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内田の脱臼とエドゥアルドの開放骨折と

2008年02月25日 12時30分00秒 | 世界のサッカー

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          いかん いかん

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スポーツ選手の怪我というものに、「鈍感」になってしまったようだ。

英国のサッカー・プレミアリーグのアーセナルというチームに所属するエドゥアルド・ダ・シルヴァという選手が、先日のリーグ戦で[開放骨折]という重傷を負ってしまいました。

NHK衛星で生中継された[バーミンガム×アーセナル]の冒頭で起こった「事件」なので、テレビ画面を通じて、目撃された方は少なくないはず。
ご覧になってない方に説明しますと、バーミンガムのタイラーという選手がタックルにいった足の裏が、エドゥアルド選手の足の脛に当たり、それで[開放骨折]してしまったのです。
前半2分の出来事で、タイラーは一発退場。

普通、プレー中の「接触事故」でプレイヤーが痛がった場合、テレビ中継はリプレー映像を流すもの。
ところが、このゲームを放映している向こうのテレビ局は、一向に再生映像を流さない。
ダ・シルヴァを囲んで負傷箇所を診察している医師団を映すか、双方の選手及びスタッフの顔面蒼白ぶりを映すか、観客の顔を映すか、で、どんな『危険なプレー』だったのか全く検証できないわけです。

しかし、映像を流さないことで、却って、〝えげつない〟プレーだったことが伝わってきました。
また、エドゥアルドを担架で運ぶ際、白い布で全身を覆っていたので、ひどい折れ方をしていたのは想像に難くなかったです。

とはいえ、自分の判断としては、<ありがちな骨折>程度の認識しか、その時点ではありませんでした。
プレミアリーグでは、ここ数シーズン、ラフプレーによるものも含めて、やたらと骨折する選手が目立ちます。

有名どころでは、日韓W杯前のベッカム。
他に、ルーニー、オーウェン、シセ、チェフ、シャビ・アロンソ等々。
最近だと、昨年末のテリー。

チェフの場合、頭の骨に関わる重大事故であり、それこそ、選手生命どころか、普通に一般生活を送れるようになるのかとも心配したのだけど、見事に復活。
また上記の選手たちは、みな、戦線に戻れました。

そして正直な話、あのとき、エドゥアルドのケガも、彼らのそれと似たようなモノ程度の認識しか持てなかったです。
リーグとCLを狙うアーセナルにとっては痛いし、ユーロ2008に参加するクロアチア代表にも痛い話だなぁという認識に過ぎませんでした。

ところが、この<ありがちな骨折>という認識が、落ちてはいけない『陥穽』だったわけで……


ラグビーのマイクロソフトカップ観戦後、知り合いから、エドゥアルドの負傷が[開放骨折]であることを教えられ、弊ブログのコメント欄に寄せられたまささんの書き込みにも同様のことが書かれていて、強いショックを受けました。

[開放骨折]がどういう骨折か分からない人は、各自でお調べください。
ここで字数を割いて書くのが憚られるほどのひどい骨折ですので。

そしてショックと同時に、アスリートのケガに対して、愚鈍になっていたなと反省の念が湧き…… 
症状を〝軽く〟見ていただけに、それとのギャップが大き過ぎて、不明を恥じ入るばかりです。

言い訳だけど、安田ミチが悶絶するほどの危険な目に遭ったのに、韓国戦に出場してきて“なーんだ、思ったほどひどくなかったのか”というのがあったばかりで、ダ・シルヴァにも、その残像が重なってしまいました。


サッカーに限らないのだけど、『○○選手が全治何ヶ月のケガをした』というニュースを幾つも目にしているうちに、どうも〝慣れっこ〟になってしまったようだ。

もちろん、応援しているチームの選手かどうかに拘わらず、“早く治れ”“戦線復帰までチーム状況は苦しくなるね”という同情や快癒の思いが頭に浮かぶのだけど、どこか冷めた捉え方もあったわけで……

あと、危険なプレーに対しても、昔ほどの怒りが湧かなくなってきたなあと自省しています。


目下、アルビレックス新潟が『野戦病院』状態だけど、これにも、どこか突き放した捉え方をしていました。
“スポーツに怪我は付き物、逆に、怪我人を押し退けて、ルーキー達の目の色が変われば”とさえ考えていたほどで。
この考え自体、決して間違ってないとは思うけど、一方で、他人事目線な見方でもあったわけで、考えを修正しなくていけないと猛省です。

 

アルビは、遂に肘の脱臼者まで現れて、それが内田潤だというのだから、遂に赤信号状態ではなかろうかと。
スポーツは、ボディバランスが重要だから、肘の脱臼であっても、それはプレーに悪影響を及ぼすのは皆さん、ご承知の通り。
また、脱臼は「くせ」になります。

神様、どうか、これ以上、コンディションの悪化する選手が出てきませんように!

 

なお、英国放送協会BBCのHPを始め、イギリスのニュースサイトでエドゥアルドの情報を検索したところ、彼の足の手術は無事に終了。
意識もはっきりしていて、コメントも出しています。
“こういうこと(=接触プレーやタックルによる大ケガ)は、サッカーに付き物です。
一日も早く治して、ピッチに戻ってきます”
と言っています。

また、タックルをかましたタイラーも直接、謝罪に訪れています。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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ありえないですね (untidy)
2008-02-25 19:11:11
ネットで探せばその瞬間の写真が出てきますが、ホントありえないです。
背筋がゾクゾクする写真とはまさにこのことで、目を背けたくなるような状態でした。


エドゥアルドの手術は成功したようですが、選手生命はまだ危ういようです。
こういう形で一人の選手が壊れるのをみるのはつらいですね。

田中達也の骨折しかり、足首というのはもろいものなので、もう少しギアでガードできないものなんでしょうかねぇ…
>ありえないですね (bartret555)
2008-02-26 00:56:27
untidyさん、こんにちは。


>田中達也の骨折しかり、足首というのはもろいものなので、もう少しギアでガードできないものなんでしょうかねぇ

今回のも達也のもタックルによる骨折ですが、近年は昔に比べて、骨折したり靭帯を傷めたりするサッカー選手が増加しているのだそうです。
これはサッカー日程の過密化が原因ではないかと言われています。
またウインターブレイクのないプレミアは、シーズンが深まるにつれて怪我人が増えていくそうです。
試合を多く見たい、しかし選手の肉体的負担は軽減させてあげたい、ジレンマですが、なるべく選手がケガをしにくくする環境を整えるようにサッカー界を方向付けしなくてはいけませんね。
でも「ビジネス」が許すかどうか…


>選手生命はまだ危ういようです。

安英学も選手生命の危機が報じられましたが、先日は元気な姿がテレビ画面に映し出されました。
ダシルヴァも同じように、復帰できると信じ、祈っています。

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