。
(黒い部分)
普通なら右に曲がりますが
北の最先端までゆくために直進w
どうやら「大回りコース」を逆から歩いてしまっているみたい。
飛山城跡の北側、1号堀まで到達。
土塁の外へ出ると・・・
おぉおお
鬼怒川ぁ・・・
矢板・高原山方面
鉄塔群萌えw
その森から出てきました。
あ・・・ぱらっと雨が。
傘も持ってなかったので
渋々、速足で戻ることに。
梅林を突き抜けます
・・・と
あわてて速足に進んだら・・・今度は一気に晴れてムシムシ。。。
管理用土橋まで戻ってきました。
ちょうど北半分を周った感じです。
だいたい600メートルを歩いた計算ですが
意外と・・・脚にきましたw
あ、これから奥に行く人も。
門をくぐって外へ
でも、道があると、また進みたくなる・・・
ってことで、再び北へ
土塁の上にご家族がいて
どうやら「櫓台」であそんでいるよう・・・
あがってみます
なにも残っていませんでしたw
さっきの「櫓台」にいたご家族。
これをやってたんだ。
「土塁のぼり」
飛山城史跡公園は9時~17時(4月~10月)
歴史体験館も9時~17時。(入館は16時30分まで)
ちゃんと門が閉まります。
では、もう一度、「飛山城史跡公園」から「LRT飛山城跡」までクルマで行ってみましょう。
左折
カーブは右へ
大通りに出たら右へ
高架を越えたら、すぐ右へ
ここ、右折です
左に見えるのが
LRT「飛山城跡」の上りホームです
(宇都宮駅東口方面)
こちらが下りホーム。
(この道には駐車場はありませんので注意)
まだ飛山城跡電停の「駅前整備」は完了していませんので
開通後の風景はまた一変するものと思われます。
また、動きがあり次第、訪れてみたいと思いますが
「飛山城跡」電停は
唯一「高架線上に設置」され
大通りに接していないため、近づくことができない
もっとも「ローカルな電停」となる、新しいスポット。
恥ずかしながら、LRTができなければ、飛山城跡には、ほぼ訪れる機会は無かった私。
これを機に、多くに人に知ってもらって
一度は訪れてほしい。
そんな想いから、私も訪れてみました。
開通したら、一度は乗りたいLRT。
そして
一度は降りてみたい「飛山城跡」
いまから注目です!
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