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芭蕉のお宿つれづれ日記

松尾芭蕉が、奥の細道の途中二泊した旅籠の暮らしをご紹介。

木漏れ陽を浴びて

2007-05-30 22:24:01 | Weblog
瀬波にある多岐神社をご存知ですか?
地元の人には「おたき様」と呼ばれています。

村上大祭で唄われる村上甚句の中にもうたわれています。
古くは源義経が奥州へ落ちる際、ここで休息し旅の無事を祈ったと
いわれています。由緒正しき神社です。

本殿の手前に滝があり、近づくにつけ涼やかな音が聞こえてきました。
階段を下りると、不動明王が鎮座しています。
訪れたのは昼の1時を過ぎてから。
木々の隙間から太陽の光がさし、滝つぼが照らされ
「神々しい」という言葉が聞こえてきました。

雑誌の取材に来られたお客様三人と一緒に訪れた多岐神社。
その存在はわかっていても一度もお参りしたことはありませんでした。
旅の方のおかげで、こんな素敵な場所があったことを知りました。

目の前には日本海が広がります。
こんなに素晴らしい眺めのところがあったとは・・・。

きっと義経の旅の疲れや不安を取り除いたのではないでしょうか。

芭蕉が訪れた瀬波とは、この辺りであったのではないでしょうか。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (カリサ)
2007-05-31 15:12:31
多岐神社へ通ずる川沿いの岩場には、いくつかの穴があります。北前船が隆盛のころ、船を係留するために柱を立てた跡だそうです。今度行くことがありましたら、ぜひご覧ください。
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Unknown (basho)
2007-05-31 18:14:21
カリサさん

ありがとうございました。
今度むらかみ芭蕉学会で行く時、意識して見てみます。
素晴らしいところですね。
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