買っちゃいました、DVD。
もう、20年も前の作品なのですね~。
公開当時、ミシェル・ファイファーのセクシーなジャズ・シンガーぶりが、
話題になりましたねぇ。
ヒット作だったので、いつでも借りられると思っていたら、
いつのまにやらレンタル屋さんでは見かけなくなってしまって。。。
この道に入ったからには、本気ゲットの価値はあるだろうな、
と、いうことでね。
オープニングのクールなテーマから、もうハート鷲づかみです。
わお~大人のドラマが始まるのね、って感じで、
血が騒ぐ(笑)
ボウとジェフのブリッジス兄弟が、しがないピアノメンの兄と弟に扮しています。
起死回生の策として、スージー(ミシェル・P)をヴォーカルに迎えるわけですね。
タイトルは、まあ確かに物語の大きな柱からとられてはいるのですが、
単なる恋愛映画じゃないですね。
ジャズメンの暮らしや、この兄弟の生き様がしっかり描かれていて、
いいセリフといい音楽でつづられていくので、
今もってファンの多い名作だということは、一も二もなく納得。
ジャズピアニストって、セクシーだよなぁ。
ジェフ・ブリッジスだからかもしんないけど。(^_^;)ゞ
あのリアルから離れない色気が、ほんとにいそうだもんな~。
しかし、やっぱりミシェル・ファイファーですよねぇ。
あれだけのイイ女なのに話が嘘くさくならいのは、歌が、
なんと吹き替えなしの全編自前だからです。
これがもう、うっとり。
あんな歌いっぷりを見ちゃったら、みんなジャズシンガーに憧れるよなぁ。
あたしがいちばん好きだったのは、スージーのデビューのシーンですね。
彼女の失敗をフォローするために歌いはじめる兄ボウ、
いやいやながら続きを歌う弟ジェフ、、、奏者ですからねぇ(笑)、
もう1フレーズ行くかと思いきや、
スル~っと入ってくるミシェル姐さんの歌。
そのムーディーなことったら!空気は一変です。
鳥肌がたちました。
うまい演出ですよねぇ、
図らずも、男たちのたどたどしい歌が前座役になって、
ジャズってセクシーなもんだゾ、と、否が応にも思い出させてくれる。
そして、伝説の名場面・・・
公開されるやいなや、このスタイルは各所でパロられたようです。
だってコレじゃぁねえ、そりゃあそーでしょおよ。
あたしも、今の半分の細さになったらぜひやってみたい。
はい、身の程しらずでした、ごめんなはい。(- -;)
今さらながらに、ジャズって大人のモノですよね。
恋のシーンも言葉には頼らないんです。
靴を片方だけ持ってっちゃうとかで、部屋に入れよ、って言ってるのが分かる。
ラヴシーンも、今まで見た映画の中で一番ドキドキした。
アドリブなんだな、人生も。
ちゃんと買ってよかった。
ジャズを生きる、ジャズの喜び。。。想像以上でした。
必須アイテムは、夜とお酒と煙草と、恋。
むむ、、、いきなりハードル高くなりましたが (- -;)
シーズンに向けて、いいエネルギーチャージになりました。