バスケと釣りと。。。

小4から始めたバスケット。今では中学バスケにコーチや審判活動で携わっています。

シュートをまっすぐ打つ!②

2020-01-28 10:47:28 | バスケットボール
おはようございます!ば~ちです。

さて、シュート第二弾です。
②そのための体の状態
というやつですね。と、前回記事はこちらからどうぞ。


シュートを打つ上で何が一番大事かって、何度も言います。何度でも言います。
まっすぐボールを飛ばす事です。まっすぐボールを飛ばせないことには、やれディップだ、やれ下から上にだ、やれ肘の高さだうんぬん以前の話です。

このまっすぐ飛ばすというのは、フロアに対して水平方向からでいいんです。対人でしかも短い距離から。
いきなりゴールの向かってシュートするとどうなるかというと、ゴールに向かってあらゆる形でぶん投げるんです。試しにいきなシュートしてみて、と打たせてみてください。なかにはまるで、も〇クロ赤の子のようなしゃちほこみたいになりますから。

で、水平方向といえばプッシュパスですよね。シュートが良くない子のほとんどがしっかりとしたプッシュパスが出来ていません。
そのプッシュパス、パスを普通に出すとき(DFのプレッシャー時など除き)、
体の状態はどうなっていますか?
正対していますか?
ボールを出した腕と同じ脚が前に出ませんか?

「いや、出ないけど」

という人は、るろうに〇心の牙突零式でもしてるんですかね。

ボールを射出する際に足を揃えてるということは体をひねる事は、ボールに適切に力が伝えられず、体のあちらこちらで修正が入り、特に子供のころにこれが身についてしまうとそれがクセになり、シュートの際も体をひねってシュートを打つようになります。エネルギーロスをしてしまう上、そのロスを別部位で補正をかけようとするため、特にU-15世代では気を付けたい部分です。
ミニバスでよく見かけませんか?
射出する方向、つまり腕が目標に対しまっすぐ出せる体の角度をつけてあげると、余計な力を加えずボールをまっすぐ飛ばす事が可能になります。
クレイ・トンプソン選手のシューティング練習。目標は当然ゴール。
まっすぐ伸びた腕、体の角度にリンクしていますね。
ステフィン・カリー選手。ゴールしたから撮影された写真。きれいにボールの軸線上にまっすぐで当然ゴールに対してまっすぐ腕が伸びる。体はやはり角度がついている。およそ45度の角度がついているとか。
カイリー・アービング選手。こちらもゴール下から。腕はまっすぐですね。体の角度も二人と同じで角度がついている。

自然に腕を上げれば腕はまっすぐになる角度をつけてあげると、びっくりするぐらい楽にまっすぐ飛ぶようになります。
最近の選手だと、グリズリーズの渡邊雄太選手も正対してシュートは打ちません。更には富永啓生選手。化け物じみたシュート力でウィンターカップで60得点をたたき出した恐るべし若手選手。

どうです?肘の高さ。
肩より上にセットするのが良いなんて正解といえますか
肘に関しても、リリース時の腕の角度は重要です。セット時とリリース時を同列に話している方々はよく見かけます。
間違いではないでしょうが絶対的な正解でもないと言えるのがお分かりかと思います

私はシュートは自分自身の研究だと思っています。
体の使い方はそれぞれ個々で違う部分があります。
正対していてなおかつ体の中心線からシュート打つのが一番いい!他はやらん!というならそれもいいでしょう。一度得た感覚を崩してまでやることもないでしょうし、持論の元バスケをシュートをしている人もいると思います。
私自身、今で子供たちに教える立場なので、今まであった”ソレ”に限らず自分でも試してみて指導しています。

~ぼやき~
正直、YouTubeを見ていても自身のフォームをがらりと変えて検証してくれている人なんか誰一人いませんしね。フローシュートにしてもそうです。フローシュートでもAがあったりBがあったりC,Dの形の人もいて、それぞれ検証してくれてはいません。
U-15世代にはほんとそういうとこは優しくないな、と思います。
中でも
・中川直之考えるバスケットの会
・Hoop Dreams の北口コーチ

このお二方はずば抜けてためになります。
限定的なことは決して言わず、可能性で話をしてくれています。
そして何より「その対象者と一緒」に取り組んでくれていますので、これ以上ない参考動画です。しかもそのたいしょその対象者は、ミニバスから大学生に至るまで、それぞれのカテゴリにあった教え方をしているのでわかりやすいです。
動画時間も5分程度で要点からすぐに動きを見せてくれますので、ダレずに見ることができお勧めです。

ではでは!
より良いバスケットボールライフを!