ブータン王国ポブジカ谷 ~鶴と暮らす村で

ブータン王国ポブジカにおける地域に根ざした持続可能な観光の開発プロジェクト

ポブジカの事業終了後の展開

2014-07-06 17:08:28 | ポブジカ観光開発事業

ポブジカのエコツーリズム開発事業も終盤で、今年の10月末で終了します。

 

おかげさまで、ブータン初の住民が自主的に運営を行うエコツーリズムができたという自負はあります。

 

でも、このままだと、エコツアーを一例作っただけで終わってしまいそうです。

 

ブータンの王立自然保護協会、JICAの関係者の皆さん、周囲で応援して下さった皆さんの意見を聞いていると、昨年後半あたりから、「このまま終わるわけにはいかなさそうだな」と実感することが増えてきました。

 

ブータンの人たちの良いところは、私たちのような海外のNGOや、ドナーにべったり頼るという意識はないことです。

 

一方であまり創造性は豊かではなく、自分たちが想像できないことは「分からない」といて、そのままほったらかしにしてしまうことがあります。

 

昨年あたりから、それまでエコツアー事業に懐疑的だった旅行業者や観光局の方たちから、ポブジカの住民主体の観光開発事業を評価する声が聞こえ始めましたが、同時に、「王立自然保護協会が長年事業をやってきたポブジカだからできたこと」という意見も聞かれるようになりました。

 

たしかに、ブータンの平均の所得水準と比較し、必ずしも貧しいとは言い切れないポブジカでエコツーリズムを支援する意味はどこにあったのか突き詰めていくと、オグロヅルの保全という王立自然保護協会にとって喫緊の課題があったこと以外に、住民との信頼関係があり、エコツーリズムを導入できる土壌があったと言えます。

 

ポブジカで住民主体のエコツーリズムのモデルはほぼ構築できたと言えそうです。

 

だからこそ、今度は白紙の状態にある場所でやる必要があるんじゃないかということになり、4月末から6月末までの2カ月かけて、次のエコツーリズム開発対象地をパロの隣りのハにしようということになりました。

 

 



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