baobab seed

Go Bears!!

I'm FREE

2007-05-17 21:33:51 | 留学
ESPM 165の持ち帰り試験を提出して、ED 100の試験を終えて。。。

バークレーでの留学生活終了!!!

本当にここ2週間ほどは勉強に追われてきつかったけど、今は勉強から解放されてうれしいのと同時に、この場所を離れなければいけないことに寂しさを感じています。これからどたばたと帰国の準備をして、カンクンへの旅行に旅立ちます。

寮をあさってには出てしまうので、ブログの更新は帰国するまで出来ないかもしれません。帰国したら、ちゃんと報告します◎

Now, it's time to PARTY!!!

あと少し!

2007-05-16 13:21:44 | 留学
先学期と同様、周りのみんながどんどんファイナルを終えていく中、最後の試験が試験期間の後半にスケジュールされている僕はまたも図書館にstuck.もう既に何人かの友達は寮を出てしまったりしているし、本当はもっとバークレーでの最後の時間を楽しみたいのになかなかそうにもいかず。

しかし、僕も明日の午後8時には勉強から解放されているはず。

長いようで実はとても短かった留学生活の、アカデミックな部分でのシメが明日。本当に最後の最後だから、頑張ろうと思う。

試験終盤が近づくにつれて、帰国後のこととかもいろいろと考えてしまうけど、なんだか日本に戻ってもぼっ~としている時間はあまりなさそうです。進路のことと卒論。この二つが当分の間自分の生活の軸になりそうです。

There's no time for me right now to look back and reflect upon my experience I had over these past months in Berkeley...

3hrs x 2 + 11pg paper = :D

2007-05-11 23:10:45 | 留学
乗り越えた!!!

3時間の期末試験ふたつと11ページのペーパーを今日終えました。ここ1週間、大体明け方3~4時まで試験勉強したり、ペーパー書いたりしている日々が続いてた。洗濯する時間も惜しんで勉強しつつも、気づいたらYouTubingしているという矛盾を繰り返しつつ、最後までねばりました。DS100, Econ1, paper, DS100, paper...という具合にお手玉3つを同時に扱う感じで。それでも準備の時間が足りなくて、試験範囲をカバーしきれないで今朝は本当に寝不足と気力不足で死にそうだったけど、試験直前に飲んだRed BullのおかげもあってかDS100ではBlue Book(試験用のノート)にエッセーを3時間ぶっ通しで書いて書いて書きなぐり、心配していたEcon1では問題も大体解けて、エッセーも書いた。

とりあえず、本当に集中していると6時間なんてあっという間で、気づいたら1日が終わってしまいました。常にあの集中力を保つことが出来れば何倍も勉強も仕事も効率があがりそうだと思った。

まだテイクホームと試験が1つずつ残っているけど、とりあえず一番大変な時期は乗り越えた。これも、辛い時間を一緒に共有してくれる人たちが周りにいてくれたおかげ。本当に精一杯やったから、試験の結果は気にしないことにして、先延ばしにしていた睡眠をキャッチアップしようと思います。

それにしても、期末試験は3時間がスタンダードのバークレー。本当に最後の最後まで鍛えられます。

間に合うかな。

2007-05-10 13:59:44 | 留学
明日が山です。ESPM165のファイナル・ペーパーの提出と、Econ 1, DS 100 のファイナルがあります。ペーパーは昨夜書き終えたのでひとまず終了。DS 100はあともう一息で安心できそう。Econ 1は始めたばかり。明日を切り抜けたら、後は結構楽になる予定。

残り22時間。

Space, Place and "Me"

2007-05-06 23:30:16 | 留学
バークレーはただいま試験勉強ムード真っ盛り。天気が最高に良い中、悲しいことにみんな青白い顔をしながら図書館にこもって勉強しています。おれも金曜日に2つのファイナル(各3時間)と1つのファイナルペーパーがあるので、今はこれまで授業で扱った文献を読み直したり、ペーパーのアウトラインを練ったりしています。ただ、留学も最後になってきてようやく自分の学んでいる「開発学」の全容が垣間見えてきたり、自分の頭の中でこれまでいろいろと学んできた内容がlinkしてきている気がするので、それを楽しみながら試験の準備をしています。

今回は、バークレーの開発学メジャーのコア・コース、DS100“Development in Theory and History”でインスパイアされたことについて自分の解釈を*勝手に*加えて書いてみます。この授業は「開発学」といっても、伝統的な政治経済学の理論(Smith, Marx, Polanyi, Gramsci, Gunder Frank)に留まらず、「場所」「空間」「パワー」といったポストモダンの概念も使って開発学の歴史を紐解いていっていて、とてもchallengingだけど、おもしろいクラス(注:以下、長いです。):

Doreen Masseyというイギリスの学者は「場所(Space)」という概念について、現代のグローバル化が進んだ時代において、従来のように場所を“単一的かつ本質的なアイデンティティー”を持ったものとして捉える考え方には無理があると主張している。“Time-space compression”(時間と場所の圧縮化)という言葉が表すように、金融市場のグローバル化、情報伝達の速度の進化や、移動・輸送手段の発達によって人・モノ・サービスがこれまでにない速さで自由に地球上を行き来している現代(*もちろん、こうした世界の裏には全くこのようなサービスへのアクセスがない人たちがいるんだけれど)を理解するには、個々の“体験”に様々な影響を与えるジェンダーや人種といった要素を考慮にいれて、個別に考えていく必要性がある。

Massey自身の言葉を引用すると:“It is from that perspective that it is possible to envisage an alternative interpretation of place. In this interpretation, what gives a place its specificity is not some long internalized history but the fact that it is constructed out of a particular constellation of social relations, meeting and weaving together at a particular locus”(1994:p.154).

つまり彼女の主張を解釈すると、「場所」を「何か境界線によって定められていて、決まった形のある静的なもの」として捉えるのではなく、「社会に存在する様々な人々、勢力、ネットワークの関係性によって*造り上げられる*動的なもの」として捉えることが出来る。“[Places] are not motionless things, frozen in time. They are processes”と表現されているように、「場所」の持つ様々な事象と、それらの相互関係を彼女はより流動的に捉えようとしている。

僕がなぜ彼女のこうしたより自由な「場所」の考え方に興味を惹かれたのかというと、彼女のいう「場所」の概念をそのまま「アイデンティティー」の問題に応用できると感じたから。その人の「出身地」や「国籍」によってアイデンティティーを縛ってしまうのではなくて、ひとりひとりの経験やその人の人格形成に影響を与えた様々な要素を個別に考えていくことによって、個々にとってより自由なアイデンティティーを持つことが出来るのではないかと考えたから。

幼いころから引越しを繰り返しながら育ってきた僕にとって、自分自身の「根っ子の部分」が日本にも、今まで暮してきたヨーロッパのどの国にも(そして今いるアメリカにも)見出すことがなかなか出来なくて、「自分って結局何者なんだろう」と思ってきたけれど、Masseyの考え方に触れて、そもそも人を「○○人」というカテゴリーに分けるやり方で理解しなくても良いのかと思えて、すっと落ち着いた感じ。

果たしてこうした解釈が正しいのか分からないけれど、そもそも“正しい解釈”ってなんだ?という気がするので載せてしまいます。これも試験勉強の一環です!

* Massey, D. (1994). "A Global Sense of Place," in Space, Place and Gender. Minnesota:University of Minnesota Press.

チョコレートとオートミール

2007-05-01 23:46:17 | 留学
DS100の最後のペーパー提出!とても気が楽になった。まだまだ試験勉強はこれからだし、ペーパーもあとひとつ残っているけど、とりあえず気合入れて書いたので今は気分爽快。これからも、悔いだけは残さないようにやれるだけのことをやろう。

そして、今日から5月。

もう2週間ちょっとでバークレーでの留学生活も終わってしまうことに気づく。授業は来週の火曜までで、それからは1週間ほどのファイナル期間。その後は友達とメキシコに旅行しに行く予定。実は、ついさっき日本への帰りのチケットを買ったばかりで、帰国予定日は6月1日になりました。サンフランシスコを経つのは今月の31日。本当にあとちょうど1か月で日本に行くんだな、おれ。

夜遅くにペーパー書いているとき、おれはよくYouTubeをいじりながら音楽聴いているんだけど、最近はちょっと疲れたときは台湾系アメリカ人のWang Lee Homの曲をよく聴いています。The First Morningとか歌声が優しくて、歌詞は分からないけどじーんときます。Ni Bu Zai, Kiss Goodbyeとかも。時間出来たらマンダリン勉強してみようかな。

夕飯の後は、New Orleansでの活動のためにしたfundraisingで買ったcookie doughをふたりでキッチンのオーブンに入れて焼いた。香ばしく焼きあがったクッキーは、少し苦くて、ぶきっちょな手作り感がよりおいしさを感じさせてくれる。

なんだか、忙しい中でも、こんな風に丁寧な時間を過ごせるのって幸せだと思った。