こちらブルキナでは、カラフルな様々な柄の布「パーニュ」が至るところで売られている。
パーニュ屋さんでパーニュを買って仕立屋に持って行き、服を作ってもらうのだ。
既製服よりもオーダーメイドが一般的で、仕立屋さんの数も多く、
一つの市場の中だけでもざっと数えて30軒はある。
大げさではなく、至るところに仕立屋さんがひしめいているという感じなのだ。
そんなわけで、ここテンコドゴに移住した直後、
どうやって自分の仕立屋さんを見つければ良いか、かなり悩んだ。
そんななか出会ったのが仕立屋ウスマンである。
私がパーニュを求めて市場を彷徨っている途中、たまたま知り合ったのだが、
本当に親切で働き者であり、私が勝手に頼りにしている人物である。
この街で生まれ育った彼は、街のことなら何でも知っており、
濾過器のネジがゆるんだ時も、それを持っていけば、
彼が知り合いの修理屋に連れて行ってくれ、直してくれた。
そんなわけで別に用事がなくても、私はここに毎日のように遊びに来ている。
服はオーダーメイドで一応サイズは測るが、
実際は笑ってしまうほどアバウトだ。
何回言っても、出来上がるのはいつもドデカくて、
毎回作り直してもらうことになる。
それでも朝に頼めば夕方には出来上がっているので、まあいい。
そんな彼は、あるとき私のために服を作ってくれた。
電話で取りに来いと呼び出すので取りに行ってみると、
何やら目を疑うほどド派手なシャツが一枚・・・
最高の傑作が出来たとのことで、きっと私によく似合うと言ってくれたが、
う~ん、どうだろう・・・
というかどこでこれを着ればいいんだろう・・・
まあ彼からのプレゼントということで、
有り難くいただくことにした。
ただ私はそのころ別の店でも仕立ててもらいたいと、新しい店を探し始めていたのだが、
またウスマンに借りを作ってしまい、結局もう一着、服を頼んでしまうことになった。
さて、ようやく別の仕立屋さんを見つけることが出来た。
そこは一度嵐のとき、快く雨宿りをさせてくれた店だ。
その時は私を入れて4人が、結局2時間近く雨宿りしたが、
店の主人は嫌な顔一つせず、最後は笑顔で送り出してくれた。
早速パーニュを購入、その店に持って行って仕立ててもらった。
ここまで読んで、一体何着服を作るんだと思った方もおられるだろう。
実はこれ、私の月一の楽しみなのである。
パーニュの豊富さと、仕立てた服が出来上がる時のウキウキがたまらず、
病的に服を作りたくなるのだが、それじゃあ破産してしまうので、
毎月1着ずつ、作ってもらうことに決めたのである。
そして今までに出来上がったのがこちら。
左が2010年10月モデル、右が11月モデルである。
毎月1着ずつだと、単純計算して2年間で24着作ることになるし、
私の性格からして途中で飽きてしまう可能性も否定できないが、
今は意地でも24着作ってやろうと思っている。
日本に帰ったら結局パジャマとかになるんだろうなあとか思いながら・・・
この前は短パンも作ってもらった。
柄的にサーフパンツっぽいのが出来るのではと思い、
イメージを伝えた結果、仕上がったのがこちら。
結構かわいい。
さて、新しい仕立屋グウェムによると、
なんと一枚のパーニュで2着作れるとのこと。
あれ、ウスマンは余った布、何に使ってたんだろう・・・
まあ、いいか。
だからこのパンツも、10月モデルのシャツの余りの布で作ってもらった。
11月モデルの布の余りで、今度は何を作ってもらおうかな。
こうして色々と考えるときが、実は一番楽しかったりする。
パーニュ屋さんでパーニュを買って仕立屋に持って行き、服を作ってもらうのだ。
既製服よりもオーダーメイドが一般的で、仕立屋さんの数も多く、
一つの市場の中だけでもざっと数えて30軒はある。
大げさではなく、至るところに仕立屋さんがひしめいているという感じなのだ。
そんなわけで、ここテンコドゴに移住した直後、
どうやって自分の仕立屋さんを見つければ良いか、かなり悩んだ。
そんななか出会ったのが仕立屋ウスマンである。
私がパーニュを求めて市場を彷徨っている途中、たまたま知り合ったのだが、
本当に親切で働き者であり、私が勝手に頼りにしている人物である。
この街で生まれ育った彼は、街のことなら何でも知っており、
濾過器のネジがゆるんだ時も、それを持っていけば、
彼が知り合いの修理屋に連れて行ってくれ、直してくれた。
そんなわけで別に用事がなくても、私はここに毎日のように遊びに来ている。
服はオーダーメイドで一応サイズは測るが、
実際は笑ってしまうほどアバウトだ。
何回言っても、出来上がるのはいつもドデカくて、
毎回作り直してもらうことになる。
それでも朝に頼めば夕方には出来上がっているので、まあいい。
そんな彼は、あるとき私のために服を作ってくれた。
電話で取りに来いと呼び出すので取りに行ってみると、
何やら目を疑うほどド派手なシャツが一枚・・・
最高の傑作が出来たとのことで、きっと私によく似合うと言ってくれたが、
う~ん、どうだろう・・・
というかどこでこれを着ればいいんだろう・・・
まあ彼からのプレゼントということで、
有り難くいただくことにした。
ただ私はそのころ別の店でも仕立ててもらいたいと、新しい店を探し始めていたのだが、
またウスマンに借りを作ってしまい、結局もう一着、服を頼んでしまうことになった。
さて、ようやく別の仕立屋さんを見つけることが出来た。
そこは一度嵐のとき、快く雨宿りをさせてくれた店だ。
その時は私を入れて4人が、結局2時間近く雨宿りしたが、
店の主人は嫌な顔一つせず、最後は笑顔で送り出してくれた。
早速パーニュを購入、その店に持って行って仕立ててもらった。
ここまで読んで、一体何着服を作るんだと思った方もおられるだろう。
実はこれ、私の月一の楽しみなのである。
パーニュの豊富さと、仕立てた服が出来上がる時のウキウキがたまらず、
病的に服を作りたくなるのだが、それじゃあ破産してしまうので、
毎月1着ずつ、作ってもらうことに決めたのである。
そして今までに出来上がったのがこちら。
左が2010年10月モデル、右が11月モデルである。
毎月1着ずつだと、単純計算して2年間で24着作ることになるし、
私の性格からして途中で飽きてしまう可能性も否定できないが、
今は意地でも24着作ってやろうと思っている。
日本に帰ったら結局パジャマとかになるんだろうなあとか思いながら・・・
この前は短パンも作ってもらった。
柄的にサーフパンツっぽいのが出来るのではと思い、
イメージを伝えた結果、仕上がったのがこちら。
結構かわいい。
さて、新しい仕立屋グウェムによると、
なんと一枚のパーニュで2着作れるとのこと。
あれ、ウスマンは余った布、何に使ってたんだろう・・・
まあ、いいか。
だからこのパンツも、10月モデルのシャツの余りの布で作ってもらった。
11月モデルの布の余りで、今度は何を作ってもらおうかな。
こうして色々と考えるときが、実は一番楽しかったりする。