僕が、音楽ができること

ブレスフィールドが毎年合宿でお世話になる　群馬県片品村、その周辺にも
たくさんの被災者の方々は避難されています。
ゴールデンウィークに、僕のバンドで、その方々に演奏を届けようという企画が進行中でした。
しかし、残念ながら結果は先方さんから延期してくださいとのお返事。

僕ら音楽家ができること、したいという感覚と、現場の生の必要としていることが
合致することは、とても難しいことを　今回つくづく感じました。

ミュージックセラピーの世界では気持ちが落ちている時には、明るい曲より、暗めの
マイナー調の曲のほうが効果的と言われています。
巷で連呼されているように　元気を送る！とか　立ちあげれ！とか頑張って！
って言われるのは、精神的につらい方々もたくさんいらっしゃるのではないかと
思います。
被災者の方々の現状は、刻々と変化し、必要なことも変化する。
避難されている方々の年齢層のこともある。

東京にいても見えないことだらけではありますが、音楽の力が発揮できる
タイミングを待ち、もし必要とされるならば、できる限りの活動をしていきたいと
願っています。