●管理運営上の問題
管理規約の有無がはっきりしないマンション。規約はあるはずなのだが、誰も持っていない。どこにあるかわからない。また、複数の人が違う規約を持っている。最後の付則に改定日を書いてないからで歴史がわからない。
また、誰が理事長なのか長年わからないマンション。あるいは、賃借人が理事になっているマンション。しかし、これは規約で決めているところもあります。例えば、理事の３分の１までは賃借人でも構わない。その場合は、区分所有者の承認がいる、というマンション。しかし、規約にそんな言葉は一切なく、誰が賃借人で誰が区分所有者かもわからないで理事になっているケースもあります。また、理事会や総会が開催されていないマンション。また、理事会議事録や総会議事録が残っていないマンション。議長とその他かの人間の署名捺印がない議事録。
また、監事を１人しか決めていないマンション。たまたま、監事が引っ越しでもすれば、監事報告ができない。だから、監事は２人にすることです。
また、多くの管理組合で、理事長や会計担当者の過重労働が問題となります。特に自主管理マンションで、会計がいまだに未収金を現金で集めているところがあります。これは会計のストレスは相当なものです。また、直接現金を触る方法も良くありません。会計だけでも外注する、または、作業を分担する方法などを模索したほうがいいでしょう。
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