チロ的岐阜グルメ

岐阜の飲食店食べ歩き。
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極私的レポート(褐毛和種)

2015年08月23日 | 焼肉、肉料理
ブランド和牛覚書(随時更新) 

褐毛和種


日本国内の肉用品種の約5%を占める。主に阿蘇地方の在来種にシンメンタール種のオスを交配し改良した熊本系(年間生産等数約15000頭)と、明治時代に輸入された朝鮮牛とシンメンタール種の雑種を改良し作られた土佐系(年間生産等数約600頭)に別れる。適度な霜降りと赤身のバランスの良さが特徴。



地元のみの生産に限られる土佐系に対して、熊本系は東北・北海道にまで広がり、黒毛和種との交雑種の開発もされている。

購入銘柄


熊本県産 くまもとあか牛 サーロイン
・熊本県内で12カ月以上肥育された褐毛和牛
・霜降りの度合い(BMS)が2以上

ほどほどの霜降りであっさりとした味わい。黒毛に比べ赤身の旨味がある。

※購入先 みなと家精肉店


土佐あかうし(マチダ畜産) サーロイン
・高知県内のみで生産される褐毛和種の総称
・月齢28ヶ月程度まで肥育
・黒毛和種と比べ融点の低い脂(黒毛25~33度 土佐あかうし26度)

くまもとあか牛を上書きするほどの濃厚な旨み・風味。流通量が少なく、滅多に出会えないのが残念。

※購入先 みなと家精肉店

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