抗体検査と血中酸素濃度

百合子嬢が『冷房と暖房を同時につけるようなもの』と言いました。

同時につけたら快適でしょう？

それをいうなら『アクセルを踏みながらブレーキを踏む』ではないでしょうか。

GoToキャンペーン。

でも、地方の首長は否定的。

観光地の宿泊施設も複雑な思いでしょう。

都民お断りなんてこともあり得るかもしれません。

もし、都民旅行者からコロナ感染者が出たら、宿泊施設や飲食店は休業に追い込まれます。

GoToキャンペーンは諸刃の剣なのです。

その上西村さんは緊急事態再宣言もあるかもしれないと言っている。

いまだに西村さんの方針が一貫していません。

誰かが西村さんを操っているとしか思えません。

 

東京も感染者数が落ち着いてきてからの東京アラート、感染者数がやや増えてきてからの解除とステップ3移行とちぐはぐな方針。

国に文句を言える立場ではありません。

西村さんはそのところを言いたかったのでしょう。

言葉遊びの思い付きで発した東京アラートとステップ。

ロックダウンや都市封鎖という言葉で都民を愚弄。

それでも出てくる政策はお願い、自粛、要請レベル。

そして選挙運動まがいの大金を費やしたCM。

蟷螂は東京で新規感染者がゼロになるとは思っていません。

何年も。

ワクチンができたとしても、都内の繁華街でくすぶり、決定的な治療薬が仮に完成しても、季節性のインフルエンザのように小さな流行を繰り返すでしょう。

そうなると高齢の都民は医者の敷居を跨げません。

なかなか医者に通えず、持病が悪化。

みんな自分の病気の不安とコロナの不安。

そこに通院の不安が加わり、団塊世代は医療の海の中で漂流します。

漂流した結果流れ着くのは救急搬送。

起きてすぐに救急車のサイレンを聞きましたが、今は一服しています。

また午後になればサイレンの嵐でしょう。

 

クラスター劇場の出演者は抗体検査を受けていたそうです。

公演前に一度しただけでしょうか？

検査後に感染したら、その時点から感染者、それでも一度抗体検査で陰性が出ているので、『オレは陰性だぜ』と無症候でうつしまくったのでしょうか。

抗体検査は発熱や空咳、咽頭痛などが発症した後10日くらい経過しないと陽性になりません。

感染してから発症までの1週間は無症候。

咳などは出ていなくても、接触感染はあり得ます。

蟷螂が受けた抗体検査は採血し、IgM、IgGを共に測定するもので、精度が高いとパンフレットに書いてありました。

現行の制度では、PCR検査は症状がない限り受けられないので、主催者は出演者の抗体検査をするよりほか手立てがなかったのでしょう。

国はクラスターが発生しそうな職業従事者は積極的に、無症状でもPCR検査をするべきで、現状では抗体検査が精一杯の感染症対策といえるでしょう。

逆に体調不良者が出たら、即パルスオキシメーターを使うというのもありです。

新型コロナウイルスは呼吸器感染症、発熱がなくても血中酸素濃度が92%以下ならば感染の疑いがあります。

一時は販売に制限がかかっていたようですが、今はAmazonにも出回っています。

昨夜の蟷螂は98%でした。

dretec ドリテック パルスオキシメーター OX-200BL 酸素濃度計 医療用 看護 家庭用 介護 国内検査済 ブルー

ところが昨日の『クロ現』、Amazonを叩いていました。

レビューの噂ではちょくちょく見かけましたが、まさかの『返品再販売』。

返品された商品を一か所に集め、オーダーがかかるとシールを貼り替えて別の販売会社が売るように偽装する。

あるいは返品された商品をヤフオクやメルカリに出品する。

チャイナはやりたい放題。

日本はいいようにカモられています。

 

Amazonに対する種々の疑惑の一部でしょう。

蟷螂にも商品のレビュー依頼がスパム並みに届きますが、すべて廃棄処理しています。

こうなるとポジティブなレビューは全てヤラセでしょう。

蟷螂もたまにレビューしていますが、いいものはいい、ダメなものはダメという是々非々のスタンスで臨んでいます。

 

政府が音頭を取るこの時期のGoToキャンペーン、都民は感染者がひと桁になるまで不可ということでいいと思います。