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「近代絵画の父」ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の絵画

2019-10-07 19:24:15 | 後期印象派

「近代絵画の父」ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)の絵画

ポール・セザンヌ(1839年1月19日 - 1906年10月22日)は、フランスの後期印象派(Post-Impressionism)の画家。キュビスム、フォーヴィスムなど20世紀の美術に大きな影響を与えしました。後に近代絵画の父と呼ばれています。

1839年1月19日、ポール・セザンヌは南フランスのエクス=アン=プロヴァンスに銀行家の父の下に長男としてに生まれました。
1858年に父の勧めで大学の法学部に進んだが、画家になる志したセザンヌは大学を中退しました。1861年にパリで絵画の勉強を始めました。その後はルーブル美術館でヴェネツィア派、ルーベンス、ウジェーヌ・ドラクロワなどの巨匠の模写を行いました。
セザンヌの初期作品は暗い色調と荒い筆触で暴力と官能のものが多く描いてました。
1872年にピサロと出会って自然を観察し冷静に画面を作ることや印象派の明るい色彩と筆触分割を学びました。
1874年の第1回印象派展と1877年の第3回印象派展に出品しましたが酷評を浴びました。その以降は印象派のグループから離れて、故郷のエクスに戻り、絵画の研究に没頭しました。

セザンヌは一つ一つの色面が光の感覚を伝えると同時に空間内における対象の位置、物質的存在感を表す独自の絵画理論を生み出しました。