時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ドラマ「まんぷく」と、現実のチキンラーメン

2019年02月22日 | 食べ物&飲み物

NHKの朝の連ドラ「まんぷく」を見てると、無性にチキンラーメンが食べたくなってくる。

「まんぷく」の主役は、チキンラーメンやカップヌードルを発明・開発した安藤百福さん夫妻がモデルで、立花萬平と、その妻の福子のドラマ。

このドラマを見てると、萬平の人生は中々波乱万丈。

きっと、実在した安藤さんの人生も波瀾万丈だったのだろう。

 

また、チキンラーメン開発の苦労もよく描かれている。

で、やっとの思いでチキンラーメン(ドラマ内では「まんぷくラーメン」)が完成するのだが、ドラマ内の登場人物たちが初めてチキンラーメンを食べた時のリアクションを見てると、無性に食べたくなる。

「チキンラーメン」という実在の名称は出てこないが、モノは明らかに「チキンラーメン」であるのは明白なので、かなりの宣伝になっているのではないか。

まあ、ドラマはあくまで商品の宣伝ではなく、その商品の開発への苦労や、それまでの人生ドラマが描かれているので、NHKとしてもいいのだろう。

過去には「マッサン」というドラマもあったし、それは実在する国産某ウィスキーの開発者夫妻のドラマだったし、そういう前例もあるのだし。

 

スーパーでは元祖チキンラーメンの復刻商品も売られているが、それは「まんぷく」の影響もあるのではないか。

私自身もチキンラーメンのカップ麺バージョンを改めて買ってしまったし。

カップ麺の方がより気軽だし、具もある程度入っているし・・で。

 

もともと私はチキンラーメンは好きだったし、これまでもたまに食べていた。

カップヌードルもそうだが、いくら同類の家庭用ラーメンが出てきても、定期的にチキンラーメンやカップヌードルは食べたくなる。それはやはり私がチキンラーメンやカップヌードルは家庭用ラーメンの基本だと思っているから。

いくら新たな後輩商品やライバル商品が出てきて、消費者として「浮気」しても、基本であるチキンラーメンやカップヌードルには定期的に回帰したくなる。

そう、帰っていく場所・・・というか、食べ物だ。

なくなってもらったら困る。それが私なりのチキンラーメンやカップヌードルの存在感だ。

 

考えてみれば即席ラーメンもカップ麺も、これまで数えきれないくらいの商品が登場してきた。

そして大半の商品が現れては消えていった。

そんな中で、ベーシックとして残り続け、なおかつ定期的に基本に回帰して食べたくなる気にさせられる両者は凄い存在なのだろうね。

 

カップ麺など、今や世界中で食べられている。

それぞれの国に、それぞれ独自のカップ麺がある。実際私も台湾やカナダに行った時、現地でその国独自(?)のカップ麺を「自分へのみやげ」として買った覚えがある。

 

食文化の一端を担っている食べ物であろう。

考えてみれば凄い発明だったのだろう。

 

ちなみに、私が幼少の頃、駄菓子屋では「スナック菓子」のようなラーメンが売られていた(ベビースターラーメンでもない、メーカー不明のラーメンスナックだった)。

もちろんそれはチキンラーメンではなく、小さな袋に入ったお菓子で、1袋が5円くらいの「ラーメンお菓子」だった。正式な商品名は覚えていない。

麺はかなり細かく砕かれていたと思う。

袋には、そのまま食べてもいいですし、お湯をかければラーメンにもなります・・・・という主旨のことが書かれていた。

私はその5円の「スナックラーメン」はいつもそのまま食べていた。お湯をかけたことはなかった。

だが、そのお菓子とて、チキンラーメンがあったからこそ生まれたお菓子だったはずだ。

チキンラーメンより後に出た食べ物だったはずだから。

ということは私は幼少の頃から、チキンラーメンの恩恵(?)を受けてたことになる。間接的にでも。

そんなことを考えてみれば、チキンラーメンは、ラーメンだけでなく、スナック菓子にも影響を与えた存在だったことになる。

 

 

私はチキンラーメンの製造法など知らなかったのだが、ドラマを見てると、麺を「揚げる」というのがポイントだったんだね。

 

話によると、即席麺を考案したのは安藤さん以前にもいたらしい。

でも、なんといってもチキンラーメンが、即席麺を世に普及させたのは確かであったろう。

チキンラーメンを考案しただけでも人生のクライマックスであったろうに、その後それを応用し、更なる第2のクライマックスを迎える商品を開発。良い意味でのダメ押し(?)。

それこそ、カップ麺。

 

私など、1週間に数回はカップ麺にお世話になっている。

また、たまには酒のつまみでスナックラーメン菓子を食べることもある。

今も。

もう、生活に欠かせない。

いやあ、ありがたい限りだ。

安藤さん夫妻、曼平さん夫妻、ほんとに助かっています。

 

 

 

 

 


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6 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2019-02-24 08:33:26
チキンラーメンは、商品入れ替えが激しいコンビニエンストアでも定着していますからね。


そして買い手は、他の派手で濃厚なカップ麺よりも、御高齢者から小学生までと幅広いそうです。

外見も味も素朴ながら、ガリガリ君キャンディと並ぶ「コンビニエンストアの王座」を占めているとは、貫禄ありますね(笑)


私も夜食に、油っこいものを摂るよりはチキンラーメンを主体にしています。
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Unknown (だんぞう)
2019-02-24 17:54:18
そうですね、安定してロングセラー商品であり続けてます。
浮き沈みの激しい世界で、たいしたもんです。

やはり、スタンダードであり、基本なんだと思います。
高齢者もよく知ってる味だから安心して買えるのでしょう。


そういや確かにガリガリ君もそうですね。

ガリガリ君はたまに冒険しすぎて空振りしたこともありましたが(笑)、そのチャレンジ精神は私は好きですよ。
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Unknown (捨丸)
2019-02-26 22:17:40
よくいくスーパーではチキンラーメンがいつも1〜2個しか残ってません。
これも朝ドラ「まんぷく」の影響なのでしょうか?

同じ朝ドラだったと思いますが、
安藤百福さん夫妻をモデルにしたと思しきキャラクターが登場する作品がありました。
いえ、主役ではなく傍のキャラクターだったのですが、
そのドラマでも麺を油で揚げるまでに苦労するエピソードがありました。
あ、「てるてる家族」だったけな…
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Unknown (だんぞう)
2019-02-26 22:50:52
随分在庫がないんですね。
それはやはり連ドラの影響が大きいのではないでしょうか。

過去に連ドラで、安藤さんがモデルの人物が出てきたことがあったとは、知りませんでした。

再放送すればいいのになあ、、、なんて思います。
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Unknown (捨丸)
2019-02-27 13:40:00
気になって調べてみましたが、作詞家のなかにし礼さん原作の、歌手で女優のいしだあゆみさんのご一家をモデルにした小説のドラマ化のようです。
そういえばなかにしさんの奥様がいしだあゆみさんの妹さんでしたね。

いしだあゆみさん役はSPEEDのメンバーの一人でした…上原ナントカさんて人。
いつもの朝ドラと違い、登場人物が歌い踊るシーンがあったような…
ミュージカルとまでは言いませんが、ちょっと変わった作りでした。

安藤百福さんと関わっていたのはいしだ家4姉妹の3女でした。上野樹里さんが演じてました。
家出して安藤さんちに居候し、大学に行ってカップラーメンを開発する…そんな役(笑)

まんぷくにも出てくるのかな?それともフィクションだったのでしょうか?

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Unknown (だんぞう)
2019-02-27 16:52:41
いしたあゆみさんの一家がモデルのドラマがあったとは、、。

波乱万丈な家族だったのかもですね。

上原ナントカ、、、上原たかこさんでは?
「たかこ」の漢字はわすれました(笑)。


いしだファミリーが安藤百福さん家族と関わりがあったとは、、、。

いやあ、知りませんでした。
事実なら、まんぷくにも出てくるかもですね。
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