旭川ラーメン、ギリギリっ！

せっかく旭川に行ったのに、私はあわや旭川ラーメンを食べ損なうところだった。

旅のプランを検討するに、旭川ラーメンを食べる機会は３回しかなかった。
それ以外は大雪山の山奥に居たからネ。

旭川ラーメンを食べるチャンスは、以下の３回だった。
行きの旭川駅。
旭川に泊まる日の夜。
そして、旭川を飛び立つ時。
チャンスは、この３回だった。

行きの旭川駅では、電車で駅弁を食べることを選択したので、旭川ラーメンはおあずけ。
旭川に泊まる日の夕飯は、旭川ラーメンにしてもよかったのだが、旅の夕飯を外食ですます場合、私は居酒屋に入りたい。
だから、その日も旭川ラーメンはおあずけ。
で、最終日。旭川を飛び立つ日。
空港にラーメン屋があるはずなので、そこで食べようと思った。ギリギリだ。
空港のラーメン屋なんて・・・と少々タカをくくっていたが、意外に（？）美味しいという噂も耳にしていた。

・・・ところが、皆考えることは同じようで、空港の飲食店コーナーでは、このラーメン屋だけが混み合っていて、店の外まで人が並んでいた。
どうしようか・・と思った。
飛行機の時間まで間がない。
とりあえずダメ元で並んでみた。なかなか自分の番がこない。
でも、旭川ラーメンを食べる機会は、もうここしかない。

やっとのことで店内に案内されると、もう私の乗る飛行機のアナウンスが流れている。
ラーメンを頼んだのだが、私がオーダーしたのは手のこんだラーメンらしく、中々来ない。
焦る。

時計を見ながらヒヤヒヤしてたら、やっとラーメンが運ばれてきた。

私がオーダーしたのは、「大雪醤油ラーメン（だったかなあ）」というラーメン。普通のラーメンより、ちと高い。
この写真がそうだ。
どう？面白いラーメンでしょ？

一瞬、「カキアゲそば」に見えるかもしれないが（？）、なんの＆なんの、れっきとしたラーメンなのだ。
しかも、なんと、ツボに入っているラーメンなのだ。
で、焼きノリには文字が入っている。食べるのが惜しいくらいだ。

具が豪華で、焼きノリ、角煮（??）、卵（ゆで卵ではない）、モヤシ、おこげ（！）、・・その他、盛りだくさん。
特に、麺の上に乗せてある「おこげ（？）」は、ポイント高し。見た目的にも、ボリューム的にも。

本当は旭川の街でラーメン専門店に入ってみたかったが、せっかく旭川に来たのに旭川ラーメンを食べずじまいになるよりは、ここ空港でかろうじて旭川ラーメンを食べられたのだから、それだけでも今回はよしとすることにした。

空港のラーメン屋のラーメンなんて・・と侮ることなかれ。
中々どうして、美味しかったです。