RYOKO 薔薇の庭からあなたに

劇団離風霊船の女優&RoseGarden主宰

シンガーRYOKOのブログです

恋のゆくえ

2009年05月11日 | 
買っちゃいました、DVD。

もう、20年も前の作品なのですね~。
公開当時、ミシェル・ファイファーのセクシーなジャズ・シンガーぶりが、
話題になりましたねぇ。

ヒット作だったので、いつでも借りられると思っていたら、
いつのまにやらレンタル屋さんでは見かけなくなってしまって。。。

この道に入ったからには、本気ゲットの価値はあるだろうな、
と、いうことでね。

オープニングのクールなテーマから、もうハート鷲づかみです。
わお~大人のドラマが始まるのね、って感じで、
血が騒ぐ(笑)

ボウとジェフのブリッジス兄弟が、しがないピアノメンの兄と弟に扮しています。
起死回生の策として、スージー(ミシェル・P)をヴォーカルに迎えるわけですね。

タイトルは、まあ確かに物語の大きな柱からとられてはいるのですが、
単なる恋愛映画じゃないですね。

ジャズメンの暮らしや、この兄弟の生き様がしっかり描かれていて、
いいセリフといい音楽でつづられていくので、
今もってファンの多い名作だということは、一も二もなく納得。

ジャズピアニストって、セクシーだよなぁ。
ジェフ・ブリッジスだからかもしんないけど。(^_^;)ゞ
あのリアルから離れない色気が、ほんとにいそうだもんな~。

しかし、やっぱりミシェル・ファイファーですよねぇ。
あれだけのイイ女なのに話が嘘くさくならいのは、歌が、
なんと吹き替えなしの全編自前だからです。

これがもう、うっとり。
あんな歌いっぷりを見ちゃったら、みんなジャズシンガーに憧れるよなぁ。

あたしがいちばん好きだったのは、スージーのデビューのシーンですね。

彼女の失敗をフォローするために歌いはじめる兄ボウ、
いやいやながら続きを歌う弟ジェフ、、、奏者ですからねぇ(笑)、
もう1フレーズ行くかと思いきや、

スル~っと入ってくるミシェル姐さんの歌。

そのムーディーなことったら!空気は一変です。
鳥肌がたちました。

うまい演出ですよねぇ、
図らずも、男たちのたどたどしい歌が前座役になって、
ジャズってセクシーなもんだゾ、と、否が応にも思い出させてくれる。

そして、伝説の名場面・・・



公開されるやいなや、このスタイルは各所でパロられたようです。

だってコレじゃぁねえ、そりゃあそーでしょおよ。
あたしも、今の半分の細さになったらぜひやってみたい。
はい、身の程しらずでした、ごめんなはい。(- -;)

今さらながらに、ジャズって大人のモノですよね。

恋のシーンも言葉には頼らないんです。
靴を片方だけ持ってっちゃうとかで、部屋に入れよ、って言ってるのが分かる。
ラヴシーンも、今まで見た映画の中で一番ドキドキした。

アドリブなんだな、人生も。

ちゃんと買ってよかった。
ジャズを生きる、ジャズの喜び。。。想像以上でした。

必須アイテムは、夜とお酒と煙草と、恋。

むむ、、、いきなりハードル高くなりましたが (- -;)
シーズンに向けて、いいエネルギーチャージになりました。







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