女収容所 雫石とみ 宮城県で日本人の母と朝鮮人の父の間に生まれた素人作家さん。戦後の凄まじいまでの辛い時期を頑張って
収容所で本を書いた人です。田舎から出てきて結婚して
子供二人と何とか生きていたトミさんですが東京大空襲の時
朝起きたら夫と子供二人亡くなっていたそうです。
それからの生きる苦労をめげずに記していった話です。
戦後は未亡人が生きていくための収容所がありそれはまた
差別と搾取と苛めの構造が出来ていたところで、
それでも明るく書いていらっしゃるので、面白く見ましたが、
今ならベストセラーになりそうですが、どうだろう
あまり悲惨で読まれないかもしれないが、一度は読んで欲しい。