ベベンコビッチ(シンガーソングライター)

G-POP ! 五島列島の方言で 島の日常を歌う

スタジオの大掃除

2010年01月24日 | バンド
今日は、スタジオの大掃除ばしたよな~

機材の増えてかんに整理の大変になっとばってん、それでんまだまだ機材ん足りんとよな

演奏すっとには音響機材が必需品なもんじゃけん、やおいかんとよ軽音楽な

今年いっぱいは機材の借金返済の活動ば強いらるっとさ

本土じゃったら、大概、音響機材のある場所で演奏するっちいうのが普通たいね

じゃばってん、五島にはそがん場所のなかっよ

じゃけん、機材ば借りるか揃えるかしかないとが、大きなハンデじゃんな

アルバムんできたら買ってくださいね~

みんのみんTシャツも残ってまっせ~

今日は、またバリューの百円うどんと振る舞い鍋で昼飯ば済ませたよ~

写真のボリュームで250円っち、バリューの辞書に不可能っち文字はなかはずよ

バリューファームば見て回ったら、なつかしか”はったい粉”んあったよ~

子供ん時に食べよったよ~

こっば食うて腹ば満たそうかね・・・

ネタ探し

2010年01月24日 | 日記
昨日は娘と一緒に市立図書館に行ったとよ

娘は無類の読書家やけん本を借りて、ベベンコビッチは五島ネタ探しに

そこで、ベベンコビッチオーケストラの強力サポーターT村さん親子と遭遇~

五島関連の書籍や写真集をひとしきり探してはペラペラめくり、特に方言集はじっくり見たかったとばってん、また曲ができそうで、あまり見ないようにしたよ~

そがんしよったら、図書館職員から

「ネタ探しですか?」

っち声ばかけられて、振り返ったら、知り合いじゃもんの~ 十何年ぶりに見たよ~

結婚して名前の変わっちょったね

そうこうしちょったら、もう一人ん職員さんの

「あら、ベベンコビッチさん

っち言うたけん、何で知っちょっとかっち思うたら、ウィンディーライブに来ちょったちた

図書館はネタの宝庫じゃけんね、図書館さまさまよ。

たまに「あがん方言は違うよ~」
っち言われるとばってん、福江、崎山、岐宿、富江etc それぞれ違う特徴のあんもんの、ひとくちに五島弁って標準のなかっじゃもんね

じゃばってん、少しは努力しながら間違いのない表現ばしようと思うよ~


昭和47年の東京からの修学旅行生

2010年01月24日 | 五島
いっとき前からしたら、五島への修学旅行生の数は多かね

行政や観光業界の努力があっとやろうね

そこで、今日よりもっと修学旅行生が少ないときのエピソード。
目で見る『五島の100年』のあとがきに書いちょった話ばすって

昭和47年、福江に大洪水があったときに、福江島に観光に来た東京の青山学院小学校6年生の子供からの手紙ん内容がたまがっとよ

そん子の大人びた文章(先生が推敲しとかもけど・・)もやとけどね。
福江島の素晴らしさを島外の子供に、あらためて教えられた気がしたよな

そん内容ば紹介すって

「四角で切られた灰色の空、ヘドロで泣いている海、真っ暗で星が見えない夜空、こんなさみしい東京に帰ってきて、何か気が抜けたような感じです。だからよけいに素晴らしかった南の島のことを思い浮かべます。
入り江にひっそりたたずむ堂崎教会、漁津崎で知った遣唐使の悲しみ、コバルトの海に仲良しの貝、たかいたかい空、さみしい東京の地をふんでしまった時、もう心にきざまれた想い出となってしまいました。
ところでそちらでは、280ミリの雨を記録したとか、自分のことのように心配です。自然に囲まれた福江は自然の災害も多いのですね。
また、福江の方々のあたたかいほほえみは、この自然から生まれてくるような気がします。」


で、最後にまた心配する言葉と美しい自然を守ってくださいっち言葉をかけてくれちょっとさね

この子供は、たぶんずっと五島での楽しい想い出を胸に、たまには色んな人に話して聞かせてあげたことやろうね。

これから、感動を誰かに与えるためにも、島におる人間が自覚してかんに、素晴らしい環境や、それを築いてきた先祖に感謝せんばじゃんね