「鬼滅の刃」無限列車号 日本一周 １１月２７日 栃木県宇都宮市で「全集中」その①

２０２２年１０月１５日、徳島県から全国に向けて「無限列車号」は旅立ちました。

ＳＮＳで栃木県にもやってくることがわかると

彼女とともに「会えたらいいね」っていう会話が生まれました。

「無限列車号」ということですから、まずは「列車で走る」と想像した人も多いことでしょうけど

実際、徳島を出発した「無限列車号」は、なんと「トラックに載せられて」・・・

なるほど・・・沖縄にも行くというのはどうやって？　って思ってたら、それなら可能ですわね。

まぁ、どんな形でも、近くに来るなら、せっかくなら目にしたい！

幸いにも、栃木県にやってくる予定日が「１１月２７日」

なんと「日曜日」ではありませんか！

これは、ぜひ見たいもの。

前日の１１月２６日にはお隣の茨城県。

当日の１１月２７日は「栃木県と群馬県」

・・・ということは「栃木県は午前中が勝負」ということになる。

これは、かなりのハードル。

しかも、ＳＮＳでの情報では　基本、無限列車号は「走りっぱなし」

途中、給油や休憩等の時ではないと、長く止まることはなく　ほぼ「走りっぱなし」

しかも、特設サイトで「リアルタイム運行状況」を教えてくれるが

事前に、どこを通る、という予告は「一切ナシ」。

とにかく、公式やＳＮＳでの目撃情報を駆使して、いま居るであろう場所を特定しなければならない。

こんなことから実際に見かけた人からは

「会えたらラッキー」

・・・そんな奇跡的ともいえる、無限列車号との遭遇を私はぜひ味わってみたいと思った。

しかし、リアルタイム運行状況にも「制約」があって１０時３０分からでないと、どこにいるかもわからない。

・・・そんなわけで

私たちは用事を先に済ませ、１０時３０分に「無限列車号」が行ける範囲にいるかどうかを確かめたうえで実際に「探すかどうか」を判断することにした。

ひょっとすると、栃木県は１１月２７日の午前中だけなので

国道５０号線沿いの「小山市」「栃木市」「佐野市」「足利市」のあたりをスタートとされてしまったら

もう、時間的にも追いつけないということがわかるので

その場合は・・・・残念ながら「追跡断念」を覚悟していました。

そんななか１１月２７日、午前１０時３０分過ぎ・・・

『ツイッターの公式』より、茨城県から「宇都宮市」へ向けて出発。１４時に群馬県に向けて移動・・・との予告が。

 

 

 

「はい、宇都宮で会いましょう！」

この時点で、栃木県さくら市にいた私たちは宇都宮市に向けて移動

いわゆる「クルマとクルマの、リアル鬼ごっこ」がはじまりを告げたのであります。

いかに動き回る無限列車号を先回りして目にすることができるか。

ここからが、私と彼女の「運試し」「予見能力」の見せ所となります。

最悪、走っているだけでも姿が見たい・・・そんなくらい、逢えるかどうか、不安ばかりの南下でした。

私たちのクルマは

さくら市→高根沢町→宇都宮市（国道４号線）を南下中

 

無限列車号は

茨城県笠間市→栃木県真岡市→北関東道「宇都宮上三川ＩＣ」→宇都宮市「さるやま町」（新国道４号線を北上）と言った感じ。

 

宇都宮を真ん中にして、北と南から接近戦となりました。

４号線を南下し、あともう少しで「すれ違う」かと思ったら・・・まったく逢わず・・・

「城東小学校」で１０分前には通過され

「宇都宮駅東口」に来るだろうと思って向かうも・・・

その姿一切ナシ・・・

どこへいったのかな・・・

 

近くにいながら、まったく姿を現さない無限列車号。

リアルタイム運行状況は、その後も「城東小学校」を指している。

「学校に止まっているのかな？」

「日曜日だから入れないんじゃない？」

そんな会話が車内で飛び交う。

「とにかく行ってみよう」

宇都宮駅東口から、東に進み

途中で城東小学校に向けて右折、南下することに。

そして、右折する交差点「東宿郷」で赤信号で止まった。奇跡はそこから始まる。

「あ！　いた！」

車内で私は思わず絶叫。

助手席の彼女は下を向いていて、それにはすぐに気づかなかった様子。

「カメラ持ってない」

そう、運転中ですから撮るつもりはなかったので、手に届かないところにカメラは会った様子。

そんななか、私は手を震わせながら、ひょこっと現れた無限列車号を撮った。

午前１１時４８分

初めて、その姿を捉えた！

さすがに横断歩道を渡ってきたカップルも、それを見つけるなり接写していた様子。

「いいなぁ」

二人、そう思いました。

残念ながら、右折しなくてはならないので、直進する無限列車号とは離れることになります。

「たぶん、宇都宮駅の西口に行ったな」

そう踏んだ私は、ぐるっと路地を周り、西口へ。

とりあえず、栃木県庁のほうに進むと、リアルタイム運行状況で無限列車号は「二荒山神社のあたりを西に走行中」ということを得た。（白い矢印）

県庁を西に進み、ぐるっと回りこみ、大通りで対面しよう・・・

作戦はこういう感じです。

・・・ということは

大通り（片側３車線）は、中央分離帯側の「直進・右折レーン」を走るほうがいい、ということになりました。

そして

「池上町交差点」で直進しようとしたところ、右折レーンのクルマに塞がれ、直進を断念。

前にならって、右折レーンで待っていると・・・

「あ！　来た！」

無限列車号が大通りを「駅西口方面から西に」近づいて来るではありませんか！

（池上町交差点を直進して）通り過ぎたらどうするの？！　

彼女の悲痛な叫びが。

でも、もう右折するしかありません。

後から来てくれることを願って

私は南下、ローソンの駐車場で「待ち伏せ」することに。

１２時１０分

 

そして

「あ！　やってきたよ」

ローソンの店内にいた彼女を呼び、クルマからカメラを用意させることに。

望遠レンズで無限列車号のヘッドを確認。

前に来てから撮ろうとスタンバイしていると・・・

「あ！　あ！　あー！！！」

 

な、なんということでしょう！

無限列車号は、私の前を通るどころか、その１本手前の交差点を曲がってしまったではありませんか！

「手前曲がっちゃったよ！」

「え！」

息を切らしながら、クルマに乗り込むと

再び、追跡劇が始まりました。

一本南の道を東に向かっています。

もちろん姿は見えるわけがありません。

そして

リアルタイム運行状況が更新されたとき・・・

「あ！　通り過ぎてしまった！」

・・・・また離れてしまいました。。。

急いで、左折、北に進み、今度は、大通りを西に進むことに。

そのころ、無限列車号は「県庁」へ向けて北上していました。

私は、二荒山神社→東武宇都宮→小幡郵便局→北上して、右折のうえ東に向かい、栃木県庁→赤門通り→二荒山神社→大通りを宇都宮駅方面に進むことにしました。

　ここから　　　　　　　　追跡劇は続きます。