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バッティング本気塾

バッティングの基本をまとめているブログです。練習は量より質です。本気な人を応援します。

始動を早くする。

2010-09-19 | 野球 バッティング 打撃術 基本
 始動を早くしましょう。早く始動して、「間」を設けるようにしましょう。

 固まったようにじっとして、ポールが来るのを待っているより、早く始動して、その動きの中で「間」を設ける方が、タイミングが取り易いのです。

それにボールを呼び込めるし、ひきつけて打つ事が出来る様になります。


 サンプルを選んでみました。

 「どう動く」より「いつ動く」かを注目して見てください。

 始動が早い例

  中村選手

 青木選手

 高橋選手

 谷選手

 井口選手

 片岡選手

この中でも井口選手が一番早いようです。

 始動が遅い

 大久保選手

 いずれもホームランばかりですが、始動が早い、遅いの例で取り上げているので、ホームランかどうかはこの場合関係ありません。


 「どう動く」については、ある程度、見た目は、個人個人、オリジナルの部分があってもいいと思います。

   脚を上げてもいいし、上げなくてもいいでしょう。

   見た目は、大きな動きでもいいし、少し小さい動きでもいいと思います。

   ただ、左ひざを右ひざにくっつけるようにするのは良くないです。

   体幹のひねりが甘くなるからです。

   左ひざは、ガニ股にしておいて、体幹をひねることにつられて、自然に、少し右ひざの方に寄って来るという感じでいいのです。

   左脚を大きく上げるにしても、右にあまり寄せないようにしましょう。

   バットを振る勢いをつけようと、左脚を右左、能動的に動かすことは良くないと思います。


   「大きな筋肉を使う」と言う意識で動いていけばいいでしょう。

   「大きな筋肉を使う」とは、体幹をひねっていくことです。

   ひねり方は、こちらを参考にしてみてください。

   体幹をひねれば、右サイドに軸がてきます。

   脚、体幹、腕が連結して動くことが出来ると言う感じです。

   右サイドに力がたまっているような感じです。

   ちょっときついなという感じです。

   早く始動しても、そのちょっときついなという、力がたまっている感じをキープすることで、待つ「間」が出来るのです。

   それは、「身体を安定させる力」であり、「ボールを良く見るための力」「ボールをひきつける、呼び込めるための力」、「粘り」、「タメ」であり、かつ「バットを振る力」であります。

   「始動を早くする」の「動」は、見た目は、個人個人、色々あっても、その「動」の目的は、体幹をひねっていく事とと理解していいと思います。




   腰から下は、打ちに行って、左後ろへ、逆に、その上は、右後ろへと「割れ」ていきます。

   背中の方から見て、「く」の字になるようにしましょう。

   「く」の字の角は、右股関節に当たります。

   それで、突っ込むことが防げます。

   「間」をとって、タイミングの幅を設ける事が出来ます。



   その「始動する」まえに、小さい筋肉等、動かせている人は多いです。

   たとえば、グリップを上下させているとか、にぎにぎしているとか、手でバットを車のワイパーの様に動かしているとかあります。

   体幹をひねっていくタイミングを、小さい筋肉の動きでとっているものだと推測します。

   これは、個人個人のオリジナルの動きでいいと思います。


 「いつ動く」かは、バスター打法でバットを引く時の、タイミングを目安にしてもいいでしょう。

   あるいはそれより少し早くてもいいかもしれません。

   「始動を早く」するには、最初は、タイミングが外れる事を怖がらないで、思いっきり早く動くことが大切です。

   固まって、じっとしてボールが来るのを待っている人は、大体、怖がりのひとが多いようです。

   最初の方は、失敗してもいいですから、「早く始動」しましょう。

   タイミングは、一点勝負でとるのではなく、「幅」でとるのです。

   ですからある意味、おおざっぱで良いのです。
 以上、右打者の場合で書きました。



 ㊟大久保選手は、このVTRのときは、ホームランが出ましたが、明らかに始動は遅いと思います。しかし、その後、勉強したのかどうか解りませんが、解説者のときは、「始動を早く」しようと言っていました。それは自分への反省だったのかもしれません。


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