備瀬Club

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フクギ並木剪定作業

2013-12-13 19:15:59 | 残したい備瀬の風景
こんにちは。

理事長喜屋武です。

私個人のFBをご覧になっている方はすでにご存じかもしれませんが・・・

備瀬は今、もの凄く揺れています。

その理由は・・・

「備瀬観光集落整備工事」と言う名の公共工事。

聞こえはとても良いのですが、専門家による説明、また多くの住民との意見交換や同意がないまま、フクギ並木の大規模な剪定作業が行われようとしています。

勉強会、ヒアリング、説明会が行われていたようですが、私たちNPOのメンバーは誰一人参加できないでいました。

私を含め、理事の皆さんも本業のある身ですが「忙しかった」「スケジュールが合わなかった」・・・

では、済まされない大失態を犯してしまった事を心からお詫びしたいと思います。

備瀬を愛するたくさんの方々を代表し、備瀬の未来を考えていく者として本当に情けない限りです。



300年の歴史を誇る備瀬のフクギ並木


そのフクギを切らなければならない理由

切りたくない理由

フクギ並木に対する思いや価値観は、残念ながら同じビシンチュでも人それぞれ。

歴史や景観も大切だけど、最優先されなければならないのは人命だと私は思っています。

住む人を守るために防風林として植えられたフクギ。

その防風林としての耐久性

樹高の妥当性

万が一、フクギを摘芯した場合の管理方法

琉球王朝時代からの伝統集落景観としての保全の重要性

それらを一つひとつ、時間を掛けてじっくりと議論を重ねなければならない事が山積しているのに、作業はすでに開始している状況・・・・

果たしてこれでいいのか?



誤解の無いようにお願いをしたいのですが・・

「絶対に切るな」と、言っている訳ではありません。

住民の安全、命を脅かしているのであれば、それは切らなければならないと思っています。

昨年の台風で23本ものフクギが倒木し、住宅や車にたくさんの被害が出たのも事実です。

現在も倒木の恐れがあり、個人の対策だけではどうしようもない状態のフクギもあります。

「緊急な処理」が必要とされる、それらのフクギ並木については、即刻、作業を開始すべきだと考えます。

他のフクギに害を及ぼす恐れのある枯れ木、害虫木。

そして障害木。

備瀬区内への大型の緊急車両(消防車)、住宅へマイカー等の「通路確保のための剪定」についても理解できます。

しかし、それ以外のものについては、もう少し時間を掛けて議論すべきではないでしょうか?

一人残らず「全員が納得できる案」は残念ながら存在しないと思っています。

ですが、その妥協点、合意点は絶対に存在するはずです。

皆さまからのご意見も是非お聞かせ下さい。

もちろん私たちに対する批判、不信感、又はご要望、ご提案等々なんでも結構です。

頂いた意見は、近々予定されいる総会の場でしっかりと届けていきたいと思います。



300年の歴史を誇る備瀬のフクギ並木

それを受け継ぐ私たちは、これからの備瀬の100年後、200年後を見据えた地域社会、地域産業を創造していかなければなりません。

備瀬の輝ける未来に向かってとにかく頑張って行きましょう!




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