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優秀な監督が就任すれば成績は向上する

2011年11月19日 11時00分00秒 | Bリーグ
やはり団体競技の成績の良い悪いは、監督の力量・采配次第なんだなあ、というのを痛切に感じます。
そりゃ監督が有能であっても、手持ちの駒の戦力が乏しい、配下の戦力の個々の能力が低い、ケガなどで戦線離脱者が多い、といったチーム編成の理由等から常に優秀な成績を収められるとは限らないけど、でも監督如何でチーム成績が左右されるのは真理。

まだそのチームを率いて短期間だけど、早速、目覚しい成果を挙げていて、“監督が違うと、チーム成績も違ってくるなあ”と感じずにはいられません。
日本において、スポーツチームの監督といえばプロ野球とサッカー日本代表に関心と視線が集中していて、それ以外の競技の指揮官にはあまり興味が集まらない。
だから世間では〝無名〟に近い存在だし、おそらく幣ブログにアクセスしている皆さんの大多数も、“誰それ?”なんじゃないでしょうか?
その人の名前は、中村和雄さん。

中村和雄さんは、バスケットボールチームbjリーグ「秋田ノーザンハピネッツ」のヘッドコーチ。
「ヘッドコーチ」という肩書きだけども、野球やサッカーでいうところの「監督」さん。

中村ヘッドコーチは、2011-2012シーズン、つまり今季から秋田を率いるようになったのだけど、11月18日時点で、8勝2敗、勝率8割。
bjリーグの東地区の首位。
まだ10試合しか経っていないので、今後もこの勝率を維持してシーズン閉幕を迎えられる保障はありません。
が、昨季の秋田が、18勝32敗、東地区の7チーム中6位だったことと比較すれば、現在の8勝2敗は立派も立派。
2010-2011シーズンとは選手構成が変わっているし、秋田ノーザンハピネッツは昨シーズンがbjリーグ参入1季目だったという事情も考慮しないといけないけど、にしたって目覚しい急伸ぶり。


中村ヘッドコーチは、昨シーズンまでbjリーグの「浜松・東三河フェニックス」の指揮官でした。
2010-2011シーズンの浜松は40勝6敗、東地区でダントツの1位。
プレイオフも制して優勝。
2009-2010シーズンは、41勝11敗で、東地区1位。
プレイオフも勝ってチャンピオン。

そんな浜松は、今季ここまで5勝5敗。
まだまだ巻き返しは十分に可能な状況だけど、昨シーズンまでの成績に思いを馳せれば“フェニックス、強くなくなったな”というのが率直な感想。

中村ヘッドコーチが就任したチームは数多く勝てるようになり、中村ヘッドコーチが退任したチームは数多く勝てなくなった。

中村さんが秋田の監督に転任すると知って、果たして秋田は勝てるようになるか、勝つチームに生まれ変わるんだろうなとは予想していたけども、こうも早く結果が出るようになるとまでは想像の範囲外。
名将って、違うんだな、凄いんだな、と感嘆ばかり。
浜松・東三河フェニックス以前から、率いるチームを悉く常勝チーム化させていた中村ヘッドコーチだから、秋田での成功も濃厚だとは踏んでいたけど、まさかここまでとは。



中村ヘッドコーチはまもなく71歳。
経験豊富だからこそ、もあるんでしょうが、20代・30代の頃から、指揮したチームを日本一に導いているんですよね。
最初はヘボ監督、しかし徐々に優秀な監督に-というコーチ人生じゃない。
当初から高い能力を発揮し、それがどんどん進化していったような経歴。

ご本人は“いやあ、最初は苦労の連続、駄目でした”と仰るのかもしれないけど、指導暦が10年も満たないうちから全国優勝監督になっているってことは、端からその才能があったんでしょうな。
そして経験を積み上げていき、ますます名将化していく。

ギャリソンHCには失礼だけど、もしも中村さんが新潟の監督になったら……。

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