次に私は何を買えばいいのか?

~デジモノマニアが行く~
今までに購入したパソコンやデジタル家電のレビューです。

音声端末はシンプルに!

2007年12月23日 | 電話

KES nine(WS009KE)
 長いことW-ZERO3[es]を音声端末として使用していましたが、大きさと電話帳からの発信の不便さ、そして何より設定のまずさからかバッテリーの持ちの悪いことから、電源は平時オフ、発信時のみ電源オンという、音声端末失格の使い方をしていました。そんな折、W-VALUE SELECTで購入すると2年間の使用で実質本体代金無料でサポートコイン5個つき、しかも2008年1月31日までなら契約事務手数料の2100円が無料と、ここで機種変更をしない手はありません。どうせならば2回線と、まずはデータ通信回線を機種変更しました。W-ZERO3を使うためW-SIMモデルでなくてはならないため、nineとnico+を候補にしました。厳密にはnico+は月々200円負担が必要ですが。

【使用感】
 デザインのみが存在価値であり、[es]や現行のケータイ端末と比較したり、何か特別な機能を望んだりしては決していけませんし、全く期待していませんでした。そしてその期待通り、シンプルな音声端末です。
 ブラウザがついていますが、ネットブラウズはW-ZERO3で行うため使っていません。ただし、ネット接続用にウィルコムデフォルトのパケット通信の他に2つ、計3つのアカウントを登録できるため、hi-hoやSo-netなどの一般プロバイダPIAFS経由でネットブラウズやメールの送受信ができます。この点は『さすがはウィルコムの端末』と感心します。
 もう一点はhtmlファイルをUSB経由でパソコンからnineに転送し、そのファイルをホームとすることができます。誤ってブラウザを立ち上げたとき、すぐに通信を開始することが回避できることと、ホームとして登録する(であろう)検索サイトのHPを毎回ダウンロードする手間がないため、軽く検索が開始できます。
 キーは小さいものの押しにくさは感じられません。逆トグルがあるため入力しやすいほか、『っ』や『ぁぃぅぇぉ』はた行(必ずしも『つ』である必要がなく、『た』の小文字化でOK)や『あいうえお』から小文字変換できることで、『と』や『お』が逆トグルで入力しやすいところが小さな工夫ですが秀逸です。他社にも見習って欲しいです。
 デザイン重視のため角ばっており、角が手に食い込んで痛いので、長時間・長文の入力には向きません。また、薄くて凹凸がないためホールド性も思ったほど良くありません。
 W-SIMですので、その日の気分とTPOでジャケットを変える着せかえ端末として楽しいアイテムです。



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