池の底泥中の肥料成分について

2008-06-25 21:06:36 | お知らせ
皆様こんばんは

本日はちょっと細かい話を・・・

ビオトープ池の底にたまった泥ですが、水中で繁殖した植物などの残骸がたまって
できたもので、栄養分がいっぱい入っているはず・・・
ということで冬場に日干しして畑に入れておりますが

じゃあどれだけ肥料成分を含んでいるのだ??
ということで、浄化センターのU氏に分析してもらいました

分析したサンプルは、乾いてひび割れた泥を拾ってきて、砕いて乾燥させたもので
ていねいに砕くと、粒の細かいさらさらの砂みたいなものになりました

まずこれにどれだけ有機物が入っているかを分析
これは強熱減量といって、焼いたらどれだけ軽くなるか、を測定するのですが
その値は 9.41%
つまり1割弱が有機物でした

次に肥料の成分である
全窒素(T-N) と 全リン(T-P)
を測定してもらいました

結果は
T-N 3620mg/kg(乾泥)
T-P 770mg/kg(乾泥)
であり、有機物に対する比率でいえば
T-N  3.8 %
T-P 0.82 %
となります

で、それが何じゃい? ということなんですが
ようするに
ビオトープ池の泥は
下水汚泥コンポストよりちょっと肥料成分が少ないけど
十分有効な肥料ではないかと思われます

というわけで、これからもがんばって冬の泥さらいをやりましょう

Uさんどうもありがとう!!

ではまた(K)




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