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紅茶屋・べにちゃや

実家の昔の屋号『紅屋』と大好きなお茶時間を一緒にしました。

自筆

2006-02-08 | つぶやき
このブログやメールを始めてから
文字を書くスピードがとても速くなったことに驚く。
そして、汚い文字・落ち着かない文字・伝わらない文字。

どんなことでもいいし、どんなときでもいいから
今年は、筆を持つことを心がけようと思う。

雨降り

2006-01-14 | つぶやき
雨が降ると、私の中のあまのじゃくが動き出してきて
白い服を着たくなる・・・のは昔のこと。

松任谷由美の「白い服白い靴」だったかな。
こんな曲名の歌がとっても好きだった。
雨の跳ね返りなんか気にしないで、白いパンツをはいたり
白いスカートを着たくなる微妙な年頃。

いまでは、あえて雨の日に汚れるような格好はしないけれど
雨の日でもおかまいなしに出かけるのは変わらない。

今朝、普段あまり聞くことのないラジオ局を聴いていたとき
男性DJがこう言っていた。
『雨ですねー。 気分が暗くなりますね!!』と。
その瞬間、私の心の中はこう呟いてしまった。
・・・・まだ若いんだな~・・・・

そう瞬時に感じた自分になんとなく嫌気が差して
いつものラジオ局に変更。

こんなに<毎日晴天なり>のところに住んでいるのに
雨の心地よさがわからないものか。。。
そして、雨を待っている人たちも存在していることを。。。

たぶんそんなつもりで言ったわけではないのだろうが、
もっと言葉の比喩を楽しんで欲しいと感じた。

これから出かける子どもは、長ぐつが履ける!!と喜んでいる。
ほら、雨降りもいいものでしょ?

こどものせなか

2005-12-22 | つぶやき
こどもって、顔をしっかり見つめてあげないと。
せなかに向かって話したり、せなかを向けて話を聞いたって
こどものほんとうの心は伝わってこない。

そして親の気持ちも伝わらない。

わかったようなフリをしていても、子どもの心は不安でたまらない時もある。
そのフリを見抜けて、騙されてあげれるくらいになりたい。

こどものせなかを抱いてあげる。
おおきくなって、私と同じ背丈になったこどものせなかは
まだ華奢でたよりない。
骨のごつごつ感を感じる。 

この子は生きているんだな・・・と思う。



糸を手繰る

2005-12-08 | つぶやき
寝不足の毎日が続く。
早寝タイプなので寝不足が続くと、とたんに手元が危うくなったり
瞼がとても重い。

お友だちからおいしい珈琲豆をもらっていたので
最近の朝の楽しみは、この【サントスブレンド】を淹れること。

音楽は、クリスマスを迎えるにあたって以前から気になっていたケルト音楽。

天使のような可憐で慈愛に満ちた歌声が、心を落ち着かせてくれる。

糸を手繰る・・・藍染で染められた絹糸は、かなりてごわかった。
というより、手馴れていない私だからだろうけれど・・・。
糸を丸く球状にしていく過程は、なんだかとても気持ちいい。
丸い形をきれいに作るには・・・と糸をくるくる廻していく。
そんな単純作業がなぜか集中できる。

糸が絡む。
長い糸があちこちと動き回り、私の手には治まるものか! と言ったように
ねじれるねじれる。
無限に続くかのような糸の塊。
何時間か立つうちに、少しずつ少しずつおとなしく手に治まってくれている。

時計の針が既にかなり進んでいるのを気にしながらも
止まらない糸巻き。

夜中に小人達が来て、この糸をきれいに手繰ってくれたらどんなにいいだろう・・・
と想像しながら、眼の前の少しずつ少なくなっていく糸を眺める。

けれど、この糸を手繰ってしまったら作り終えたような感覚に陥りそう。

糸で物を作り出すことより、この糸を一本ずつ撫でてあげた様な
そんな思いが残りそうだ。

ことばあそび

2005-12-04 | つぶやき
   


  た―のしくいこう!
  い―こうって、どこにいくの?
  せ―つないきもちもあるよね。
  つ―ないで、手を。
  な―かまだものね。
  と―ころどころけんかはするけど
  も―ういや!
  だ―からね
  ち―ゃんと手をつないでね。


娘がこつこつと溜め込んだことば遊びのひとつです。
他にもあるのですが
「せかいはすごい」「あかいみ」「きれいなにじ」「まほうつかいさま」etc…

なかでも「たいせつなともだち」がとても気に入りました。
頭の文章を考えてから、その頭文字につなげる文章を考えるらしいのです。
一人机に向かって、何かをするのが好きな娘でこんな時間がとても好きらしいのです。

純粋なきれいな心に、また心打たれた私です。

「おはよう」

2005-09-20 | つぶやき

三連休を充実して過ごした朝は、なんだか気持ち良い。

大きな声で「おはよう!」を言いたくなる気持ち。

高速道路を走って、ビル群を抜け、田んぼの実った稲穂を眺め
秋の匂いを感じながら、数時間。。。
ビル群の眺めが、山々の連なりへと変わっていた。

しばらく行くと、震災で道路がひどくくねっている。
ガードレールが、波打っている。
標識が傾いている。
そして、仮設住宅。

痛々しい傷跡が、まだまだ消えずにいた。

「いろんなことと戦っている人がいる。」
車の中でそんなことを考えながら、運転してる夫に詫びながら
助手席でかなり深い眠りについてしまった。

高速道路を走る車のスピードに、私の頭の回転は追いつかず
次第に目が廻り、次第に眠くなる・・・。




頭の中

2005-09-15 | つぶやき
   私の頭はひとつのことを考えると
   そのことばかりが気になるらしい。

   しばらくは、そのままどっぷりつからないと
   頭の中は落ちつかない様だ。

   いわゆる柔軟性がないってことかな。
   
   そして、自分なりの解釈でコトを終わらせようとする。
   
   素直じゃない。 甘えられない。 突っ張ってる。
    
   可愛げのないヤツ・・・と自分でも思う。

   頭の中と口から出てくる言葉が、時に一致してないときもある。
   そんなときの自分がいちばんキライ。

   それが大人の付き合い・・・と人は言うけれど、私には関係ない。

   ごまかしたって、その心はばれてしまう。


   ただ、いじれるものならこの頭の中。
   もうちょっと柔らかく、やさしい塊にしてあげたい。

下駄の音

2005-07-26 | つぶやき
近所の買い物には女物の下駄をつっかける。

水やりは男下駄。

どちらかというと二本歯の男下駄が好き。
カラーン、ころーんとまるでゲゲゲの鬼太郎みたいだけれど
あの音がたまらない。

そして、黒の鼻緒。
細めの鼻緒の黒がかっこいい。

昨日、水やりをしていて思い出す。
祖父が、いつも浴衣に下駄で水やりをしていたことを。

祖父の水やりは、もっぱら盆栽。
大切な盆栽を、目を細めながら煙草を片手に水やり。

懐かしいことを思い出していたら、その下駄のままで歩きたくなった。

近所の酒屋に、ビールを買いに下駄をつっかけた。

カラーン ころーん 
通りすぎる人たちに足元見られて、少し恥ずかしかったけれど
少し気持ちよかった。

片手にビールなんて、まるで呑ベイのオヤジのようだけれど
風物・・・を感じながら歩くのも気持ちいいものだ。


無題

2005-07-12 | つぶやき
ぼーっとし始めたこの頃。

自分のこと意外でけっこう頑張っちゃうと、必ずぼーっとしないと
ペースが戻せない。 ダメだな・・・。

今朝の音楽、すごく迷う。
あれもダメ・これもダメ。
いちばん落ち着いたのが、ウィリー・ネルソンの歌声。
お気に入りの『MONARISA』からスタート。

週末に行った、浅草「四万六千日・ほうずき市」は、楽しかったな。
引きずり回された娘は、どう思ってたかな?

バスケ練習を途中でやめて帰ってきた息子に、お父さんからの怒涛の怒り。
たまには、こっぴどく叱られるのもいいさ。
小さいころはたくさん叱られてたのに、最近のお父さんは丸くなったもんね。

宿題に、ローマ字で書いた文章を小3に訳させるのはやめてよね。
パソコンを打つがタメのローマ字の練習に、ここまで負担かけさせるのか?
それより、図書館に行って自分の力で事典を使い調べる方法。
本を開いて字を読む習慣。 この年頃の子に学ばせたい方法はもっと別なところに
あると思うのだけど・・・。

毎日いろんなことがあるね。



雨が降るから考えてみた

2005-05-31 | つぶやき
大きな衝撃を受けた人の身体はどうなるのだろう。

天災・人災・・・いつどこでどうなっていくのか、自分の身体は知ることができない。

受けた衝撃を受け止めて、跳ね返していく力のある人。
衝撃でぼろぼろになってしまう人。
同じ立場にならなければ、自分の身体はどう転んでいくのかわからない。

でも、支えあえる人がいるだけで状態は変わっていけると思っていた。

けれど一方通行の支えあいでは、状態は変えられない。
心の中を知られたくない人だっている。
どうしてもその中から抜けていくことができない人だっている。

そんな時、人が支えあう気持ちは無になってしまうのだろうか。


この絵は、学生時代にほんの一年間だけ一緒に学校に通った友達の絵。
わずか、数時間の授業を共に受け休み時間に話をするくらいで、遊ぶことなど
できなかった仲間だったけれど、あれから18年。

季節ごとに贈られてくる手紙には、石垣島の花・果物の絵が添えられている。
この葉書は、地元が震災にあったときに実家の両親にあててくれたもの。

あたたかな大地の香りのする野菜たちと一緒に。

こんなやさしさに触れられることができ、幸せだった。

周りには、必ず支えてくれる人がいる。
それに気づけるような人でありたい。

雨は、こんな気分の日にはちょうどいい。

ごはんづくり

2005-05-19 | つぶやき
あーあ。
最近、私の頭の中は、脳ミソダラダラ状態。
何をするにも、かったるい。

好きな音楽で気晴らしも無理。聴く気がしない。
美味しいものをたべて、元気にいこー!! なんて気にもならない。

このブログだって、書くことが楽しくて書きたいことが一杯あるのが
常のわたし。だけど思い浮かばない。乗ってこない・・・。

こんなときは、感情に任せられるのならば、そのままにしておけばいいのかな。

単純バカが売りの私だから、こんなこといってる今夜にも元気になってそうだけどね。

だから、ごはんづくりがとても大変。
ご馳走なんて乗らない食卓だけれど、それなりにオイシソーにしたいしね。

こんな時大活躍してくれたのが、野菜たち。
疲れたときに、きれいな緑の色・新人参の鮮やかな色・真っ赤なトマト・新ごぼう。
人参だって、細ーい千切りにして人参だけのサラダでも、甘くて柔らかくてやさしい味。
ごぼうは柔らかいから、太目に叩ききんぴら。(クローバー・キョーコさん風)
水菜やキューリの山盛りサラダ!!

きれいな色が、ご馳走に見えるし食欲も出てくる。

あまり手をかけなくても、美味しいご飯ってできるんだよね。

私は、炊き立てご飯に美味しい焼き海苔にお醤油をつけて食べるのが大好き。
なんだか、ホッとするんだよね。
で、お味噌汁ね。

何かに没頭してると考えなくていい・・・って事あるから、こんな時はいつもより
食事のメニューが増えたりするんだけどね。
今回は、人参の千切りにはまった・・・。

いつものやり方は、千切り道具などを持ってないので、皮むきのピーラーで人参をうすーく縦長に、すーっと。(ちょっと大変・指きりそう...)
それをまとめて千切り。けっこう面白い!!
時間はチョッとかかるし、手間もあるけれど、やり終えた後が嬉しくなってくる。
人参がきれいだから!!

今日はなんに没頭しようか・・・。

おこりんぼのじぶん

2005-04-14 | つぶやき
昨夜は落ち込んだ。
で、お酒で紛らわせようとしたけれどダメだった。
悪酔い・・・・・。

最近、ちょっと難しい年頃の八歳のむすめ。
とうとう、昨日爆発してしまった。
勝手に怒った私が悪い。  泣いて外にあそびに行ったむすめ。
追い出したも同然。

しばらくの時間一人で心を落ち着かせる方法を考えた。
むかーし昔に買ったインテリア雑誌、大好きな骨董本、好きな作家にまつわる本。
全部本が助けてくれた。

好きなことには集中できて、止まらなくなるのが私の悪いところ。
五時を過ぎ、泣いてたむすめも笑顔で戻ってきてくれた。 
..........ほっ。

なのに、本が与えてくれた世界から抜け出せない~。

わたしより、子どもの方がよっぽど立派だわ・・・・と感じた。