栃木発「ちゃりあん」ブログ2

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佐久山・御殿山公園(栃木県大田原市)の紅葉状況 2019.11.17②

2019-11-23 06:38:14 | 紅葉
11月22日は「いい夫婦の日」


紅葉散策にはベテランのご夫婦から、若いカップルまで年齢を問わず訪れます。


ここ大田原市周辺では、午後から雨が降りました。


雨ですから散策する人も多くはなかったはずですが


紅葉は、雨だから良い色を魅せることもあります。


そして、いままで雨が降ったときによく聞く言葉があります。


「もみじが雨で散ってしまう・・・」ってね。


心配ありません。



雨が止んだ後、樹の真下には多くの落葉したモミジが地面にくっついていて


それが「雨が落葉をさせた」と人々が思う要因になっています。


確かに、雨や風によって枝が揺らされて、葉がふるい落とされることもあります。


しかし、それはごくわずかなこと。


ほとんどは「雨がたとえ降らなくても、その前後には自然に落葉していた」


・・・ただそれだけのこと。


わかりやすく言えば、台風が通過したとして


では、そこの樹のモミジはすべて落ちていますか?っていう話。


たくさん落葉して地面にくっついてもいるけれど


樹に残っている葉もありますよね?


春に、サクラの時にも同じことを言っていますが


カエデも落葉のタイミングは同じ。


「離層」が完全に作られれば


極端な話、青葉の状態でも落葉はしてしまいます。


紅くなるかどうかは、離層ができて栄養の行き交いができなくなった状態で


葉にあたる太陽の照度などの違い(糖の蓄積量)などによって


紅くなる色の濃淡も変わります。


ちなみに春先に紅葉する、出猩々などは


葉が「日焼け」しないためにあえて葉を赤くすることで「サングラス」の役割をしているともいいます。


ですから春モミジ、夏モミジはあまり落葉はしないのです。


今日、11月23日も雨のスタート。


歩きにくいですが、ひょっとしたら人が少ないかもしれないので


こういう日の紅葉散策もおススメです。


※御殿山公園は階段が多くたいへんすべりやすいですから、散策には十分ご注意ください


では続きです。





野点は17日限定で行われていました。





晴れたのはよかったですけど、風が強くて・・・










どうしても野点会場の隙間に作られた「連絡通路」にカメラマンが立ち止まってしまう。



この時も、私が通過する前に


ドデカいレンズを引っ提げたおじさんが注意されていました。


言われなくてもわかるようだけどね。。。










お茶券を変えなかった人は高低差を利用して上から見てます














地元の小学生による演奏が披露されている最中










































小学校が見える側の広場へ







ここが撮影の人気ポジション





風で落ち着きがないですけど

















見上げた紅葉は


時間によって太陽の光の当たり方が変わるので


早朝、昼、午後で見え方がかなり変わります。



















例年ですと「黄色のじゅうたん」ができるイチョウ前










今年はこれから。











崖下にある佐久山小学校校庭では


なにやら威勢のいい歌声。






これは「福原餅つき唄」の実演


この後、餅の配布が控えています。











































































































ライトアップは25日まで



























お昼になり休憩中。



この次は13時から。



人が居ない時間。

























小さな黄葉のハート




























この先、小学校校庭に通じる部分はここから通行止め































































帰りのお楽しみ


















大判焼き「くりあん」を買って移動します。


















公園からいったん出て、坂を下り


左の臨時駐車場へ





風で揺られています

























ブルーシートの部分の土が崩れ、斜面に亀裂が生じています。



通常は、その真下に横に遊歩道がありましたが完全に埋もれてしまいました。










土佐藩から持ち込まれたとされる「土佐楓」(イロハカエデ)の原木が市の天然記念物に指定されていましたが


残念ながらすでに伐採され、切り株のみを残していましたが


今回の土砂崩落によって


切り株の部分が崩れてしまいました。


この看板は上部から落ちてきたものです。








11月17日に小学校で行われていたのは「佐久山地区産業文化祭」


以前に比べて駐車場もすぐに誘導されましたし、人は少ない印象でした。



それにしても、ここの駐車場の誘導はとても丁寧でわかりやすいものでした。


各所に誘導する方がいて、空いた場所をすぐに教えてくれます。


とても感謝しています。


また来年も、来られるといいな。






佐久山紅葉まつり、売店の名物「大判焼きのくりあん」


今年もいただきました!

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