秋の七草に数えられる萩。
地表まで垂れ下がる花の隙間を見つけると、覗き込んでしまいたくなります。
季節はすっかり秋となった小石川植物園でした。
花の向こう側が気になります。
小石川植物園内の所々で彼岸花が咲いていました。
見頃を過ぎて多くの花が色褪せてはいましたが、
まだ鮮やかな赤い色を見せてくれる花も残っていて
これはこれで儚げではありますが雰囲気ある景色だなと思いながら眺めました。
時折、小雨の混じる曇り空の小石川植物園です。
草花を観察しているとアゲハチョウがひらひらと寄って来てくれました。
見つけた瞬間に「タコカイナ」と名付けましたが、正式名は「ヒメザクロ」だそうです。
今年の中秋の名月は薄い雲を透して眺めました。
東京の狭い夜空且つ電線にも邪魔されましたが、まんまるお月様を拝む事が出来ました。
本当はビルや電線越しなどではなく、風情出してススキ越しに眺めたいところですが…。
池の周りにススキが目立ち始めると強く秋を感じます。
