ブータン王国ポブジカ谷 ~鶴と暮らす村で

ブータン王国ポブジカにおける地域に根ざした持続可能な観光の開発プロジェクト

ブータンで道の駅

2014-03-06 22:34:28 | ポブジカ観光開発事業

こんばんは。

 

3月に入ったというのに、まだまだ春らしくならないですね

 

ティンプーでは、昨日は雪が降ったそうで、役所関係は「雪休み」だったそうです。

 

さて、今日、私たち日本環境教育フォーラムの事務所に、ブータンのことで来客がありました。

 

昨年、別のお仕事でご一緒させていただいた、あるNGOの方が先方とお付き合いのある企業の方を連れて来場下さりました。

 

その企業では、ブータンの農林省からの依頼を受け、有機農産物などを展示、販売できる道の駅の設置について相談を受けられたのだそうです。

 

先方では、震災後、福島に国王・王妃がお見えになられたことのお礼の意味も込めて、お手伝いしたいと考えていらっしゃり、提案書を準備し、JICAに相談に行かれたそうなのですが、JICAからの反応は芳しくなく、こちらにご相談にこられたとのことでした。

 

なぜJICAが興味を持たなかったのか思わず首をひねってしまうほど、お話しされている内容はまさに今後ブータンに必要とされていることでした。

 

以前、現首相が日本の一村一品について関心をお持ちであることに触れましたが、ブータンでは、農産物を含め、地域の特産品と呼べるようなものはありません。

 

一方、今後観光で収入を増やしていくことを本気でブータンが考えているのであれば、その土地の農産物や工芸品を展示即売でき、地域住民に利益をもたらすような道の駅は必要な存在です。

 

私たちの事業とも関わりのあるお話だったので、できる限りお手伝いしたいと申し上げました。

 

今後の展開について、こちらのブログでも紹介していきたいと思います。


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