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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

壊れやすそうなくらい、繊細な音楽家

2009年06月27日 | 音楽全般

曲作りをする人は、その人のキャラクター、性格が、その人が作る曲にちゃんと表れる。

中には、音楽を聴いてて、「この人(この曲を作った人)は相当繊細だろうな・・」と思うこともある。
時には、壊れやすいくらい繊細だろうな・・と思ったりもする。

かといえば、この人の作風は「おおらか」だな・・とか、この人は自分をコントロールできそうな人だな・・とか色んな印象がある。
中には「こんな、女性を泣かせるような歌詞を書き上げて~。出来上がった時に、ニヤリとしたんじゃないかな~。」とか、「あ、イメージチェンジしようとしてるな」とか、「難しそうな歌詞だけど、実はたいした意味はないんじゃないかな」とか。


邦楽では、「この人は、壊れそうなくらい、相当繊細だろうな」と思ったのはケメこと佐藤公彦だった。
逆に、拓郎とか泉谷、岡林などは、「おおらかでありながら、基本的には強そうだ」とも。
もちろん、強そうに見える人の曲も、よく聴けば繊細な部分はあるし、弱みみたいなのを感じることもある。
でも、ケメの比ではない気がした。
ケメは繊細過ぎて、壊れそうな危うさも感じてた。


洋楽では、「この人は、壊れそうなくらい、相当繊細だろうな」と思えた人の筆頭にブライアン・ウィルソン、マイク・オールドフィールドなどがいた。
曲・・特にサウンドを聴いてると、それは伝わってきた。
実際にブライアンは精神的にドツボな状態になった時期は長いし、マイクだって自らの意思で精神カウンセリングを受けにいったりしたようだ。
そのサウンドは緻密で、展開が複雑だったりする。
アバウトな性格の人だと、ああいう音楽性にはならないのではないか・・とか思ったり。

同じく天才肌のジョン・レノンやポール・マッカートニーの曲にも、繊細さはあるけど、ブライアンや初期のオールドフィールドみたいな「壊れそうな危うさ」は感じない。
作品に力強さを感じる。
ディランもそうだ。

何かをクリエイトする人は、どんな人も多かれ少なかれ・・たとえ豪快に見える人でも繊細さは持っていると思う。
ただ、「壊れそうな繊細さ」となると、通常の「繊細さ」とはまた別の種類の繊細さではないかと思えることがある。



音楽に限らず、「自己表現した作品」には、作者の人間性は確実に現れる。
その作品を味わえば味わうほど、伝わってくる。
その人の本質、生きて来た経験、感情、強さ、弱さ。

どんなインタビューなどよりも。どんな会見よりも。


して・・

こんな日記を書いてる自分はどうなのだろう。
アバウトだったりもするし、繊細と言われることもある。

はてさて・・・。


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