SHARP W-ZERO3 (WS003SH)
PocketPCであるGENIOe550Cを使用していましたが、外出先でネット接続のためにはいちいちAH-H403C(Air-EDGE)を挿さなければならず、またAH-H403Cのアンテナをなくしてしまったため電波の入りも悪く、携行する機会が少なくなっていました。そこにW-ZERO3の登場、新し物好きとしてはどうしても手に入れておかなければならない一品です。ネット上を駆けずり回って発売日に機種変更、翌日に手にしました。
【使用感】
PDAとしてですが、GENIO e550CT (+ AH-H403C)と比較してCPUパワーが上がったため、まだ一部で不満はあるもののレスポンスが向上しています。またQVGAからVGAになったことで画面がきれいになりました。厚みが2倍弱になったものの側面~背面が曲面で構成されているため、ホールド性はむしろ向上しています。表面がつやありブラックのため、指紋の付着が目立ちます。
W-SIMやバッテリーを覆うカバーがプラスチックで壊れやすそうな上、リセットボタンもカバーに隠れているためリセットしづらいという欠点があります。PocketPCのソフトはインストール後リセットをする必要があるものがあり、いちいち背面のカバーを開けていてはいつ壊れてしまうかと気が気ではありません。早々にソフトウェアリセット機能を持ったプログラムをインストールしました。PPC2003SE以前のソフトも動くものが多いです。 ネットブラウズはここでも解像度の上昇効果がみられ、情報量は格段にアップしています。JAVAが搭載されたためか、GENIOでは開けなかったサイトも一部開けるようになりました。
パソコンとのリンクはクレードルではなくUSBケーブルになっており、かさばらず、持ち運びに便利になりました。ただオプションでクレードルが提供されればもっと良かったと思います。ACアダプタが軽くて小さいのは結構なのですが、USB経由では電源が供給されずACアダプタを必須とするため、電池が持ちそうもない出張などではACアダプタを携行する必要がありますし、パソコン用とW-ZERO3用にコンセントを2つ使用します。持ち物の点数を少なくする配慮が欲しかったです。 その他バッテリー関連では、GENIOでもそうでしたが無線LANを使うとあっという間に電池が消費されます。また、GENIOでは1%刻みだったバッテリーの残量表示がW-ZERO3ではかなりアバウトなため、これからどれだけ使用できるか予想がつきにくいです。
入力に関して、キーボードのキー配列、特に記号が特殊で慣れるのに時間がかかります。[Ctrl]+[C]でコピーなどのショートカットが使えるのは便利ですが、[Fn]キーと[CTrl]キーが左側にしかなく、ショートカットの利点が半減です。[Fn]+[←]にHOME、[Fn]+[→]にEND機能を割り当ててくれていれば、画面をタッチする機会が減り、良かったのではないかと思います。キーボードが出ているのにソフトウェアキーボードが表示されることがあり、余計な操作を必要とします。
カメラ機能は貧弱でおまけ程度と言わざるを得ません。具体的には手ぶれする、ズームやマクロがない、フラッシュがないなど、N505iSに劣ります。これは致命傷で、こんなカメラならついていない方が良かったと思えるほどです。
その他細かい点では、スタイラスが貧弱、プログラム実行用のRAMが少ないなどが気になりました。また、標準添付のソフトカバーではボタンが押され、中で液晶のバックライトがついてしまうことがあり、バッテリーを無駄に消耗します。
音声通話はKX-HS110との比較ですが、自分の声がやまびこのように帰ってくることがなく、音声通話の品質はと思います。電話としては大きいという印象を免れず、W-ZERO3で通話していたら「小顔になったな」と言われました。
総じて、GENIOe550Cを持っているならば、買い替えてもそれほどメリットを感じることはなさそうです。次の機種を待っても十分でしょう。
PocketPCであるGENIOe550Cを使用していましたが、外出先でネット接続のためにはいちいちAH-H403C(Air-EDGE)を挿さなければならず、またAH-H403Cのアンテナをなくしてしまったため電波の入りも悪く、携行する機会が少なくなっていました。そこにW-ZERO3の登場、新し物好きとしてはどうしても手に入れておかなければならない一品です。ネット上を駆けずり回って発売日に機種変更、翌日に手にしました。
【使用感】
PDAとしてですが、GENIO e550CT (+ AH-H403C)と比較してCPUパワーが上がったため、まだ一部で不満はあるもののレスポンスが向上しています。またQVGAからVGAになったことで画面がきれいになりました。厚みが2倍弱になったものの側面~背面が曲面で構成されているため、ホールド性はむしろ向上しています。表面がつやありブラックのため、指紋の付着が目立ちます。
W-SIMやバッテリーを覆うカバーがプラスチックで壊れやすそうな上、リセットボタンもカバーに隠れているためリセットしづらいという欠点があります。PocketPCのソフトはインストール後リセットをする必要があるものがあり、いちいち背面のカバーを開けていてはいつ壊れてしまうかと気が気ではありません。早々にソフトウェアリセット機能を持ったプログラムをインストールしました。PPC2003SE以前のソフトも動くものが多いです。 ネットブラウズはここでも解像度の上昇効果がみられ、情報量は格段にアップしています。JAVAが搭載されたためか、GENIOでは開けなかったサイトも一部開けるようになりました。
パソコンとのリンクはクレードルではなくUSBケーブルになっており、かさばらず、持ち運びに便利になりました。ただオプションでクレードルが提供されればもっと良かったと思います。ACアダプタが軽くて小さいのは結構なのですが、USB経由では電源が供給されずACアダプタを必須とするため、電池が持ちそうもない出張などではACアダプタを携行する必要がありますし、パソコン用とW-ZERO3用にコンセントを2つ使用します。持ち物の点数を少なくする配慮が欲しかったです。 その他バッテリー関連では、GENIOでもそうでしたが無線LANを使うとあっという間に電池が消費されます。また、GENIOでは1%刻みだったバッテリーの残量表示がW-ZERO3ではかなりアバウトなため、これからどれだけ使用できるか予想がつきにくいです。
入力に関して、キーボードのキー配列、特に記号が特殊で慣れるのに時間がかかります。[Ctrl]+[C]でコピーなどのショートカットが使えるのは便利ですが、[Fn]キーと[CTrl]キーが左側にしかなく、ショートカットの利点が半減です。[Fn]+[←]にHOME、[Fn]+[→]にEND機能を割り当ててくれていれば、画面をタッチする機会が減り、良かったのではないかと思います。キーボードが出ているのにソフトウェアキーボードが表示されることがあり、余計な操作を必要とします。
カメラ機能は貧弱でおまけ程度と言わざるを得ません。具体的には手ぶれする、ズームやマクロがない、フラッシュがないなど、N505iSに劣ります。これは致命傷で、こんなカメラならついていない方が良かったと思えるほどです。
その他細かい点では、スタイラスが貧弱、プログラム実行用のRAMが少ないなどが気になりました。また、標準添付のソフトカバーではボタンが押され、中で液晶のバックライトがついてしまうことがあり、バッテリーを無駄に消耗します。
音声通話はKX-HS110との比較ですが、自分の声がやまびこのように帰ってくることがなく、音声通話の品質はと思います。電話としては大きいという印象を免れず、W-ZERO3で通話していたら「小顔になったな」と言われました。
総じて、GENIOe550Cを持っているならば、買い替えてもそれほどメリットを感じることはなさそうです。次の機種を待っても十分でしょう。