こんばんは。
しばらく更新をさぼっていて、済みません・・・。
じつは、ポブジカの事業が終わった後のことを考え、次の事業提案書を作成中です。
今度の対象地は空港からあまり遠くないハを検討しています。
晴れて事業の実施が決まれば、詳しく紹介しますね。
さて、先週の14日に京都大学で、そのさらに10日ほど前にフェリス女学院大学でポブジカのエコツーリズム開発事業について、講義をさせていただく機会をもらえました。
普段同業者の人たちと話しているのと異なり、ブータンのことも、エコツーリズムのことも知らない学生さんも少なくなく、1時間ほどの限られた時間内で分かりやすく紹介するという、良い頭の体操になりました。
学生さんからは、「観光開発を行うことで、村の人の伝統や文化に悪影響も与えるのではないのでしょうか」、「そもそもGNHという政策からすると、観光開発を行わなくても良いのではないでしょうか」というような質問を戴きました。
いずれも的を得ており、特に最初の質問はJICAにも事業開始前に質問としてありました。
外部から人が入ることは当然のことながら、良い影響だけでなく、悪い影響も受けることになるでしょう。
上の質問に対し、私は、外部からの影響をコントロールするのも、積極的に取り入れるのも、いずれも村の人が選択することであり、変わらないことを強制するのは、先進国側のエゴであると回答しました。
ポブジカの人たちがどちらを選ぶのか、後日報告を差し上げます。
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