羊の皮を被った山羊

気の向くまま、思いつくまま

まんが大富豪からの手紙

2022年09月04日 21時17分08秒 | 書評
高校生の息子にと思って買った本

活字を読めない子ではないが、人から与えられた本はなかなか読む気がしないのは自分でもよく分かるので、抵抗の小さい漫画にしてみた

まんが 大富豪からの手紙

大富豪の祖父が残した「9つの手紙」に導かれて、小樽、タイ、ブータンへ。青年は「人生の秘密」を追い求めるたびに出る。

ダイヤモンド社

まずは自分で読んでみた

自分に刺さった

まさに息子に伝えたかっこと
ここ数年、もしくはずっと自分の中にあったモヤモヤが書かれていた

子供の頃から他人の敷いたレールの上で頑張ってきた
会社でも人の評価で出世が決まる
そんな人生を何十年も歩んでいると、自分が何者なのか分からなくなる
やらなければいけないことは多々あるが、やりたいことは?と問われると戸惑ってしまう

15年ほど前、サーフショップを営む知り合い
の方にサーフィンを教えてもらったことがあったが、一日遊んだ帰り際に、朝、死んだような目だったけど、大分戻ったねと言われたことを今でも思い出す
今会ったら、もっと心配されるだろうか

息子には資本主義の奴隷にはなってほしくない
お金に縛られると本当の幸せが掴めなくなる

決めるのは自分だが、決める前に知っておいてもらいたいこと、それが書かれている良書


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